憧れのツーリング風景

EOS6D mark2 + EF70-200mmF2.8L




旅は予定調和であってはならない・・・それは写真も同じ。

分かってはいるのですが出かける前にある程度は下調べして行きたい場所に目星をつけてしまうものです。

本当でしたら風のむくまま、気の向くままに旅をして出会いと発見を楽しむべきなのでしょうけど。

そもそも私の場合「旅」なんて呼んでいるけど普通のツーリングと何ら変わりはありません。日帰りで100km走ってくるだけでも「旅」と勝手に呼んでいます。

近い場所でも行ったことのある場所でも旅だと思って出かければ旅です。




地元のよく知った道でも「こんな所に路地が…」と思って行ってみれば発見があるし、逆にどんなに遠いところへ行っても旅を意識せず出かければ何の発見もありません。

「旅」とは精神状態のことで実際の内容がどうこうではないと思います。

だからこそ予定調和であってはならず、予定調和にしたくてもならない。何があるか分からないから旅先での奇跡をいつでもキャッチできる受け皿を持っておくことが大切だと思います。

きっと素晴らしい出会いが待っている、きっと奇跡のような風景が見れるであろう…このように期待を持って旅にいどむのは旅人として当然だと思います。本当にその通りに行くかは別として、期待を膨らませることは私もやります。ただ過度に期待を膨らませると悪天候や想定外なことに翻弄されますが。




憧れの1枚という理想の写真も同様です。心の中には「いつかこんな写真を撮ってみたい」という憧れの写真がいくつかあるけど、恐らくそれらと完全に合致するシーンには出会うことはないでしょう。

それでも憧れの写真を胸に抱くことは大切だと思います。憧れの写真を胸に抱いているからこそ受け皿をいつも持っている訳で、その受け皿は別の奇跡をキャッチするときに必ず役に立つからです。

旅も写真も予定調和であってはならないけど・・・

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