バイクを缶スプレーで上手にオールペイントする方法☆バイクを全塗装

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回まででバイクのカウル、外装を缶スプレーで自家塗装する方法について下地処理などを解説してきました。今回はその続きでいよいよ本塗りでございます。

前回の投稿 バイクのカウルを缶スプレーで塗装する方法 下地処理編

自家塗装する場合に最も悩ましいのは作業場所かもしれませんね。プラサフの時と違って本塗りは塗料の粒子が広範囲に舞うので室内だと部屋中が汚れます。かといって屋外だと風で埃が飛んできたり湿度や温度が一定でなかったりと条件が悪いです。それにそもそも家の近所で塗装作業して良さそうな場所なんて無いですよね。

今回は職場の使用していない古い倉庫を間借りしてコンパネ板やブルーシートで覆って簡易的な塗装ブースを作ってみました。これは前日くらいに作っておきます。塗装する直前にこのような作業をすると空間に埃が舞ってしまいますので。




まずはプラサフの時と同様に約40℃のお湯をバケツに入れてスプレー缶を温めます。作業後半にぬるくなってしまうので追加用のお湯もポットに用意しておきましょう。キャップに油性ペンで番号を書いたのはスプレー缶をローテーションで使用するからです。スプレー缶はある程度、連続して使用すると内部のガスが気化することで冷えてしまいます。冷える前に次の暖かい缶へバトンタッチさせてローテーションで使うのです。

せっかく中性洗剤で洗って脱脂したので手でベタベタ触らないように丁寧に扱います。表面のホコリなどはフロンダスターなどでシューっと軽く吹いて飛ばします。あまり激しくシューシューやると周辺の埃が舞ってしまうのでご注意を。

では塗装開始。缶スプレーを30回程度振ってカラカラ音が軽快に聞こえてきたらOKです。まず一発目はいきなりモノに吹くのではなく、新聞紙の上などに試し吹きして安定してシューっと出ることを確認します。




今回、4本の缶スプレーを全て使って4度塗りしたのですが、最初の1回目の吹き付けは超薄く、さらっとで大丈夫です。プラサフの時も書きましたがモノと缶スプレーの距離を約25cmに一定に保ち、タンクくらいの大きさであれば端から端まで1.5秒~2秒くらいのスピードで吹きます。モノの上でスプレー缶を折り返すのではなく、外側で折り返します。モノの上でスプレー缶を折り返したり止めたりしない。

一回目はこんなものです。本当に薄くさらっと吹くだけ。これによって次の塗装の食いつきを良くさせるのです。10分程度、乾かしたら2回目の吹き付けを行います。

2回目を塗ったらまた10分乾燥。3回目以降は少しずつ缶スプレーを動かす速さを遅くしていきます。先ほどのタンクであれば1.5~2秒くらい…を2~2.5秒くらいのスピードまで落とし、缶スプレーとモノの距離も25cmだったのを20cmまで近づけてみましょう。

缶スプレーは冷えたらお湯に戻して暖かいスプレーに交換、このローテーションを忘れず、缶スプレー内の残量も気にしながらよく振って作業してください。

タレを恐れて慎重にやりすぎるといつまでもザラザラで光沢が出てきません。本塗りは光沢が出ていなくても最終的にクリアーを吹くので良いのですが、この写真のような感じだとザラザラ過ぎです。

4度目のスプレーの時は思い切って厚塗りしたところ、ご覧のように綺麗な光沢が出てきました。4度目くらいになったら塗り残し、塗りが甘い部分(特に下側などの目立たない場所など)がないかよくチェックしましょう。




缶スプレーで塗装する時の注意点はとにかくスプレーの噴射を一定に保つよう細心の注意を払うことです。安定してプシューーーーーーーーーーとした状態で吹き付ける。缶スプレーが冷えてきたり、ガスの残量が減ってきたりするとプシュッ…シュシュシューープシュップシュッーーと不安定になります。そうなると美しく塗れません。

少々勿体ないのですが缶スプレーがカラになるまで使用せず残量が10~20%残すような感じで使いましょう。一度使用してから時間を置いてしまったスプレー缶はノズル先に塗料の塊があったりするので、必ず使用直前に新聞などに試し吹きをしましょう。

   ~缶スプレー塗装のポイント~

・40℃のお湯でよく温める、冷える前にローテーションで缶スプレーを交換。

・缶スプレーをよく振ってモノと一定の距離を保ち、一定のスピードで塗る

・3~5回(色による)重ね塗りする。重ね塗りの間隔は約10分。

・1回目は薄く、徐々に厚塗りする。

・あせらない

また長くなってしまったのでクリアーと最終仕上げはまた次回に解説します!

つづく!

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