広角レンズで撮る夕陽のシーン☆繊細なホワイトバランス

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、夕陽のツーリング写真はお好きでしょうか?ツーリング先で夕陽の写真を撮るとなると、日帰りツーリングであれば帰路は日没後となりますよね。

泊りであれば宿ならチェックインして食事の時間、キャンプであればお風呂や買い出しなど忙しい時間です。すなわち夕陽のシーンで撮るぞ!となるとこれらを犠牲にして写真を優先して行動する訳ですよね。

自宅のすぐ近くに夕陽スポットがあれば最高ですけど、それだと味気ないですよね。やっぱり旅感を表現するのであれば旅先で撮る「本物の旅のワンシーン」として仕上げたいですね。そう、本物の夕景のツーリング写真を撮るのであれば並々ならぬ熱意が必要なのです…。




今から15年くらい前、私が写真をはじめたばかりの頃に最初に覚えた撮り方が夕陽の撮り方でした。その時、FUJIのファインピクスS602という初期のデジタルカメラを使っていたのですが、夕陽は-1/3か-2/3ほど露出補正してホワイトバランスは曇りか日陰を使う…という撮り方を本か何かで覚えて、その通りに撮っていたと記憶します。

S602は風景写真の仕上げはなかな美しさの勘所を押さえていて、今になって当時の写真を見返してみると「悪くないなぁ~」とうなってしまいます。何というかこうフィルム時代から見慣れた正統派な夕陽が撮れるんですよね。

EOS6 mark2 + SIGMA12-24F4.5-5.6DG

そんなS602で昔、自分が撮っていたような夕陽の写真をまた撮れないだろうか。そんな風に思って何日か前に撮ってみた写真がこれです。今の時代で見れば夕陽の風景写真として地味かもしれませんが、きっと多くの方に安心、郷愁感、哀愁、懐かしさなどを感じさせる写真ではないでしょうか。




写真の流行を否定する訳ではありませんが、デジタルカメラの進化とともに写真は美しさとインパクトを求めて変貌してきました。SNSやネット上に存在する写真グループでは日々多くの写真が投稿されていますが、どれも「見たこともない!」という美しさ、「日本じゃないみたい!」というインパクトに溢れているものです。

上の写真はそんな写真の流行と全く逆行するような地味な表現です。まるでフィルム写真末期(1990年代)といった感じですが、現代の華やかなデジタル風景写真に見飽きてしまった人にはむしろ新鮮に見えるかもしれませんね。

何をしたか?というとホワイトバランスです。現代のデジタル写真は何K(ケルビン)でも自由にホワイトバランスが調整できるものですが、フィルムの時代はこれができませんでした。しかし調整できないからと言ってイメージ通りの写真が撮れないのか?というとそんな訳ではなく、フィルムで撮る夕景の色温度も美しいものでした。そんな不便なようで美しいフィルム時代の夕景写真の再現なのですね。




私は性格がそもそも天邪鬼で流行は追わず、誰かの真似もあまりしません。だから「自分の場合はこう!」という自由が与えられた写真は本当に自分の性格に合った趣味だなと思います。

いまこの写真をSNSで発表しても驚く人はいませんし「いいね」もつかないです。しかし私はこれが好きなんです。たまにはいいじゃないですか。それに「私も好きですよ!」という変わった人が現れると素直に嬉しいですし、この写真撮って良かったなと思えます。

今回はこの辺で!!

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