ツーリング写真の魅せ方シリーズ☆第1回<露出で魅せる>

究極のツーリング写真 tourig-photography.com 読者の皆さま、当ブログは「ツーリング写真」という新たな写真カテゴリーを世に認知させるために活動しているバイク写真専門ブログでございます。

間もなくサイト開設から3年になりますが、ここで初心に帰ってバイク写真、ツーリング写真の魅せ方シリーズと題して様々ある写真の表現手法について、作例をもとに解説してみたいと思います。




今回は第一弾で「露出で魅せる」でございます。

EOS6D Mark2 + EF35mmF2L IS

ビギナーの方も多くいらっしゃると思うので初歩的なことから書いてみます。写真における露出とは簡単に言ってしまえば出来上がる写真の明るさを意味します。カメラの中は真っ暗な箱になっていて通常時は外部の光は遮断されています。それがシャッターを切った瞬間だけレンズを通してセンサー(またはフィルム)に露光する仕組みになっています。

レンズから取り入れた外の光がたくさん入れば明るい写真、少しであれば暗い写真です。その光量の調整は主に2つの手段があって1つは絞り、2つ目はシャッター速度です。それぞれの役割はまた別の機会に解説しますが、両者は撮影者がカメラを向けているその風景に在る限られた光量をシェアし合う仲です。

ここでワンポイント。露出を決めるにはどうしたら良いでしょうか?ひとつはカメラにお任せすること。2つ目は撮影者が決める。3つ目はカメラが決めた露出に対して撮影者が補正する、この3つがあります。

正しい露出を得ることを「適正露出」などと呼びますが適正露出とは例えば証明写真や図鑑などに使用する事実を記録する写真によく使われる用語です。ここでは事実は必ずしも再現しなくても良いARTと理解して適正露出とは自分の脳内で描いたイメージ写真の明るさの再現とひとまず理解しましょう。




そうと決まれば大事なのは「こんな風に撮りたいぞ」と事前に脳内に描くイメージ写真を想像することです。ここでぜひ覚えていただきたいのが実際の明るさをそのまま再現する必要は必ずしもないという事です。上の作例では紫陽花の花の魅力を際立たせるために実際の様子よりは暗めの露出設定をしています。紫陽花の魅力をが伝わるにはどのような露出にするか?緑の部分にハイライト(光が当たっている部分)が存在していたので、その部分が白くとんだりしないよう光の様子を表現するにはどうしたら良いだろう?そんな想いでこのような露出を選んでいます。

もちろんこの場合、AE(カメラにお任せした露出)ではこのような明るさにはなりません。AEは画面全体を平均的に(その他にも局所的など設定変更はできますが)測光した結果、一般的に写真の明るさとはこうでしょ!という数値を出すだけです。撮影者がこう撮りたい!という願望を叶える機能ではないのですね。

イメージなくしてこのような写真は生まれないと思います。くどいようですが事前に作るイメージで先に露出(撮りたい写真の明るさ)を決めてしまうこと。見せたくない部分があればそれはシャドウに包み、主題が最も魅力的に見える明るさを求めること。あるいは逆にハイキー(意図的に明るく撮った写真)に飛ばして抽象的な表現をしたりと被写体や自分のイメージに合わせて出来上がる写真の明るさを事前に想像してみましょう。

このように撮影者の意図に合わせて表現する手段のひとつが「露出で魅せる」やり方です。実際の様子(明るさ)を再現することは間違いではありませんが、それに縛られていてはARTは成立しないと思います。

魅せ方シリーズ、まだまだ続きます!!!




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