ライダーの選ぶべきカメラ☆タイプ別 厳選7種

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は久しぶりにバイク写真、ツーリング写真に適したカメラの選び方について書いてみたいと思います。

よく写真界の権威のような方が「カメラなんて何でもよい」といったことを書かれているのを見かけます。確かにいい写真を撮るのは「人」であり、最新のカメラや高級なレンズなどは必ずしも必要とは言えません。にも拘わらず多くの人の関心の対象は最新のカメラやレンズなのは今も昔もあまり変わりませんね。

「カメラなんて何でもよい」はカメラにこだわり過ぎている「カメラユーザー」に関心の対象を写真という芸術に導くのに分かりやす言葉だと思います。しかし私は「何でもよい」はちょっと言い過ぎではないかな…と感じます。

例えば15~20年前に売れに売れたデジカメ黎明期の普及モデルを今でも愛用している、という方はそろそろ買い替えた方が良いと思います。

今回はこの投稿を何年後に見ても良いようになるべく具体的な機種は書かずに大まかにカメラの特徴、機能でご紹介してみたいと思います。

1.ツーリングの記録、愛車写真がメインの人

ツーリングに行ったらここだ!と思った場所でスナップ的にパチリと撮る。あるいはお気に入りの愛車と記念写真。こんな感じでライトに使う人には気軽に使えるコンデジも良いですが、最近では何といってもスマホのカメラ機能が良くなっているのでスマホがお勧めです。

最近の機種は深度のコントロール(光学的ではないようですが)や夜景の撮影なんかも耐えられる性能で進化しています。新しいモデルであるほどカメラ機能は充実しているようですので冒頭の話と少々矛盾しますがスマホ一本でいく人はなるべく新しい機種が良いと思います。

スマホで写真をやる最大の強みは何といってもいつでも必ず持ち歩いていること。これに尽きます!何十年も前から写真界で有名なコダック社 【よい写真を撮るための10のヒント】というのがあるのですが、その1番目に「いつでもカメラを持ち歩く」とうのがあります。いつも持ち歩いているという意味でスマホは最強です。

逆にスマホでは出来ない事、苦手なことは太陽が画面内に入るような逆光、夜景や星空などの暗いシーン、望遠の画角、ピント位置や被写界深度を精度よくコントロールすること…などが挙げられます。

ツーリング先で気軽に愛車とパチリと撮りたい人は荷物にもならない、その場でSNSにアップできるスマホがいいですね。




2.ツーリング風景をSNSでカッコよくアップしたい人

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

ツーリング先で出会った風景、感動した被写体と愛車を合わせて撮りたい人。ツーリング写真を撮りたい人はマニュアル露出機能のあるコンデジ中級機がお勧めです。価格5万円前後のニコンならCOOL PIXシリーズ、キャノンPowerShot、SONY RX100シリーズなどです。

ミニ三脚と一緒にボディーバッグに入れてツーリングに行ってみましょう。バイクはローアングルで撮るとカッコいいので、ファインダーが覗けないほど低くするときに重宝するバリアングルモニター(またはチルトモニター)搭載モデルがお勧めです。

絞り優先モードで積極的に露出補正を使いこなしてカッコいい写真を撮りましょう。

3.バイク写真だけでなく他の様々な用途にも使いたい人

ツーリング先でブログ用の記念写真や美しいツーリング写真を撮るだけに限らず、お子さんやペットの写真、お花や鉄道など様々な写真を1台のカメラで撮りたい人はデジタル一眼レフカメラがお勧めです。

一眼レフはレンズを交換することで様々なシーンに対応します。コンデジに比べてAF追従性能や連写性能も優れているので運動会やスポーツシーンでもシャッターチャンスをものにできます。

揃えるべきレンズは広角側はズームレンズ、標準の50mmは解放の明るい単焦点レンズ、望遠レンズは予算に応じてズームレンズをチョイスすると良いと思います。

SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

4.画質優先、納得の「いい写真」をツーリングで撮りたい人

車種がSSの人や林道走行をする人は持っていける荷物に限りがあると思います。そんな方はコンデジの上位機種(APS-Cセンサー搭載など)がお勧めです。定価10万円前後くらいで大型センサーを搭載したコンデジが各社から売られていると思います。

ある程度の荷物が持っていける人はレンズが交換できる一眼レフまたはミラーレス一眼がお勧めです。標準ズームレンズに加えてもう1本、お気に入りの画角用に開放の明るいレンズを加えてみましょう。

三脚はアルミ製かカーボン製のトラベラー三脚がお勧めです。

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG




5.荷物が増えてでも「作品」と呼べる1枚を撮りたい人

この辺から本格的に写真をやる人の領域です。例えば蛍が飛び交う夜の森でバイク写真を撮りたい、燃えるような夕陽を背景にツーリングのワンシーンを切り取る、夜空に輝く天の川銀河とバイク、といった具合に普通の人では技術面でも労力面でも届かないような写真を撮る人、またはそれを目指したい人は35mmフルサイズセンサーを搭載した一眼レフがお勧めです。

EOS6D mark + SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG  F5 30SEC ISO3200

一眼レフは現在では従来の光学ファインダー搭載からミラーレスEVFファインダーへと切り替わりつつあります。これから揃える人はミラーレスを選ばれる人が多いかもしれませんが、バイク写真をやる上では両者に大きな違いはでません。むしろキャンプツーリングで旅をされる方にとって、バッテリーの持続が悪いミラーレスは不便と言えます(キャンプでの長旅では充電の問題は悩ましいですからね)。

三脚はカメラボディ+レンズの重量に対応したものを用意する必要があります。その大きな三脚をバイクにどう積載するかは悩ましい問題です。私の場合は こちら でご紹介しております。

6.ツーリング写真で写真をレベルアップしたい人

レベルアップしたい人に強くお勧めしたいのは画角が単焦点であることです。ズーム機能を使わないで写真をやっていると画角の感覚が養えますし、構図を作るための足もよく動くようになります。

一眼レフであれば24mm、35mm、50mm、85mm、135mm、200mmあたりからお好み(または得意な)画角から2、3本選んでみましょう。ちなみに私の場合は35mmが大好きです。

EOS6D mark2 + EF35mmF2 IS

単焦点レンズは描写が優れているだけでなく、構造が単純なので内部にチリが混入しにくく、レンズ構成もシンプルなので軽量なものが多いです

得意な画角はどんどん磨いて個性的な写真が撮れるよう進化しましょう。

7.荷物は最小限、でもスマホでは不満な人

一眼レフカメラに交換用レンズを何本も…または重い望遠ズームレンズとか…いい写真が撮れるのは分かるけど、そんな荷物はとても持って行けない。そんな人はミラーレス一眼レフにレンズ一本でいってみましょう。FUJIのXシリーズや予算のある人はSONY α7シリーズ、キャノンEOS5DやEOS6Dなどに好きな(得意な)画角をカバーしたレンズ一本です。選ぶ一本は当然ですが軽量コンパクトなものを選びます。お勧めは通称パンケーキレンズと呼ばれる薄型の単焦点レンズです。

またはAPS-Cやフルサイズセンサーを搭載した高級コンデジもお勧めです。やはり高価なモデルは光学系も優秀なので逆光時に不自然なフレアやゴーストも抑えられていますし、収差と呼ばれる現象も少ないです。

この場合もミニ三脚や軽量なトラベラー三脚で対応できるのが大きなメリットですね。

いかがでしたか?あまり具体的な機種名を書かずに解説してみましたが、カメラ選びはバイク選びと同じで、自分が欲しい!と直観的に感じたものを買うのが正解というのもあります。気に入って買ったカメラであれば少々荷物でも臆せず持っていける意欲が沸いてくると思います。




あまりネットの情報などに振り回されず、シンプルに自分が気に入ったカメラや持ってみて手にしっくりくるカメラが正解だったりします。

大型の量販店に行くと実機を手に取って見ることができます。重量やサイズ感を確認できるのでぜひ一度、実物に触れて検討してみてください。シャープなラインがカッコイイと思たけど触れてみたら肌触りが痛いとか、写真ではイマイチだったけど実物はカッコよかった!なんてこともあります。

それと走行シーンを撮りたい人は一眼レフに200mmくらいの望遠レンズが良いと思います。シャッター速度優先モードで流し撮りを決めましょう!

ちなみに私は20年ちかくキャノンの一眼レフユーザーでして、現在ではEOS6D Mark2とRICOH GRを愛用しています。EOS6D Mark2を選んでいる理由は光学ファインダーを搭載した一眼レフが好きなこと、ハイ&ローアングルが多いのでバリアングルモニターが欲しいこと、の2つが理由です。フルサイズセンサーの光学ファインダー一眼レフでバリアングルモニターっていうのはEOS6D Mark2くらいなんです。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

では、今回はこの辺で!!

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