南房総【この道30年】がお勧めする南房総ツーリング(中編)

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回より南房総のツーリング情報を書いております。今回はその続きでございます。

前回の投稿はこちら

~走りを楽しむ峠道~

EOS6 mark2 + EF70-200mmF2.8L IS もみじロード

とにかく高い山が無い千葉県。房総人として認めたくありませんが他県と比較してしまえば走りを楽しめる峠道は残念すぎるほど少ないです。志賀草津道路、ビーナスライン、磐梯吾妻スカイライン、伊豆スカイラインなどの有名どころには足元にも及ばないです。房総スカイラインというソレっぽい名前の道がありますがコーナーも景観もパッとしません。

そんな中でも「やっぱりツーリング先でワインディングを楽しみたい」という人にお勧めするのは鴨川市から久留里方面へ抜ける養老清澄ライン、国道465号から長狭街道までに繋がる志駒の県道182号もみじロード、そのすぐ西側にある戸面原ダムの県道88号、ワインディングと呼び難いですが流していて気持ちいい道は白浜へ抜ける安房グリーンライン。そのくらいでしょうか。

中でも人気なのが県道182号もみじロードですが休日は多くのライダーが集まって走りを楽しんでいます。しかし、ここは一般車も多く速度の乗るレイアウトです。事故になるファクターが所々に隠されていてとにかく危険。実際に事故も多くて問題になっているようです。くれぐれも安全運転で楽しんでください。




~房総のキャンプ場~

実は千葉には良いキャンプ場は多くありません。バイクキャンプツーリングとしてお勧めできるキャンプ場は数える程度で、あとはファミリー向けのオートキャンプ場ばかり。おすすめは袖ヶ浦市の森のまきば、千倉町のオレンジ村、館山市のお台場海浜庭園、あとは穴場的なキャンプ場が数か所。上の写真は君津市のホウリーウッズ久留里ですが現在では料金が値上げされてしまい、ちょっと高すぎてお勧めできません。

私のような旅人的な感覚だと、どうしても北海道にあるような無料や300円といったキャンプ場が基準になってしまうため「千葉にはライダー向けの良いキャンプ場が少ないなぁ」と常々感じております。せめて一か所でいいから公営の質素なキャンプ場が欲しいですね。

ライダーハウスもほとんど存在しません。代表的なのは鴨川市のライダーハウス「ぱゆ」さん、あとは老舗で「パパさんち」があったはずですが現在でも営業しているか不明です。

~南房総のグルメ~

南房総に来たらやはり海鮮がお勧めです。前回の投稿でご紹介した保田漁協の「ばんや」はメジャースポットですが、知る人ぞ知る食事処として館山市布良(めら)の相浜亭がお勧めです。天気のいい日はテラス席で海鮮丼や刺身定食をいただきましょう。

郷土料理はアジのなめろう、サンガ焼き、太巻き寿司などでこれらは道の駅などのテイクアウトでよく売っています。ベンチや東屋のある海岸で食べると気持ちいいですよ。

サンガ焼き寿司。道の駅「富楽里とみやま」で売っています。

それと外房の勝浦市はキンメ漁で有名な場所です。勝浦朝一や勝浦漁協の近くでいただけるキンメ料理は超お勧めです。

勝浦港 市場食堂 勝喰(かっくらう)




ラーメンが好きな人も多いと思います。私も大好きです。千葉のラーメンと言えば勝浦担々麺、竹岡式ラーメン(富津市)、アリランラーメン(茂原市)が千葉三大ラーメンとして知られています。ラーメン激戦区と呼ばれる地域は松戸市や市川市に多く、それはツーリングルートではないのでここではご紹介しません。竹岡式ラーメンは富津市にある「梅乃屋」が代表的です。分厚いチャーシューの煮汁で黒っぽいスープが特徴です。サーフィンや釣り人など汗をかいた人の塩分補給に…というエピソードがあるくらいなのでしょっぱいです。

富津市竹岡にある昔ながらの食堂「ニコニコドライブイン」

こちらは私が幼少期の頃によく祖父と言った竹岡にあるニコニコドライブイン。竹岡風のラーメンとアジフライ定食。とにかくリーズナブルで懐かしい店の雰囲気にホッとします。

勝浦市にある「江ざわ」の勝浦担々麺 辛さはほどほど。

千葉三大ラーメン以外でツーリングルート上でお勧めできるラーメン屋さんは館山市の波音食堂さん、千倉町白子の華乃蔵さん、穴場はごいみさんですが少々の勇気が必要です。

こちらは県民ショーとかいうテレビ番組でも紹介された千葉県民のソウルフード「としまや弁当」です。人気メニューはチャー弁ことチャーシュー弁当ですがイカフライ弁当やバーベキュー弁当もお勧めですよ。

道の駅や高速のSAでよくあるピーナッツソフトやビワソフトも人気です。お勧めは館山の木村ピーナッツさんのピーナッツソフトです。波音食堂さんのすぐ近所ですので食後のデザートにどうぞ!

~南房総の温泉~

高い山や火山がないので温泉も無い訳ではありませんが名湯や由緒ある温泉街などは期待できません。珍しいのは千葉県で唯一の鉱泉が楽しめる養老清澄ライン黄和田畑の七里川温泉です。そこから南に少し行くと四万木にある白岩館も露天風呂があって良いです。どちらも秘境感がありますがリゾートではありませんのでデートツーリングには向かないです。

私は行ったことがないのですが勝浦つるんつるん温泉は名湯100選に選ばれているそうです。オートキャンプ場も隣接しているので友達同士で行くのに良いかもしれませんね。




~B級スポット~

EOS6D mark2 + EF14mmF2.8L F2.8 1/8 ISO100

ここで私がB級スポットと定義するのはネットやテレビで有名になった場所のことです。観光客や映え狙いのインスタグラマーが集まる場所であまり風情がありませんが念のため有名スポットなので載せておきます。まず上の写真が燈籠坂大師の切通しトンネル。昔からあるのですが近年になって映えスポットとして有名になり今では観光バスも来るほどです。

原岡桟橋(岡本桟橋)

南房総市富浦町にある原岡海岸の岡本桟橋は夕陽の撮影スポットとして近年に有名になりました。ここも多くの観光客やバスが来る人気のスポットです。写真を撮るときはマナーに十分配慮しましょう。

その他、写真はありませんが袖ケ浦市の千葉フォルニア、君津市の農溝の滝、最南端の野島崎灯台にある白いベンチ、木更津市の江川海岸、鹿野山の山頂にある九十九谷展望公園などが人気です。

写真が好きな人は岡本桟橋の夕陽、九十九谷展望公園からの早朝の雲海がお勧めです。

~房総をツーリングする注意点~

事故の多いスポットは東関東自動車道の湾岸線と平行する国道357の若松交差点付近、国道16号の呼塚交差点付近など。この両者はバイクで走るには最悪のルートなので県外から来られる方はぜひ避けてください。ツーリングルートで人気のもみじロード(富津市 県道182号)は秋は美しい紅葉風景に加え連続する高速コーナーを味わえるので走り系のライダーと観光客が一緒になるカオスです。スピードの出し過ぎによる事故が後を絶ちません。県外に例えると道志みち、伊豆スカのような状態です。

林道や隧道を楽しむ場合は山ヒルに注意。真冬以外の季節に房総の山のほぼ全域にいますが特に市原、君津、鴨川の山中は注意が必要です。油断すると足や首筋に張り付いて吸血されます。南房総市の根本海水浴場のあたりは海岸からの強風で道路に堆積した砂に気を付けましょう。千葉の山にたくさんあるトンネル内の濡れているところは超滑ります。

安房グリーンラインや養老清澄ラインは休日は取締りが多いようです。房総半島は三浦半島や伊豆半島に比べて車の流れが良いのでついスピードを出してしまいます。気を付けましょう。

休日の夕方は京葉道路の上り線が松が丘IC辺りから、アクアラインは海ほたるPA付近が渋滞します。ゴルフ、サーフィン、釣り、ドライブの車が東京方面へ帰るピーク時間をずらして帰りましょう。それとアクアラインは強風時は横風にあおられると危険なので事前に情報を入手して心配な場合は首都高湾岸線経由にしましょうね。

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次回は最終回、房総のおすすめのツーリングルートと絶景の道をご紹介します。