実はビギナーに優しい望遠レンズの使い方<初級>ツーリング写真

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、写真を見て感動したことありますか?写真をはじめたばかりのビギナーの方は、特に意識して他の人が撮った写真もよく見てみましょう。いろんな写真を見ることで【写真の見方】が分かってきますし、自分はこういうのが好きだ!という好みも見えてきます。

そして感動すること、感動できる豊かな感受性に磨きをかけていきましょうね。パブロピカソは幼い子供こそ最強の芸術家だ、と言ったそうですが人間は大人になるにつれて常識に囲われ、感受性も鈍感化するものです。写真をライフワークとしてやっていくぞ!と決意されたのであれば常識を疑い、子供の頃のような豊かな感受性を取り戻しましょう。

EOS6D Mark2 + EF70-200F2.8L IS




さて今回は<初級>ツーリング写真解説として多くのビギナーが困っている構図について書いてみたいと思います。いつもツーリングで良いと思った場所で写真を撮るけど、なんか平凡で同じような写真ばかりを撮ってしまう…。こんなお悩みはありませんか?

そんなお悩みを解決する一つの方法を考えてみました。題して「感動した1つを望遠レンズで切り取ろう」作戦です。

ビギナーの方が撮ってしまう平凡な写真とは様々な要因がありますが代表的なものとして余計なものがゴチャゴチャ写っている写真です。そしてもう1つは撮り始める前に「何となくここが良いと思ったから」というだけで感動しないで撮っていることです。

上の作例は菜の花の咲く小湊鉄道の風景ですが、この風景を目の当たりにして傾いた太陽光を受けて柔らかく輝く風景(菜の花が咲き乱れる風景)に郷愁感を覚えました。このように何となくではなく何がどう良かったか?はっきりさせるのが最初です。

この撮影場所は画面の外は立派なアパート、その住人の乗用車、幼稚園などがありました。こういった場合で広角レンズを選んでしまうと余計なものが画面内に入ってしまい、本来良いと思った主題がボケてしまうものです。

画面に入れたくない余計なものの代表選手は電線、地面にあるゴミ、ガードレール、派手な色彩の看板や標識、魅力的な物でもメインと相性の悪い色やデザイン…まだまだありますが思いつくだけでコレだけあります。上級者であればこれらを重ね合わせて隠したりボケ具合で調整したりと術を知っていますがビギナーでは難しいですね。

電線やゴミは写さない方がいいのはビギナーの方でも分かっていると思いますが「感動した1つを望遠レンズで切り取ろう作戦」では伝えたい主題以外は全て入れないという事でいってみましょう。




EOS6 mark2

夕陽に染まる港が旅のハイライトとしてカッコいいと思ったらそう撮ればいいのです。近くにあった船やカモメは上手に脇役として調整できないのであれば入れない方がいいです。望遠レンズは遠くの物を引き寄せる効果だけでなく、写せる範囲を狭くできるので余計なモノを入れない、大切な一つをはっきり写すのに都合がいいのですね。

望遠レンズをツーリング写真として使う注意点はまずは撮影スペースの確認です。後ろに下がれる十分な広さがないとバイクを写すツーリング写真として無理が生じます。次に望遠になるほど手ブレの影響が顕著に出ますのでシャッターボタンを半押しした時の露出結果を注視しましょう。例えば焦点距離200mmの望遠を使用している時、シャッター速度1/125とか1/80とか表示したら少し用心した方がいいです。三脚を使うかISO感度を上げるかで対処しましょう。




また撮った後に細部を拡大して微細なブレが出ていないかのチェックもお忘れなく。手ブレだけでなくピントの甘さなども同様ですが、ビギナーのうちはチェックも甘いので意識して撮った画像の確認をしましょうね。

いかがでしたか?ビギナーのための「感動した1つを望遠レンズで切り取ろう作戦」。余計なものを画面外に排除してシンプルな構造にしてしまえば主題が明確な作品の出来あがりです。ベテランは被写体や要素が複数ある複雑なシーンでも最終的に写真を単純化する術を持っているもので、そういったノウハウがあれば24mmや35mmでもシンプルでいい写真が撮れると考えます。

望遠レンズの本来の使い方と少し外れていますが、即効性のあるやり方なのでぜひ試してくださいね。

今回はこの辺で!!

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