究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いつか普通にキャンプツーリングに旅立てる日を夢見て…今回はキャンプギアのネタをいってみたいと思います。
キャンプ道具・・・それは儚い男の(女性も!)浪漫。そして深く妖しい沼。一度でも沼にハマると出るのは容易ではなく、出れたと思って油断するとまた深みに沈む…。
真新しいテント、高級なダウンシュラフ、レア物のランタン、座り心地の良いイス、ただのバケツに5万円、使わないのに何本も買ってしまうナイフ・・・長年使いこんでヤレた道具が一番だ、などとぬかした直後にナチュラムで新しいギアをポチる。
沼に侵された者につける薬はなく症状を進行させない唯一の手段は無理に我慢せず安い物をポツポツ買っていくこと。これに失敗して悪化させれば散財は避けられない。なにしろ人間の欲望は我慢を強いられて解放された直後の噴出力が凄まじいのだから…。
…という事で、ご安心ください。決して高い物ではございませんので。
MSR アルパイン ストアウェイポット 775ml
ステンレス製のクッカーで蓋を金具でしっかり固定できるポットとしても使用できます。MSRの正規代理店であるモチヅキの定価は2900円(税別)ととってもリーズナブルです。
寸法は直径14.0cmの高さが6.2cm。重量は365g。
まだ新品なのでピカピカです。私の顔が写り込んでいないか探さないように…
いいですね、とても安い品とは思えないほど細部の造りがしっかりしています。
今回、愛用していたチタンクッカーの使用をやめてMSRストアウェイポット775mlを購入した一番の理由はこの袋麺を快適に作りたいからです。むかしはキャンプで白米を飯盒炊爨していたのですが、最近はお酒の量が増えてしまい肉や魚を食べながらビールやラムを…締めに袋麺のラーメンというパターンが多くなったのです。
写真の藤原製麺の「北海道ホタテバター風味ラーメン」は大好物でして、これ本当に皆さんにもお勧めです。Amazonでも買えるようですがショッピングモールによくある「北海道うまいもの館」で売っています。スーパーでチャーシューや薬味を買ってからキャンプ場にチェックインしましょう。
しかし写真のようなチタンコッヘルだと薄くて温度が上がってしまい、茹でる最中に茹汁が細かく泡立ってしまいます。チタンは軽量なので登山や徒歩旅の人にはマストですが食材が焦げやすく調理できるものはかなり限られてしまうのが難点ですね。
その点、MSRストアウェイポット775mlのようにステンレス製であれば、熱伝導もチタンほどダイレクトではないので調理には好都合です。スキレットやダッチオーブンのように分厚い鋳鉄であれば尚のこと美味しく作れますが、バイクツーリングのギアとして考えると重いですからね。
やはりツーリングに使うアイテムとして考えるとステンレス製は丁度良い落としどころだと感じます。
MSRストアウェイポット775mlを購入したもう1つの理由は愛用しているトランギア ケトル0.6Lがぴったり中に納まって収納できることです。正にシンデレラフィットです!
トランギアケトル0.6Lは朝のコーヒーやお茶を淹れる時に活躍するソロキャンパーの定番アイテムですよね。程よい容量に絶妙な注ぎ口の形状。ほんと素晴らしいです。
袋ラーメンを作るのに理想的な大きさで蓋が固定できるストアウェイポッド775ml。固定金具を伸ばした部分が持ち手となるのですが、これが長めなのも焚火台で使うのに良さそうです。
ちなみに収納袋も良いモノを見つけました。100円ショップ ダイソーのデニム巾着。もちろん100円です。
これまたMSRストアウェイポット775にシンデレラフィットですね。
MSRストアウェイポット775mlにトランギアケトル0.6Lがピッタリですよ!というお話でした!
今回はこの辺で!!