バイクのカウルを缶スプレーで綺麗に塗装する方法☆バイクを缶スプレーでペイント

究極のツーリング写真 touring-photography.cpm 読者の皆さま、コロナ渦の中、蒸し暑い毎日ですがご体調は崩されていませんでしょうか?最近、バイクに乗っていると暑いのにマスクをして走っているライダーを見かけます。何か理由があってしているのなら良いですが、バイクを運転中はマスクをしなくても良いと思いますよ。それより熱中症が心配です。

さて、前回の投稿でBMW R1200GSは塗装されている外装点数が少なく、全塗装は意外と手軽ですよ、というお話をしました。私の2008’R1200GSはスズキイグニスのブルーに塗装してあります。今回、R1200GS-ADVENTUREの方を純正のアルピンホワイトからイメチェンして色替えすることにしました。

現在の私のR1200GS-ADVENTURE 車体色はアルピンホワイト×サンドローバー

しかし板金屋さんや塗装専門店にお願いすると良い費用が発生します。そこで思い切ってR1200GS-ADVENTUREを缶スプレーで全塗装することにしました。今回はバイクのカウル、外装を綺麗に缶スプレーで塗装する手順について書いてみたいと思います。

まず最初に入手した外装パーツです。いま車体に装着されている外装は純正色なので中古車で売る時などを考えて塗装せずに保管しておきましょう。今回はヤフオクで小キズの入っている中古外装を入手してみました。クチバシとタンクカバー、両方合わせても2万円くらいで入手できました。

まずは純正ステッカーを剥がし、金具類なども外してしまいます。




バイク外装を缶スプレーで全塗装するのに大事なモノその1。ウレタンクリアコートです。艶を出すための塗装後のクリアーですが2液ウレタンのクリアーをかけてあげることで、ガソリンをこぼしてしまっても簡単には塗装にダメージを与えません。缶スプレーで塗装する場合、これを必ず使うのがポイントです。1本で2500~3000円と高いですがここは妥協できません。今回、R1200GSの外装2点でホルツのウレタンコートを2本使用しました。

次に下地を作る耐水ペーパー。320番、600番、1000番、1500番、2000番。大型ホームセンターで1枚で100円もしません。それと耐水ペーパーをかける時に使う硬質スポンジブロック。

塗装したい色の缶スプレー。今回はホルツの260ml缶を4本購入しました。本当はR1200GSアドベンチャーの外装2点だけあれば2本くらいで足りるのかもしれませんが、缶スプレーは残量が減ってくると噴射力が不安定になり、それが塗装ムラなどの失敗の原因になります。少々勿体ない気もしますが残量20%くらい残すような使い方をしますので多めに用意しました。画像の物は特注色の価格なので通常の物より高いです。

ちなみに色はルノーカングーのタンタシオンヴィオレという紫のソリッドをチョイスしました。私の愛車(クルマ)ルノーカングー アクティフペイザージュはヴェールメールという限定の緑なのですが、この車と同時に発売されていた紫色なのです。バイクを缶スプレーで紫に塗っちゃうなんて田舎の暴走族みたいですね。

ルノーの限定車の色はオシャレなのでチェックしてみてください

板金塗装屋さんに塗装をお願いすると塗料の配合だけでかなりの手間なので、ここにコストがかかるのですがホルツのMINIMIXなら9500色以上の配合が容易に可能だそうです。欲しい色はカラー番号(今回の色ならB74)で指定すれば簡単に入手できるのですね。

その他、下地に使うプラサフを2本、細目コンパウント、極細コンパウンド、マスキングテープ、作業に必要な新聞紙、段ボール、お湯を入れるバケツなどを用意します。

まずは今回用意した耐水ペーパーの中で最も目の粗い320番を使って足付けと呼ばれる作業です。古い塗装の表面やワックスなどを削り、ザラザラを作ることで塗装の食いつきを良くします。このペーパーかけは空研ぎ(水を使わない)で良いと思います。じっくり手間をかけて作業してください。




R1200GSの場合、ローアングルで写真を撮りたい時などにクチバシの裏側が見えてしまいます。元色が残っているとカッコ悪いので今回は艶消しブラックを軽くかけておきました。

軽く水で洗って乾かした後、手で触ってツルツルな場所が残っていないかよくチェックしましょう。ペーパーかけの甘い場所があったらやり直してください。くどいようですがとにかく手間をかけるのが大事です。

足付けのペーパーかけは完璧だな!と思ったら中性洗剤で洗って脱脂し乾燥させます。

カウルはABS樹脂なので写真の物ではなくバンパー用プラサフがお勧め

次にプラサフを吹き付けますがここでワンポイント!缶スプレーを吹くときは噴射力を安定させる目的で約40℃(お風呂くらい)のお湯に入れて缶スプレーを温めておきます。

プラサフは塗装したい色が薄い色の場合は特に重要です。塗料の隠蔽力というのですが薄い色は下地が透けて見えてしまうのですね。隠蔽力の弱い色は白、黄色、赤などです。この場合、プラサフはグレーではなくホワイトを選んで元色が見えなくなるまでしっかり吹き付けてください。

スプレーする時はこのように箱などで台を用意して、モノを浮かせると塗りやすいです。埃の立たない室内が理想的ですが換気をお忘れなく。

プラサフは少々垂れても問題ありません。後でその部分をペーパーで削ればOKです。しかし本塗りの練習も兼ねて丁寧に塗ってみましょう。スプレー缶は例えばタンクくらいの大きさだったら端から端まで1.5~2秒くらいで通過させるよう缶を振ります。スプレー缶を折り返しさせる時はモノの外側で折り返すこと。スプレーをモノの上で止めないこと。

重要なポイントはスプレー缶とモノの距離で約25cmの一定距離を保って吹き付けます。近すぎるとタレてしまいますし遠すぎるとザラザラになって光沢が出ません。距離が一定でないとムラになります。

プラサフの場合は3度塗りくらいで良いと思います。1度目は超薄く、2度目、3度目と回を重ねるごとに少しづつ厚く塗っていきます。3度目くらいは先ほどの1.5~2秒くらいで通過させていたスピードを2~2.5秒くらいへと遅くしてみましょう。




プラサフをよく乾かしたら垂れてしまった場所やザラザラしている部分を800番、それ以外の部分は1000番でゴシゴシやらず軽くかけます。仕上げに1500番の耐水ペーパーをかけます。角になっている部分は強く削れやすいので気を付けてください。

プラサフ後のペーパーかけが終わったら中性洗剤で脱脂洗浄します。塗装面に油分が残っているとはじいて綺麗に塗装できません。

よく乾燥させます。今回、クチバシの方は作業性を良くするために付け根の方を木材で固定しました。こういった細かい配慮、手間が成功の秘訣と言えるかもしれませんね。

すいません…長くなったので次回の投稿に続きます。次回は缶スプレーで外装を本塗りしていきます。

つづく!

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