超ワイドレンズで魅せる☆ツーリング写真(その2)

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回の投稿で超広角レンズを使ったツーリング写真について解説してみましたが如何でしたでしょうか。

超広角レンズと言うと目の前の景色の何もかもを小さくトバしてしまい、強烈なレンズ歪みが発生したり、少しでもカメラアングルを下げると自分の影が写ってしまったりと何かと難しい印象ですが、ツボを押さえてしまえば使えるレンズであることはご理解いただけたと思います。

今回は前回の超広角レンズの解説の補足として強烈なレンズ歪みの対処について書いてみたいと思います。

こちらの作例をご覧ください。SIGMA12-24㎜F4.5-5.6DGで撮影したサンプルです。超広角レンズとは特に画面の四隅に樽型(レンズによっては糸巻き型)の歪みが発生するものです。この歪みが強く出てしまう部分にバイクなどの人工物を入れてしまうと、バイクの造形が歪んでしまい場合によっては許容しがたい写真になってしまいます。




前回のビーナスライン白樺林の作例ではバイクを画面内で小さく構図することで歪みの問題を解決させました。今回の写真はそれほどバイクを小さく写したくないケースですので、その場合の対処方法を書いてみたいと思います。

まず上の写真ですがR1200GS-ADVENTUREが上下に間延びしたように歪んでいるのがお分かり頂けると思います。本来、タイヤは正円のはずですが上下に長い楕円になっていますね。このように広角レンズの歪みがバイクに影響してしまうと、特に縦方向に延びた場合にバイクがカッコ悪くなってしまいます。

この場合は縦構図なので上下方向に歪みましたが横構図でこの位置にバイクを置くと左右方向に間延びしたようになります。ちなみにライダーを置く場合は縦構図でこの位置に立つと足が長くスリムに見え横構図でこの位置に立てば足が短く太って見えます。

はい、こんな感じで対処してみました。地面の砂利にぐっと寄って遠近感を出しバイクは画面の中央に寄せてみました。R1200GS-ADVENTUREの歪み具合がぜんぜん違うのがお分かり頂けると思います。




ちょっとしたアングル、ポジションの違いが写真になると激変するのは広角でも望遠でも一緒です。大切なことは「少しでも大きく変わる」ことを意識して試行錯誤することです。この場合、アングルが変わったことで当初、画面の左下にあったレンズゴーストも消すことができました。

バイクだけを見るとちょっと露出がアンダーかな…という気もしますが空のハイライトが飛ばないように意識した結果です。ちなみに撮影場所は志賀草津道路の長野側にあるスキー場で撮りました。標高の高い高原に行くと空が美しいですよね。

今回はこの辺で!!




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