撮影現場で私がしていること☆その1

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、この記事を書いている2020年4月中旬現在、世界は新型コロナウイルスの騒動で大変なことになっています。医療従事者、官公庁などの関係機関で働く方々、本当に大変だとお察しします。また個人事業主や会社関係も経済的な影響が大きく、こちらも大変だと思います。

事態の収束に向けて我々一個人ができる事は確実にしていきましょう。確か3月の初旬くらいの投稿で「ソロツーリングならウイルスの影響がない…」といった事を書いてしまいましたが、今となってはそれもダメだと思います。不要不急の外出はしない、という政府からのお願いなのですからね。

私自身は仕事に大きな影響はありませんが、テレワークができない仕事なので怖いですが電車通勤を強いられております。なるべく時間をずらして人と間隔をあけ、何にも触れず細心の注意をしております。職場の周りはオリンピック関連施設ばかりなのですが工事関係者や運営関係の人は見当たらず、寂しい風景に様変わりしてしまいました…。

しかしこのような有事を受け、なんとなく人としての生き方を問われているような気もします。




EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

さて今回は在宅で少しでもツーリング写真のスキルアップにお役に立てれば…と今までと少し違ったアプローチでツーリング写真の解説をしてみたいと思います。題して「ツーリング写真で私がいつもしていること」という事で、私立澤重良がツーリング先でどのように写真を撮っているのかを書いてみたいと思います。

あくまで私の場合ですのでご参考になるか分かりませんが…。まず一番最初に大切なのは写真に対する思いです。写真が好きであること、いい写真に対する憧れ、自分がこの世でバイク旅をした記録、誰かに喜んでもらえたらいいな…という気持ち。これらが写真を撮る原動力です。この原動力はバイクで言うガソリンのように、しっかりと内面に蓄えておかないとカメラや三脚を持って出かけることすら面倒になってしまいます。

原動力には前述のような良質なガソリンを使いましょう。良質ではない原動力の代表選手は凄い写真を撮ってやろう、珍しい風景や被写体で驚かせてやろう、カメラが高性能であるのを自慢しよう。といった具合に「やろう」がつくハンティング精神的なものです。私が過去に通過した過ちなので皆さまはこの沼に足をとられないように。承認欲求は人間の根深い欲望ですがこれに囚われると「憧れのいい写真」は永久に実現不可能です。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

いい写真を撮るための良質なガソリンをたっぷり内面に蓄えたら、それをエネルギーに自分の個性を爆発させる空間を求めて旅立ちましょう。ヘルメットをかぶりエンジンをかけて自宅が遠のくほどに精神状態は日常から解放されていきます。

まずは写真に適した場所探しですがここでの精神状態が大事なのでとにかく焦らないことです。先ほどと同様に「やろう精神」に注意しましょう。素敵な撮影場所を見つけてやろう、誰も知らない凄いところで撮ってやろう…では出来上がった写真はインパクトや美しさだけで空っぽの画像となります。

撮ってやろうではなく受け皿を持ってキャッチする感覚です。バイクに乗って空間を駆け抜けて旅をすれば精神状態はリラックスです。リラックスして楽しい、穏やかという状態は感受性という重要なセンサーの感度が理想的な状態になります。その精神状態を作るのを私はいつも大切にしています。




センサーを理想的な感度に設定したら撮影地は自然と発見できます。見つけ方は何となく、そんな予感がした、意外とこんな所かも、といった具合に極めて曖昧な感覚で見つけるものです。そんな直感で決めた場所にはなぜそう感じたか?なぜそこで足をとめたか?の答えが必ず隠されています。それを解明する作業は次のフェイズとなります。

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L F5.0 1/200 ISO100

まずはいきなりカメラを構えるのではなくリラックスして景色をよく見てよく感じ取りましょう。ここから先はビギナーとベテランで身体的なスキルやイメージ力に差が出てくるものです。まずは目、写真家眼の出番ですが1.被写体や情景の特徴を細かな部分までとらえる 2.どのような光がどのような光量でどのように被写体に当たっているか?を把握する 3.どのような影を作っているか?影の様子を把握する 4.被写体の大きさ、位置関係、背景を含めた全体をジオラマボックスのように3Dにとらえて空間を脳内で測量する。

観察や測量を済ませたら次に大切なこと…そう感動することですね。もともと涙もろい人は有利ですがそうではない人は自分の心をトントンと叩いて眠っていた感受性を起こしてやりましょう。意識してやればきっと誰でも感動できます。




感動しないと写真に気持ちが入らないですからね。焦点距離にしろ露出にしろホワイトバランスにしろ、すべて感動を受けて決定させることです。目の前の事実はあまり関係なくてあくまで作者のハート内に各々のフェイズのマイルストーンがあるのです。

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

次のフェイズは脳内に描く空想の写真、写真イメージの想像ですがこれが超絶重要です。しかし写真イメージの描き方をどう説明したら良いでしょうね・・・長くなりそうなので次回に続きます…

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MSRストアウェイポットにトランギア0.6Lケトルがシンデレラフィット

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いつか普通にキャンプツーリングに旅立てる日を夢見て…今回はキャンプギアのネタをいってみたいと思います。

キャンプ道具・・・それは儚い男の(女性も!)浪漫。そして深く妖しい沼。一度でも沼にハマると出るのは容易ではなく、出れたと思って油断するとまた深みに沈む…。

真新しいテント、高級なダウンシュラフ、レア物のランタン、座り心地の良いイス、ただのバケツに5万円、使わないのに何本も買ってしまうナイフ・・・長年使いこんでヤレた道具が一番だ、などとぬかした直後にナチュラムで新しいギアをポチる。

沼に侵された者につける薬はなく症状を進行させない唯一の手段は無理に我慢せず安い物をポツポツ買っていくこと。これに失敗して悪化させれば散財は避けられない。なにしろ人間の欲望は我慢を強いられて解放された直後の噴出力が凄まじいのだから…。




…という事で、ご安心ください。決して高い物ではございませんので。

MSR アルパイン ストアウェイポット 775ml

ステンレス製のクッカーで蓋を金具でしっかり固定できるポットとしても使用できます。MSRの正規代理店であるモチヅキの定価は2900円(税別)ととってもリーズナブルです。

寸法は直径14.0cmの高さが6.2cm。重量は365g。

まだ新品なのでピカピカです。私の顔が写り込んでいないか探さないように…

いいですね、とても安い品とは思えないほど細部の造りがしっかりしています。




今回、愛用していたチタンクッカーの使用をやめてMSRストアウェイポット775mlを購入した一番の理由はこの袋麺を快適に作りたいからです。むかしはキャンプで白米を飯盒炊爨していたのですが、最近はお酒の量が増えてしまい肉や魚を食べながらビールやラムを…締めに袋麺のラーメンというパターンが多くなったのです。

写真の藤原製麺の「北海道ホタテバター風味ラーメン」は大好物でして、これ本当に皆さんにもお勧めです。Amazonでも買えるようですがショッピングモールによくある「北海道うまいもの館」で売っています。スーパーでチャーシューや薬味を買ってからキャンプ場にチェックインしましょう。

しかし写真のようなチタンコッヘルだと薄くて温度が上がってしまい、茹でる最中に茹汁が細かく泡立ってしまいます。チタンは軽量なので登山や徒歩旅の人にはマストですが食材が焦げやすく調理できるものはかなり限られてしまうのが難点ですね。

その点、MSRストアウェイポット775mlのようにステンレス製であれば、熱伝導もチタンほどダイレクトではないので調理には好都合です。スキレットやダッチオーブンのように分厚い鋳鉄であれば尚のこと美味しく作れますが、バイクツーリングのギアとして考えると重いですからね。

やはりツーリングに使うアイテムとして考えるとステンレス製は丁度良い落としどころだと感じます。

MSRストアウェイポット775mlを購入したもう1つの理由は愛用しているトランギア ケトル0.6Lがぴったり中に納まって収納できることです。正にシンデレラフィットです!

トランギアケトル0.6Lは朝のコーヒーやお茶を淹れる時に活躍するソロキャンパーの定番アイテムですよね。程よい容量に絶妙な注ぎ口の形状。ほんと素晴らしいです。

袋ラーメンを作るのに理想的な大きさで蓋が固定できるストアウェイポッド775ml。固定金具を伸ばした部分が持ち手となるのですが、これが長めなのも焚火台で使うのに良さそうです。




ちなみに収納袋も良いモノを見つけました。100円ショップ ダイソーのデニム巾着。もちろん100円です。

これまたMSRストアウェイポット775にシンデレラフィットですね。

MSRストアウェイポット775mlにトランギアケトル0.6Lがピッタリですよ!というお話でした!

今回はこの辺で!!

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これ重要☆写真はリアルサイドとハートサイドで感じ取れ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、最近改めて感じることなのですがツーリングと写真とは極めて親和性の高い両者ではないかと思います。その理由としてまずオートバイという乗り物自体が他の交通手段と比較して機動性が高く、あらゆる撮影地に機敏に移動できることがあります。そしてオートバイに乗って心が旅人モードになることで、感受性が豊かになり情景や被写体に感動しやすい精神状態を作れることも見逃せないポイントです。

たまに旅先で写真を撮っていると他のベテランらしきカメラマンさんに話かけられることがあります。そういった時によく言われるのですが「オートバイはいいね、どこにでも行けるし」といった具合に写真を愛する人からもバイクで移動して写真を撮ることは好評なのです。

ツーリングと写真、極めて親和性の高い両者。しかしその事に気が付いているのは私や究極のツーリング写真の読者の皆さまだけではないでしょうか?これからツーリング写真、流行るのかもしれませんよ。




さて今回は<中級>ツーリング写真解説として究極のツーリング写真流のアプローチでツーリング写真の撮り方を解説してみたいと思います

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS F11 1/125

この作品は去年の5月に行った北海道美瑛で撮った写真です。場所は有名な観光地でもある美瑛の丘エリアの「ケンとメリーの木」です。もう1年も経ってしまいました…時間が経つのは早いものです。

以前に当ブログでは写真はまずは感動することが大切ですよ、という解説をしました。出会った情景や被写体から心動かされたこと、ツーリングで感じた心が写真になっていないと、ただ上手なだけのお手本写真になってしまいます。

感動したことが何なのか?これを明確に表現することで、写真を見た人も同じような感動をしてくれる「共感」が生まれるのです。しかし感動したことを写真にするのは言うほど簡単ではありません。以前にも解説しましたが、分かりやすい手法としては自分が感動したことを言語化することです。

こういった感動したこと、撮影者の心をしっかり写真にするハートサイドが大事なのはお分かりいただけたと思いますが、一方で現実の様子がどうであるかもしっかり見る必要があります。ここではそれをリアルサイドと呼ぶことにしましょう。

上のケンとメリーの木の作品で考えてみましょう。ハートサイドでは朝焼けの丘で見たケンとメリーの木の崇高さに感動したこと。リアルサイドでは木の様子を観察し葉をつけていないポプラは枝が細かく分岐してブラシのようであること。このように感動したこと【ハートサイド】と実際の様子【リアルサイド】の両者をしっかり意識して撮影を開始します。




リアルサイドではとにかく被写体をよく観察して特徴をとらえるのがポイントです。この写真の場合、ただ有名な木だからといって【木】だけ意識して撮れば、全体を枠の中に収めて記録しただけの写真に陥ります。木の枝の様子に特徴を感じたらそれが伝わるように撮るのです。見えなければ撮れないので観察することは大切なのです。

ちなみにケンとメリーの木の現実的な様子を分かりやすく知ることの出来る写真がこれです。季節が違うのでポプラは葉をつけてだいぶ雰囲気が違います。それと日中は観光客に人気のスポットでもあるのでご覧のような状況です。我々バイク乗りは自由なのですから、こういった中で写真を撮らないで済むよう早朝から行動しましょうね。

言うまでもありませんが風景写真の基本として陽の高い日中よりは朝夕の傾いた太陽光の方がいい写真が撮れるという事もお忘れなく。




被写体の特徴をよく見て分析すること、特徴にはあなたがそこで写真を撮ろうと思った理由が隠されています。これがリアルサイド分析。そこから分かったことを受け、どのように感動したか、どのように表現できるか考えてみましょう。これがハートサイド分析です。両者がきちんと決定されたら脳内に在庫している撮り方リストからどれを使って撮るかchoiceしてみましょうね。

リアルサイド分析、ハートサイド分析の両者を意識してぜひ次回の撮影から実践してみてくださいね。

今回はこの辺で!!

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↓↓↓撮影地↓↓↓

いい写真を撮るために忘れてはいけない大切な心得…

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ツーリングにもお出かけにも行けずストレスを抱えていませんか?今は我慢の時ですがこんな時は人の少ない近所などを散歩してベンチで読書がおススメです。

さて今回は私、立澤重良のツーリング写真独り言コーナーをさらっといってみたいと思います。題して「いい写真を撮るために忘れてはいけない大切な心得」…でございます。毎度おこがましいですが寛容に見てくださいませ。

「いい写真」とは誰もが憧れを抱くものですよね。写真をやっている人であれば常にいい写真を目指している訳ですし、写真をやっていない人でも自身で撮った写真を誰かに「これいい写真ですね」と言われれば嬉しいはずです。




以前も何度か書きましたがいい写真とは見る側が主観的に決めるもので撮る側としては永遠のテーマと私個人は考えます。その上で私は「ツーリングのワンシーンを切り取る」というテーマを掲げて活動をしています。もうバイク歴も30年を数えますが今も昔も変わらずツーリングが好きですし、その魅力を作品で表現したいという願望があります。

現代人が忘れかけている旅精神がバイクツーリングの中にあるような気さえします。だからこそ今、バイクに乗って旅に出ようよ!という社会にうったえるメッセージを一枚の写真に込めたいですね。

EOS6 mark2 + EF35mmF2 IS

そう、本当の旅の魅力を一枚の写真にこめる…それがひとつの芸術作品として成立すれば素晴らしいと思いませんか。バイクでのツーリングは快適でも贅沢でもないけど、自由で孤独で自分と向き合いながら走り紡ぐ一期一会の風景があるのです。

私のコレクションは全て私自身が走り紡いできたツーリング風景という記憶の断片です。




旅で出会った風景だからこそ心に入ってくるものがあります。ツーリング中は感動しやすい心の状態…とでも言いましょうか。いい写真を撮るために大切なこととは撮影者が感動して撮っていることだと思います。

上手に撮ろう、綺麗に撮ろう、見た通りに撮ろう…これも大切なことかもしれませんが、それよりも情景や被写体の特徴に作者のセンサーが反応し、どのように心が動いたか?を大切にしてみましょう。

カメラやレンズは高性能な最新でなくても大丈夫です。カメラは昔も今も、光を集めるだけの無機質な箱です。いい写真に大切なFactorである「感動」することはカメラには搭載されていないのですから…。作者が表現に使いたい具体的な要求に応えてくれる能力があれば十分だと思います。

上の写真は春のローカル鉄道のワンシーンですが、桜や鉄道自体がどうこうではなく軟らかい光がきらめく空間だったことを意識して撮ってみました。実に曖昧で抽象的な表現ですよね。「俺にはそうは見えんけどな」というご感想もあると思います。ここでは作者の個人的な表現という意味で見る側によって違った印象になる場合も珍しくはないと思います。しかしそれで良いのだと思います。正解がない、見ようによって幾通りにも解釈があるのが芸術だ、とどこかで学んだ記憶があります。




このようなことは見た通りを写真にすることや「どう撮るのが正しいのだろう?」という正解探しに縛られていると出来ない事です。正解探しをして撮った写真はどこかで見たお手本写真のコピーに過ぎません。「お手本の通りに撮れたら成功!」という写真でいい写真と言えるでしょうか?

しかしそういった【お手本写真】でも見る人によっては「これは見事な写真ですね」「写真、上手なんですね」と褒めたたえてくれます。よく見かける感想では「ポスターみたいですね」「カレンダーのようで上手です」といったものです。しかし写真も芸術であると考えればその芸術に対する見識の有無で感想は全く異なるものになると覚えておきましょう。

画一化された上手な写真、綺麗な写真ではなく自分がどう感じたか?自分がどう表現したいのか?といった具合に個人的な表現として追求してみましょう。それにはお手本探し、正解探しをやめて自分で感じて考えて決める。これが大切だと思います。

 ~いい写真を撮るために忘れてはいけない大切な心得 まとめ~

・いい写真とは常に見る側が主観的に決めるもので撮る側としては永遠のテーマ

・まずは作者が被写体や情景に感動しよう

・お手本探し、正解探しから解放されて自分で感じ、考え、決めよう

個人的な表現としての写真が撮れれば見る側から賛否分かれることもあります。地味すぎたり美しさに欠けていたり… 結果、SNSなどで「いいね」が少なかったり、コンテストで入選できない事もあります。しかしそれは気にしてはいけません。もしこれらを意識すればそれは万人ウケを狙うことになります。もちろん万人ウケを狙うことは決して悪いことではありませんが、自分はどちらの道を選ぶのか?は慎重に考えた方がいいでしょう。

私は過去に「万人ウケ写真」ばかりを撮っていた時期がありましたが、今になって振り返ると承認欲求に支配されていたのだと反省しています。こういった事はキャリアの中で誰もが通る通過点なのかもしれませんね。

偉そうにすいませんでした!!!

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空冷R1200GSの泥はね対策☆R1200GS泥除け

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、これを書いている2020年4月中旬、新型コロナウイルスの世界的流行を受け東京都は緊急事態宣言を出しているさなかです。読者の皆さまにおかれましても外出の自粛、テレワークなどでストレスを抱えている方も多いと思います。

こういった活動できない時は知識をつけて自分の価値を高めるチャンスでもあります。平常時はあまりやらないような自己啓発をしてみましょう。特に読書がお勧めで読んだことのないようなジャンルを読むといいですよ。私は普段は小説ばかりを読んでいますが今はビジネス書やアートの本を読んでいます。

さて今回はツーリング写真解説はお休みして空冷R1200GSのお役立ち情報をサラっと書いてみたいと思います。

怪しい国際郵便が中国から届きました…念のためウイルスが死滅したであろうタイミングで開梱。




何を買ったのか?といいますと…

空冷R1200GSのリアマッドガード、泥除けですね。空冷R1200GSはオフロード走行も想定したバイクにも関わらず、泥対策がどうも不十分です。特にリア周りはノーマルの状態で走るとサスペンションやパラレバーアームがドロドロに、通常の雨天走行でも特に左足が豪快に濡れてしまいます。

その対策としてMudslingなるパーツが存在していましたが、こちらはお値段が24000円もすることに加え既に空冷R1200GS用は生産終了商品になっています。今回、私が購入したのは某ネット通販大手で発見したMotopartyなる製品でした。そのお値段なんと3490円!!本家本元のMadslingより約2万円もお安いです。

私も一応は某メーカーで働いていた人間なので、このような物がなぜ安く存在するかは知っているつもりです。生産国による人件費や環境に関わるコストもそうですが、最大の理由は開発費と金型費用だと思います。オリジナルは無の状態から形を作るので試行錯誤の上に形状を完成させ金型を作成します。実はここまでで相当の費用がかかります。

しかしこのような謎のジェネリックはオリジナルのMadslingから型を抜いてしまった(推測ですが)ので形が出来上がるまでの開発費用がゼロに等しいのです。オリジナルのMudslingには本当に気の毒な話ですが、ユーザー目線ですと泥だらけになってしまうパーツに「コピー商品は嫌だ」と思う人は少数と思われます。




しかし、この手の品で心配なのは実際に取り付けようとしたら形が合わないとか、すぐに使えなくなってしまった…といったクオリティの問題があります。そこで謎のMotopartyを私が人柱になってみることにしました。

今回、取り付けに使用する結束バンド(タイラップ)は付属のものではなく信頼性の高いヘラマンタイトン社を使用します。安い結束バンドって劣化して切れてしまう事がありますからね。

取付方法を詳細に書こうかと思いましたが、あまりに簡単に付いてしまったので割愛します。どうやら冗談抜きでMudslingから片抜きしたようで精度は問題ありませんでした。ネジの穴、フレームに留める部分などピッタリです。

今回、2008’R1200GSに装着したのですが、こちらのバイクにはオフロード走行に対応したブロックタイヤ シンコーE805が装着されています。気になるブロックとの干渉ですが、かなりギリギリですが何とかOKのようです。新品タイヤだったら干渉するのかもしれませんが。




これを装着するだけで林道や雨天走行の後の洗車が激的に楽になります。また少しの雨天走行でも左足が集中的に濡れてしまうR1200GSの弱点も解消されます。ドロドロになる部品に24000円も出せない…という人にMotopartyのリアマッドガードはおススメと言えます。

ちなみに私のもう1台の愛車、R1200GSアドベンチャーの方にはちゃんとオリジナルのMudslingを装着しております!

今回はこの辺で!!

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陽の高い逆光の使い方<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回の投稿で写真ビギナー向けに露出について解説してみました。その内容は極めて究極のツーリング写真流であり、なかなか他にないアプローチで解説しているかな?と自負しております。

解説に限らず私の書くものは全てそうなのですが決してシンプルではありません。現代の風潮としてシンプルなことは正義であるとされますよね。simple is best  なんて言葉もあります。例えば上司に企画書を提出すると「この企画書はシンプルだね」と言われれば誉め言葉ですし「ちょっと複雑で情報過多だな」と言われれば修正を要求されたと解釈できます。しかしシンプルなことは本当にいい事なのでしょうか?

シンプルな解説や情報などは聞くその人のためにカスタマイズされた例えるなら100ページに簡略化された広辞苑ではないでしょうか?広辞苑は本来は3000ページ以上はあるものですが読む側の「手っ取り早く納得したい」というわがままな要求に合わせたたった100ページの広辞苑。100ページ読んで何もかもを知った気分になれるかもしれませんが、果たしてそれで広辞苑と呼べるでしょうか?




そしてそのシンプル化された情報を大勢の人がネットで見て、皆同じように100の情報だけを持った集団が出来上がります。シンプル化される以前のオリジナルの3000を知識として持っている人が少ないため多様性が失われると思います。

どの教本やWEBサイトも絞りやシャッター速度について分かりやすくシンプルに解説しています。すぐに理解できるので一見して素晴らしいのですが、たった数分読んだだけで明日から撮影現場で応用できるのでしょうか?そんな疑問をいつも持っているので私はシンプルな説明というのをやっておりません。(シンプルに文章にできないだけですが…)

EOS6 mark2

さて、前置きが長かったですが…今回は<初級>ツーリング写真解説として風景写真の基本的なことを書いてみたいと思います。よく写真は光が大事だ、と聞きますよね。光がなぜ大事なのか?その理由をビギナー向けに優しく複雑に解説したいと思います。

上の写真はこの春に撮影した小湊鉄道のツーリング写真です。桜の個性が強烈で電車を脇役に構成する妙案も無かったので電車無しで撮りました。この桜は幹にツタがからまり左右に枝を伸ばした様子がとにかく立派です。強大な生命観をも感じます。

撮影時間は午前9~10時くらいで太陽は真上に近い逆光となるシーンです。恐らく7時くらいにこの場所にくれば強烈な逆光となり桜の存在をまた違った雰囲気で撮影できたと思います。それより早い時間だと背景の山の陰になってしまい、まだ桜には太陽光が当たらないと思います。




陽が高い逆光で撮ることで被写体は各所に輝きが入り、全体にキラキラ感が加わります。R1200GSにもシート、タンク、フェンダーなどの上面にハイライトが入っているのがお分かり頂けると思います。

この比較画像をご覧ください。2枚は同じ日、同じ場所で撮りましたが時間だけが違います。左は午後3時ごろで太陽を背にした順光、右は最初の写真と同じですが午前9時ころに逆光で撮っています。同じ日、同じ場所でも全く印象の違う写真であるとお分かりいただけると思います。

風景は順光で撮ることで色彩が鮮やかに、そして全容を正確に写します。左の順光の写真は桜のピンクや背景の山の緑がきちんと写っています。しかし鮮やかにきちんと撮れたから順光がいいのか?というとそれは違います。順光で被写体にまんべんなく光が当たったことで一見良かったようですが、それは終わりかけの残念な桜であることと背景の山は特別美しくもないという知らなくて良かった事実が明かされたのです。

桜のピンクに執着せず光を受けて輝いている様子を演出に使った方がよっぽど素敵な写真が仕上がります。写らなかった遠景の山は黒バックとして機能しますし残っている花だけが輝くのですから見ようによっては満開のようにも見えます。




これは場所は同じですが別の日に撮りました。8時くらいだと思います。

被写体や風景はどんな光がどのように当たっているかで写り方が変化することを覚えておきましょう。「キレイに鮮やかに撮らねば」「空は青空として写さないと」と、どこかで仕入れた限定的な知識に縛られてはいけません。順光がいい、逆光はダメではなく太陽光の向きが変わることで被写体や情景の印象は変わりますよ…と覚えてくださいね。

今回はこの辺で!!

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何年やってもビギナーな方へ<上達の秘訣>

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、緊急事態宣言が発令された有事でありますが在宅でいかがお過ごしでしょうか?これを書いている2020年4月初旬、毎日の暗いニュースでつい暗い気分になってしまいますよね…。ウイルスに対する意識を高く持つことは大切ですが、悪い事ばかりを考えてしまうと疲弊してしまいます。

そろそろこの辺で気分をポジティブに切り替えて自分の好きなことと向き合ってみましょう。こんな時にそんな余裕はない…と思うかもしれませんが、こんな有事だからこそ心に余裕を持つことも大切だと思います。

さて今回は少々エラそうなタイトルを付けてしまいましたが、ずばり「何年やってもビギナーを脱することが出来ない方」と題して初歩的な内容の解説を書いてみたいと思います。

EOS6D Mark2  構図、被写界深度などを複合的にコントロール




写真を趣味にするぞ、ツーリング先で素敵な写真を撮るんだ…とカメラを購入し、教本も買って写真をはじめてみた。しかし何年もやっているのに初心者の域から抜けられない。いつも平凡でパッとしない写真ばかりを撮ってしまう。私の職場や知人にこんな方がけっこうおられます。

話を聞くと色々と知識はつけたのだけど露出や構図がどうもダメ。いざ撮るときに知識を応用できない…こんなお悩みを持っている方が多いようです。この辺を究極のツーリング写真流のアプローチで解説してみたいと思います。

露出については多くのハウツー本で絞りはボケ具合、シャッター速度はブラしたり瞬間にしたりする…といった解説が書いてあると思います。もちろん間違いではなく正しいことですが、その説明だけで多くの方が露出を理解できないのはある重要な部分が抜けているからだと思います。

いま、写真を撮ろうと思っている目の前の風景の光が仮に100だったとします。最初に決めたいことは100の通りに写真にするのか、事実の明るさを無視して50や200で撮るのかを決めましょう。特定の重要な部分を優先して全体は80くらいで撮ろうかな、心に描いた写真イメージが明るいものであれば200や300で撮ろうかな…。このように出来上がる写真の明るさはあなたが決めることです。必ずしも100でなくても良いんです。

写真イメージとは被写体や情景から感動を受けて、では私はこの気持ちを写真にこう表現してみようかな?と想像し脳内に描いた空想の写真です。こんな風に撮りたい!こう撮るぞ!という空想の写真を最初にイメージするのです。これが地味に大事ですので必ず意識してくださいね。

EOS6D Mark2  実際の明るさよりも明るく撮った写真(ハイキー写真)

適正露出で撮るのが正しいのではないの??いいえ、適正露出とはカタログ写真や証明写真など事実を記録する写真では重要ですが、ツーリング写真やバイク写真のように「いい写真」を目指す我々アーティスト(ほんとそうですよ)にとって重要ではありません。適正露出は自分で決めること、とここでは仮に覚えましょう。

カメラは光を集めるだけの無機質な箱で知覚も感動も想像もしません。昔のカメラであろうと最新機種であろうとこれに違いはないです。嘘だ~、最新のカメラはすごいだろう?!という言葉が聞こえてきそうですが、最新機種でもせいぜい動き回る人の瞳をピントが追いかける程度の知能しかありません。景色が美しすぎてカメラがフリーズしたとか、R1200GSが最もカッコよく見えるアングルで撮るカメラとか、モデルに優しくして自然な表情を引き出すカメラとか…聞いた事ないですよね。

ごく当たり前のことですが写真は人間が撮るものです。だからこそ露出はカメラの自動測光(AE)を過信せず、撮影者であるあなたが決めるべきです。これはビギナーの人に「マニュアル露出で撮ろう」と言っているのではなく、最初はAEを使ってもいいからAEの決めた露出に対して補正するなりして「自分の決めた写真の明るさ」をきちんと写真にしようという意味です。

写真イメージの明るさを脳内に想像したら絞りとシャッター速度について考えてみましょう。絞りはボケ具合(逆に言うとピントの合う範囲)の調整。被写体の存在感などを調整する演出に使う表現手法です。シャッター速度は動きのあるシーンで使います。バイクであればスピード感、海であれば岩に砕ける波飛沫の瞬間をとらえる、このように静止画である写真に時間を与える表現手法です。




例えば目の前の景色の光が100だとして、写真イメージを80で撮るぞ!としたとします。絞りとシャッター速度はカメラが景色から集めた光をシェアし合う仲です。背景をボカして被写体の魅力を浮き立たせたいからF5.6でいきましょう!と深度の観点で絞り値を決めたら、一方でシャッター速度は80の明るさの写真を実現させるため「では私は1/125にしますね」といった具合に互いが持ちつ持たれつのコンビなのです。

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS 絞り込んでカメラの近くから遠景までピント範囲を深くする

しかし絞りとシャッター速度の両者はいつも円満に会議が終了するとは限りません。時に絞りが「ここでF11の被写界深度を確保したい!」と主張し、一方でシャッター速度が「え~と今、測光したけどF11にすると1/40になっちゃう…困るな、被写体が風で揺れているから最低でも1/250は欲しいんだ」となったときです。太陽光がさんさんと注ぐ晴天下ならこの問題は滅多に出ません。しかし曇天や日没後などで光量が少ない時、F11 1/250ではイメージの写真の明るさに届かない!という場合があるのです。絞りは絞り込んだとき、シャッター速度は早くしたとき、光をカメラ内に取り入れる量は少なくなるのですから。

そこで妥協点としてISO感度の出番です。ISO感度とはカメラの中で光を当てているイメージセンサーの感度のことで、これの電圧を上げて敏感にしてあげれば足りない光量でも明るい写真が出来上がるという理屈です。

じゃ、いつも感度上げておけば? …いいえ、そうもいきません。先ほど妥協点と書きましたがISO感度を無暗に上げると電圧のノイズが画像となり写真のクオリティに影響するからです。機種にもよりますが大まかに言うとISO1000あたりから誰が見ても分かるようなノイズが画像にのってきます。原則、ISO感度は100で撮るものです。そして光が足りない時、夜景や星空の撮影、三脚が使えない、被写体が早い、といった事情が発生した時に光量を補うものと覚えましょう。

EOS6D Mark2  スローシャッターでスピード感を表現(バイクのスピードは制限速度)

いまここで写真を撮るぞ!とカメラを手にした時。目の前の光が50か100か300か?目の前の光が100であれば100の明るさの写真を撮るのか?50や300で撮るのか?実際の明るさを把握したあと、脳内に描く写真イメージの明るさを自分で決めて、そして絞りとシャッター速度の両者に相談してみましょう。




いかがでしたか?これが究極のツーリング写真流の露出の解説です。

①その場所が明るいのか暗いのか?

②明るく撮りたいのか暗く撮りたいのか?

③ボカしたいのかシャープにしたいのか?

④動かしたいのか止めたいのか?

これらは全て撮影者であるあなたに問いかけています。そして「俺は、アタシは、こんな風に撮りたいんだ!」というイメージが明確であれば、どの問いも容易に答えがでるはずです。

ここは〇〇が△△だからF9の1/4000にして□□に表現しよう!といった具合です。決めた露出をカメラに設定するのは簡単ですし説明書にも載っています。

すべては自分がどうしたいのか?の表現手法なので正解探しやカメラのコンピューターに任せるのはやめて自分自身にどうしたいのか?を問いてみましょう。きっと答えが見つかるはずです。

しつこいようですが脳内に描く写真イメージにかかっていますので、想像力を大切に。カメラの画像解像度にこだわる前に写真イメージの解像度を上げましょう。

今回はこの辺で!!

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房総ツーリング☆ローカル線撮影スポット☆BEST7選

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、鉄道はお好きですか?鉄道というとディープな趣味の世界として現在ではすっかり市民権を得た感じがしますよね。芸能人でも鉄道好きで有名な人がいたり、鉄道を特集した番組があったりと、単に公共交通手段としてでなく人々に愛されている鉄道。

そして鉄道から生まれた写真ジャンルは鉄道写真です。武骨な気動車から先進的なデザインの新幹線、高級で気品あるクルーズトレインなど車両にフォーカスしたものから「鉄道のある風景」として風景に溶け込んだ鉄道写真など様々あります。

私が学生だった頃、アニメおたくとか鉄道マニアと聞くと暗いイメージで、他とは交流の無い閉ざされた人種のようでした。そして圧倒的に男子が多くアニメや鉄道が好きだという女子はいなかったように思えます。そんなマニアックなカルチャーも時代とともに変貌し現代ではアニメや鉄道に暗いイメージを持つ人はもういないと思います。

オートバイもアニメや鉄道のようにいつか一般に受け入れられて、今よりもっと良いイメージのものに変わるといいですね。その為に私が活動テーマにしている「ツーリングのワンシーンを切り取る」といったバイク写真が役に立てばうれしいです。




さて今回の究極のツーリング写真ではそんな鉄道とのコラボレーション写真として、房総半島のローカル鉄道の撮影スポットを7つご紹介したいと思います。

1.小湊鉄道 月崎駅

EOS6D mark2

月崎駅は養老清澄ライン(県道81号)から久留里方面へ向かう県道32号にあります。クオードの森(旧市民の森)の手前に位置する場所で鹿野山や亀山湖へ向かうツーリングルートの休憩ポイントとしてもお勧めです。

つい最近、木造の古い駅舎が補修工事されましたが、木造構造のまま綺麗にされて小湊鉄道は風情を大切にしているのだなと思いました。

写真のように3月から4月は桜と菜の花の名所でもあり多くのカメラマンが訪れます。駅での撮影スポットではかなり人気の高いところです。

2.石神菜の花畑

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART F8 1/160 ISO100

小湊鉄道 養老渓谷駅の北に位置する石神菜の花畑。ここは小湊鉄道の撮影スポットとして撮り鉄の間ではかなり有名です。菜の花のピークには多くのカメラマンが訪れるので撮影マナーに配慮しましょうね。

ちなみに私は以前ここで、あのNHKのてつたびの中井精也さんにお会いしました。中井精也さん、バイクもお好きなのか私のR1200GSアドベンチャーを見て「おおっ!いいですねBMW!」と声をかけてくださいましたよ。




3.いすみ鉄道 第二五之町踏切

可愛らしい黄色い気動車のいすみ鉄道。こちらも小湊鉄道に負けじと鉄道ファンに人気のローカル鉄道です。写真の場所はいすみ市の国吉駅と上総中川駅のちょうど中間くらいに位置する第二五之町踏切です。国道465号を刈谷のT字路から西に走ると消防分署のある踏切があります。渡らずに直前を右折すればOKです。

第二五之町踏切は踏切自体が撮影スポットになっているという変わった場所です。というのも今頃の季節に夜にローアングルで踏切を撮ると天の川が写るのです。ご興味のある方は天の川の撮影にも挑戦してみてくださいね。

4.小湊鉄道 第一養老川橋梁

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

小湊鉄道の第一養老川橋梁は小湊鉄道線にいくつか見かける赤く塗装された鉄橋です。光風台駅のダイヤを見て撮影に挑みましょう。房総のツーリングスポットとしては上の方に位置する市原市ですからツーリングのラストスポットに立ち寄ることをお勧めします。

季節にもよりますが夕方には写真のようにキハに夕陽の光が当たってドラマチックな鉄道×ツーリング写真が撮れますよ。

5.小湊鉄道 朝生原の空き地

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F5.6 1/400 ISO100

小湊鉄道 養老渓谷駅から県道81号養老清澄ラインを北へ150mほど走ると左手に細谷輪業商会という自動車整備工場があります。そのすぐ隣に紅葉時などに臨時駐車場にする(?)ような広大な空き地があり、そこから写真のような風景があります。

広大な敷地にぽつねんと立つ樹木は桜。不思議な空間なので個性的な写真を撮りたい方にお勧めです。夏は草が伸びて写真の場所までたどり着けないこともあります。しかしこの場所は他に写真を撮っている人が誰もいないので、撮影に集中できるのが良いですね。




6.小湊鉄道 上総大久保駅

EOS1Dx

小湊鉄道 上総大久保駅は趣ある駅舎にトトロの絵が描いてある何ともメルヘンな雰囲気の駅です。ここも多くの鉄道ファンに愛されている駅の一つですね。写真の場所は上総大久保駅の駅舎側ではなく線路を挟んで反対側から撮っています。

現在では菜の花を植えたとの事で立ち入りは出来ないようですが、ここから望遠レンズで狙うとカーブを立ち上がってくるキハをとらえる事ができます。

小湊鉄道では別の駅で上総久保駅というのがありますのでお間違えのないように。ちなみに上総久保駅の方は立派な大銀杏で有名です。

7.小湊鉄道 里見駅のS字ポイント

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

里見八犬伝で有名な里見。ここも桜と菜の花が見事で人気のローカル駅ですが写真の場所は里見駅より300mほど南下した位置です。小さな踏切にバイク1台分のスペースがあり望遠レンズで狙う事で線路が見事なS字を描いてくれます。

写真デザインにおけるS字とは観賞者の視線誘導として効果があることは究極のツーリング写真の読者の皆さまでしたらご存じですよね。

この場所も撮り鉄さんに人気なので場所取りやマナー問題でトラブルにならないよう配慮しましょうね。

いかがでしたか?南房総の人気ローカル線 小湊鉄道といすみ鉄道の7つの撮影スポットでした。鉄道とバイクって何かシンパシーのようなものを感じますよね?バイク写真もいつか鉄道写真のように多くの人に愛されて発展するといいですね。

その前にまずはバイク写真と鉄道写真をコラボレーションしてみましょう。

今回はこの辺で!!

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実はビギナーに優しい望遠レンズの使い方<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、写真を見て感動したことありますか?写真をはじめたばかりのビギナーの方は、特に意識して他の人が撮った写真もよく見てみましょう。いろんな写真を見ることで【写真の見方】が分かってきますし、自分はこういうのが好きだ!という好みも見えてきます。

そして感動すること、感動できる豊かな感受性に磨きをかけていきましょうね。パブロピカソは幼い子供こそ最強の芸術家だ、と言ったそうですが人間は大人になるにつれて常識に囲われ、感受性も鈍感化するものです。写真をライフワークとしてやっていくぞ!と決意されたのであれば常識を疑い、子供の頃のような豊かな感受性を取り戻しましょう。

EOS6D Mark2 + EF70-200F2.8L IS




さて今回は<初級>ツーリング写真解説として多くのビギナーが困っている構図について書いてみたいと思います。いつもツーリングで良いと思った場所で写真を撮るけど、なんか平凡で同じような写真ばかりを撮ってしまう…。こんなお悩みはありませんか?

そんなお悩みを解決する一つの方法を考えてみました。題して「感動した1つを望遠レンズで切り取ろう」作戦です。

ビギナーの方が撮ってしまう平凡な写真とは様々な要因がありますが代表的なものとして余計なものがゴチャゴチャ写っている写真です。そしてもう1つは撮り始める前に「何となくここが良いと思ったから」というだけで感動しないで撮っていることです。

上の作例は菜の花の咲く小湊鉄道の風景ですが、この風景を目の当たりにして傾いた太陽光を受けて柔らかく輝く風景(菜の花が咲き乱れる風景)に郷愁感を覚えました。このように何となくではなく何がどう良かったか?はっきりさせるのが最初です。

この撮影場所は画面の外は立派なアパート、その住人の乗用車、幼稚園などがありました。こういった場合で広角レンズを選んでしまうと余計なものが画面内に入ってしまい、本来良いと思った主題がボケてしまうものです。

画面に入れたくない余計なものの代表選手は電線、地面にあるゴミ、ガードレール、派手な色彩の看板や標識、魅力的な物でもメインと相性の悪い色やデザイン…まだまだありますが思いつくだけでコレだけあります。上級者であればこれらを重ね合わせて隠したりボケ具合で調整したりと術を知っていますがビギナーでは難しいですね。

電線やゴミは写さない方がいいのはビギナーの方でも分かっていると思いますが「感動した1つを望遠レンズで切り取ろう作戦」では伝えたい主題以外は全て入れないという事でいってみましょう。




EOS6 mark2

夕陽に染まる港が旅のハイライトとしてカッコいいと思ったらそう撮ればいいのです。近くにあった船やカモメは上手に脇役として調整できないのであれば入れない方がいいです。望遠レンズは遠くの物を引き寄せる効果だけでなく、写せる範囲を狭くできるので余計なモノを入れない、大切な一つをはっきり写すのに都合がいいのですね。

望遠レンズをツーリング写真として使う注意点はまずは撮影スペースの確認です。後ろに下がれる十分な広さがないとバイクを写すツーリング写真として無理が生じます。次に望遠になるほど手ブレの影響が顕著に出ますのでシャッターボタンを半押しした時の露出結果を注視しましょう。例えば焦点距離200mmの望遠を使用している時、シャッター速度1/125とか1/80とか表示したら少し用心した方がいいです。三脚を使うかISO感度を上げるかで対処しましょう。




また撮った後に細部を拡大して微細なブレが出ていないかのチェックもお忘れなく。手ブレだけでなくピントの甘さなども同様ですが、ビギナーのうちはチェックも甘いので意識して撮った画像の確認をしましょうね。

いかがでしたか?ビギナーのための「感動した1つを望遠レンズで切り取ろう作戦」。余計なものを画面外に排除してシンプルな構造にしてしまえば主題が明確な作品の出来あがりです。ベテランは被写体や要素が複数ある複雑なシーンでも最終的に写真を単純化する術を持っているもので、そういったノウハウがあれば24mmや35mmでもシンプルでいい写真が撮れると考えます。

望遠レンズの本来の使い方と少し外れていますが、即効性のあるやり方なのでぜひ試してくださいね。

今回はこの辺で!!

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バイク写真、ツーリング写真での自撮りについて

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ツーリング先で写真を撮るときに自撮りはされますか?自撮りはSNSが普及したここ数年で浸透した単語ですが、それ以前からある写真業界での正しい言い方はセルフポートレートとなるのでしょうか?

セルフポートレートと自撮りは少し意味が違うのかもしれませんが、自身の顔や全身の様子を撮ることを一般的には「自撮り」と呼びますよね。自撮りについては様々な意見があるようで恥ずかしい、意識高い系みたい、ナルシスト?といった否定的なものも見受けられます。一方で自分という人間が好きである、自信に満ちているという意味での自撮りはポジティブなとらえ方ですね。

個人的には「自分の今」を記録に残すという意味で良いと思います。人に見せる写真でなくても何年、何十年と後で見返した時に、それは自分にとって特別な写真になるでしょう。




私が最初に就職した会社でこんな事がありました。午後になって睡魔に襲われ研究室の隅っこでこっそりウトウトしていました。その様子を同期が写真を撮ったのです。その時は少々ムッとしましたが今でもその写真は大切に持っています。なかなか職場での自分の姿って写真に残さないですよね。ましてや知らずに撮られたスナップなんて。この頃、尊敬する先輩が「俺の経験上、眠い時は寝るしかないんだ」と言っていたので素直にそれを信じていたのを今でも記憶しています。それから四半世紀が過ぎた今。その写真を見るとあの研究室にいた20代の自分を見て、まるでタイムスリップしたような気分になれます。

EOS6 mark2 + EF35mmF2IS

さて今回はツーリング写真、バイク写真における自撮りについて書いてみたいと思います。ツーリング写真、バイク写真でライダー(自分)が登場する写真を自撮りと呼んでいますが、他に適切な表現がないので当ブログではとりあえず「自撮り」と呼んでおります。

本当はお友達やパートナーが一緒であれば苦労ないのですが、私も含めて多くの方がソロツーリングでツーリング写真を楽しまれていると思います。一人でやるには自撮りしかないですからね。

上の写真は春の房総半島をイメージしたローカル鉄道とのツーリングシーンです。露出をつめて菜の花の存在を強く意識してみました。結果、昼なのに夜のような雰囲気ですが何となく宮沢賢治の世界のような写真になったかな?と思っております。

R1200GSの後方に立ったライダー(私)は列車を見上げているポージング。これによってローカル鉄道とバイクを関連付けています。そうです、ライダーの存在とはオートバイと風景(被写体)を関連付ける重要な役割があるのです。

私がこのようにライダーを登場させる写真を撮るようになったのは10年くらい前だったでしょうか…。当時、ツーリング先で風景主体でバイクの写真を撮った時にライダーが写っていないと不自然だな、感じたのが最初でした。

バイクをアップにした愛車写真であればライダーの姿が写っていなくとも、それほど変ではありませんが風景主体のツーリング写真でバイクだけがあると、何だかバイクがそこに置き去りにされてオブジェになっているように見えたのです。




そもそもオートバイのデザインは車と違ってライダーが存在してはじめて美しいのかもしれません。W650やR100RSなどに乗っている人はMaxFritzのジャケットを、ハーレーのローライダーに乗っている人はスタッズの入ったレザーライダースを…といった具合に車体に合わせてファッションも気にしますよね。

綺麗な場所に素敵なイスがあったとします。場所の様子も含めて写真にすると何かモノ足りません。座るはずの人間が不在なのです。しかしイスに人が座った様子を写真にするとイスが本来の役割を果たしている様子が写真になります。一方で家具メーカーやお店がカタログ的に撮るようにイスをアップにして写すと人がいなくても不自然ではありません。これと似ていると思います。

RICOH GR

先ほどバイク主体の愛車写真であればライダーは写っていなくても良い…と書きましたが、愛車写真でもこのようにライダーが登場すれば、バイクとオーナーの関係性が表現され、それは一つのStoryとして表現できるものです。この方がカッコいいと思いませんか?

荒唐無稽な発想ですが次のように考えることも出来ます。バイクは常にライダーを求めているのでは?という事です。止まっているバイクは2本のタイヤと細いスタンドで自立して見るからに不安定です。この不安定な様子は常にライダーの存在を待っている生き物のようにも思えてきます。

そうなるとバイクの写真をツーリング写真として撮るのであればライダーの存在は必須ではないでしょうか?カタログ的にバイクのデザインや特徴を説明する写真ではないのですからね。




しかしいつも必ず自撮りができる訳ではありません。自撮りができない代表的な要因は見つけたベストアングルが三脚のアイレベルよりハイポジションである、他者の邪魔になるなどで三脚が置けない、たくさんの人が見ていて恥ずかしい(気にしなければOKですが)などです。

EOS30D + EF28-70mmF2.8L

ご参考までにこんなやり方もあります。この写真はライダーが写っていませんが何となくライダーの存在を感じる写真だと思いませんか?理由は2つあります。一つ目は画角です。この写真は28㎜で撮りましたがEOS30DはAPS-C機ですので35㎜で換算しておよそ43㎜という画角になります。少々広角ですが標準と言って良い画角です。

50㎜前後の標準の画角で撮ると風景の様子が自然なので「視線の写真」になるのです。視線の写真であることでF650GSダカールが停めてある場所からカメラ位置までライダーが歩いてパチリと撮ったのだな、と容易に連想できるのですね。二つ目の理由はデザインです。F650GSダカールの位置からカメラ位置までの間にブロック壁が導線として機能しました。これにより見た人は「あのバイクのライダーが撮ったのだな」と分かりやすくなります。自撮りが第三者の視線であるのに対してこちらはライダー本人の視線という事です。

私はやらないのでご紹介できる作例がありませんが、SNSで言う本当の自撮りをツーリングでやっても素敵だと思います。人間の顔が主題となるツーリング写真です。楽しい、気持ちいい、シリアス顔でもドヤ顔でもOKですが表情で伝えるツーリング写真ですね。

 ~ツーリング写真における自撮り まとめ~

・風景主体のツーリング写真ならライダーの存在は必須

・バイク主体でもライダーが少し写っていればカッコいい

・ライダーが写せない場合は標準の画角で視線ショットに

ところで冒頭の話で「経験上、眠い時は寝るしかない…」とありましたが経験談とは人を騙す時があるので気を付けましょう。眠い時は裸足になって足裏の汗を乾かすとスッキリしますよ。

バイク写真、ツーリング写真における自撮りのお話でした。

今回はこの辺で!!

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