R1200GSは手軽にオールペイントできるバイク

Pocket

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は久しぶりにツーリング写真の話題ではなくR1200GSのことについて書いてみたいと思います。

以前も当ブログで少し触れたことがありますが私の愛車2008’R1200GSは新車時はチタニウムシルバーメタリックという銀でしたがオールペイントで色変えをしております。

EOS6D Mark2

現在ではこんな感じで少し薄いブルーメタリックにしております。これはスズキのイグニスに使われている色ですが、自分で外装を外してペイント専門店でお願いしたものです。




オールペイントといってもR1200GSの場合、色が塗られている部分はこれで全てです。クチバシと呼ばれるハイフェンダー、タンクカバー中央、タンクカバーの左右で全4ピースです。もしR1200GS-ADVENTUREであればタンクカバーの左右は塗装ではなくアルミ地なのでたった2ピースとなります。

フルカウルのオートバイを塗装することを考えれば結構お手軽と言えそうですね。

問題は2つ。ペイントしてしまうとオリジナル状態を失うので中古車として売却したいときにマイナス査定になること。かといって別途、ディーラーで純正部品を取り寄せるとバカ高いこと。この2点です。

しかし中古部品に注目してヤフオクやフリマアプリをチェックすれば、稀に格安の中古品が出てきます。色はどうせ塗るので何色でも良いですし、削れや割れが無ければ少々のキズは問題ありません。気長にチェックして揃えてみましょう。

塗りたい色の決め方ですが、バイクに使われている純正色には多くの場合でカラーナンバーが存在しません。なので4輪のカラーナンバーで塗装屋さんに指定してあげましょう。そうすれば「イメージと違った」という間違いはありませんし、後で補修したい場合でもタッチアップペンが入手できるので楽です。街中で行き交う車や新車情報などをチェックして、どんな色にしたいかじっくり検討してみましょう。

これはペイント専門店でお願いしたときに、お店から送られてきた塗装の様子です。塗装ブース内で綺麗にエアガンで塗ってもらっています。

やはりプロの仕事は美しいですね。実はこのショップ、愛知県にある某オールペイント専門店なのですが、通常は板金屋さんに依頼するとR1200GSの場合は7~8万円の費用がかかりますが、このショップだと4万円でやってくれました。




R1200GSの場合、外装の着脱は比較的簡単です。必要な工具もトルクスT25だけあればOKです。トルクスT25は車載工具にも入っていますよ。

ちなみに上の写真にあるオリーブグリーンの外装ですが、これもかつてペイントしてもらった色です。この時はダイハツの初代ネイキッドの色にしてもらいました。

私がR1200GSをオリーブグリーンに塗装した後、数年くらいしてBMWからF800GSでほぼ同じような色が発売されました。そしてイグニスのブルーに塗装したら、その半年後くらいに現行R1200GSに、やはりほぼ同じ色が登場。どうやらBMWは私の塗装する色を真似しているのかもしれません…

ここ1年くらいかけてR1200GS-ADVENTUREの中古外装も入手してみました。私の後期型R1200GS-ADVENTUREはアルピンホワイト×サンドローバーというサファリルックな色です。とても気に入っていたのですが、もう購入して6年経ちますのでそろそろイメチェンです。

ちなみにR1200GSとR1200GS-ADVENTUREではタンクカバーの外装は全く別のものです。クチバシは同じですがアンダースクリーンを固定するボルト穴がR1200GS用には開いていません。

タンクカバーは中期型のマグネシウムメタリックマット、クチバシはチタニウムメタリックです。どちらも小傷があるので格安で入手できました。

しかし、今回入手したクチバシはR1200GS用でアンダースクリーンの穴が開いていません。まずはこの穴あけ作業からですが、今車両に装着しているアルピンホワイトのクチバシから穴の位置を確認します。

クチバシ自体に固定されているのではなく、その下のフレームに留まっているようですね。正確に位置を把握するため型紙作戦でいきましょう。

アルピンホワイトの方から取った型紙を貼り付けて位置合わせをします。

ポンチをライターで熱して穴のセンターを決めドリルで貫通させます。




さあ、準備ができましたので愛知のショップに連絡して発送です…と、ここで問題発生。いつもお世話になっていた塗装ショップが何と廃業されていました。

4万円でプロの塗装クオリティが手に入るのであれば喜んでまたお願いしたかったのですが、通常の板金塗装店にお願いしたら恐らく7~8万円。困りました…

悩んだ挙句、今回は思い切って缶スプレーを使った自家塗装に挑戦することにしました。

えぇ~BMWを缶スプレーで全塗装するのか?!!

いや、たぶん大丈夫です。塗装は手間と時間をかけて慎重にやればプロにはかないませんが綺麗に塗る事は可能です。プロにお願いした場合の費用内訳は主に下地処理などの手間、塗料配合の手間、塗装ブースやエアブラシなどの設備、技術料などです。下地処理はサンドペーパーでこするだけ、配合は缶スプレーならそもそも不要、エアブラシの吹き付け力は缶スプレーの比ではありませんが、これについては裏技があります。

という事で、次回は空冷R1200GS-ADVENTUREを缶スプレーで全塗装する行程をご紹介したいと思います。

今回はこの辺で!!