写真と共に歩む道☆みんなが知らない上達の秘訣

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、まだまだ寒いですが愛車のバッテリー、弱くなっていませんか?ツーリングに行く当日になってエンジンがかからない…なんて事のないよう事前に電圧の測定やトリクル充電をしておきましょうね。

さて究極のツーリング写真ですが最近になって新たに海外の読者様が増えたことに驚きを隠せずにいます。当ブログはこれだけの字数を全て日本語で書いておりますので、おそらく海外在住の日本人の方だとは思うのですが、本当にありがとうございます。

アメリカ、中国などの大国は何となく分かるのですがサモア、ネパール、ペルーといった国からのアクセスもあり、恐らくそれぞれ一人の方が定期的に見に来ていただいているのだと思います。とても嬉しいです。

EOS6D Mark2

さて今回は立澤重良のツーリング写真独り言コーナーでございます。つい先日、ある方が私のブログを見て「私も立澤さんと同じEOS6D Mark2を買いました!」という方がおられました。それを聞いて何だか悪いことをしてしまったなぁ…という気持ちになりました。別にEOS6D Mark2は素晴らしいカメラですし、ツーリング写真に使うにあたり何も問題はないのですが、カメラ選びとは人それぞれ違う物であり、たまたま今の私にとってEOS6D Mark2が用途にぴったり合っている…という事に過ぎないのです。必ずしも他の誰かにおススメするカメラとは言い切れません。

発表している作品のキャプションにEOS6D Mark2 + EF35mmF2ISとかいつも書いていますが、これは私としては特に深い意味はなく飾りのようなものです。いや…本当は書きたくないです。これは使っているカメラやレンズが何であるかを秘密にしたいのではなく、作品自体をよく見ていただきたいからです。であるにも関わらずEOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG とかいつも書いているのはブログの検索ヒット率(SEO順位)を良くするのが第一の目的で、第二の目的としては気になって聞いてくる人が多いから…という2つの極めて下らない理由なのです。




カメラやレンズの機種だけに留まらずF5.6 1/250 ISO200 といった露出データも同じです。これは例えるなら高速のSAで見かける観光バスツアーのご高齢紳士です。バイクの駐車場の近くにくると必ず我々に「このバイクは何ccじゃね?」といった具合に排気量を聞いてきますよね。見ず知らずの人と旅先でコミュニケーションするのは大好きですが、バスから降りて来られる紳士方は10人中で10人とも同じ質問なのは滑稽です。

おそらくバイクとは免許制度など排気量の大きさで分類される、という知識に結び付け、とりあえずライダーへの質問は排気量になるのだと思われます。写真の露出もこれと同じで良い写真とは絞りやシャッター速度や焦点距離など撮影に関わるデータが重要であるという知識に基づき「この写真の撮影データを教えてください」という質問が出てくるのだと思います。

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

多くの方の関心の対象は最新のカメラや高級なレンズ、そして撮影データです。もちろん最新のカメラや高級なレンズが好きだ!という事であれば否定されることではありません。素晴らしいご趣味だと思います。しかし多くの方にとって本当の目的はいい写真を撮ることではないでしょうか?

であれば、関心の対象をカメラ、レンズではなくもっと写真によせていきましょう。写真が好きな人、写真をライフワークに生きる人、個人的な写真活動家、写真芸術鑑賞が好き…とにかく写真について今いちど見直す機会を作っても悪くはないと思いますよ。プロとかアマとかは関係ありません。

いい写真とは人それぞれ考え方が異なりますが、私なりの解釈としては「いい写真とは常に見る側が主観的に決めるもので撮る側としては永遠のテーマ」と考えます。いい写真を実現するにはとにもかくにも写真に対する見識を深め、感覚を養い、被写体の知識をつけ、経験を積み自分なりに”美”とは何かを問い続けることではないでしょうか。たくさん失敗を重ねて少しづつ上達のアラートを踏んで、年単位で見て進化を感じた時が最も写真の喜びを味わう瞬間かもしれません。

今回は私が思いつく限り、写真を好きになるとはこんな素敵なことですよ、ということを箇条書きしてみたいと思います。

1.写真が生まれる喜び

カメラで写真を撮るなんて誰でも普通にしている事ですから、パチっと撮って写真が出来上がることに今さら驚く人はいません。文明社会と完全隔離された少数部族ではないのですからね。

しかしちょっと考えてみましょう。私たち人間が生きていく上で、見えているこの世界は言ってみれば3次元の動画です。止まることも戻ることもなく常に一定の時間で流れているこの3次元空間。これにカメラを向けてパチリとやると特定の範囲が一瞬で2次元の一時停止画像になるのです。

これって凄い事だと思いませんか?カメラが当たり前にある現代では感じませんが、まず写真が生まれること自体が実はエキサイティングなコトなのです。




2.あの日あの時、写真を撮ったから記憶に刻まれる旅風景

以前にも何度か書きましたがここで改めてもう一度書きます。私はよく人に「写真を撮るのが目的でツーリングしているの?」という疑問を持たれます。逆に言えばツーリングを楽しんでいないのでは?という事ですね。しかしツーリングを楽しんでいない…なんて事は全くありません。むしろ写真を撮ることでツーリングが、旅が充実していると言って過言ではありません。

あの日あの時、ツーリングで出会った情景に心打たれ撮影に没頭した自分がいつまでも心に焼き付いています。もし、あの時に写真を撮らなかったら記憶は曖昧に薄れてやがて消えてしまうかもしれません。

旅の記憶とはいつか人生を振り返る時がきたときに「財産」と呼べる尊いものだと思うのです。忘れちゃったら悲しいではありませんか。お金や地位や名誉は死ぬときに持っていけませんが、旅の記憶や写真を通して学んだことは持っていけるような気がするのです。

網走で名もない風景

3.悩み苦しみ表現した作品が誰かを救う

人間は誰しも人の役に立ちたい、世の為に生きたいという願望があるそうです。社会や文化の発展に貢献した功績者、スポーツで歴史的な記録を残した名手、音楽を通して人々の心を励ましたアーティスト。そんな素晴らしい人物に誰しも少なからず憧れを抱くものですよね。

SNSなどで自分を良く見せようとしている人を「承認欲求に支配されている」なんて言いますが、承認欲求も自分は世のために貢献している立派な人です、という見かけだけのアピールと言えます。このように多くの人は人の役にたっている、社会に貢献している立派な人になりたいという願望があるのですね。

写真もこの願望をかなえる1つの手段と言えます。しかし承認欲求に支配されるようでは一般ウケを狙っただけの画像に過ぎません。よく見かける承認欲求を満たすための写真とは話題のスポットに出向いて加工アプリで盛りに盛った写真です。

そうではなく人に見せて喜んでもらえる写真、誰かの人生に良い影響を与えるような力のある写真、励まされて勇気をもらえたような写真、美に対する見識を改めて考えさせられる写真、そういった「作品」は常に作者の内面の苦しみから生まれるもので、見てくれる人へのメッセージが込められているものです。

フレシマ湿原

大変なことのように聞こえますが、少し本格的に写真に取り組めば数年で「あなたの写真に元気をもらえました」「この写真を見せてくれてありがとう」と言ってもらえるような写真が撮れるようになりますよ。このように自分が1人の表現者となれることが写真をやる最大の喜びだと私は思います。

ここでは書ききれない程、他にもたくさんありますが長くなるのでこの辺にしておきます。こういったことを意識して写真と向き合っていくことが成長、つまり写真の上達につながると考えます。それは日々は実感できないほど少しづつ少しづつですが、「あっそうゆうことだったのか」という小さな気付きを繰り返して上達していきます。




カメラやレンズはこんな写真を撮りたい、という具体的な要求が発生した時に、はじめて検討すべきものと覚えましょう。必ずしも最新のカメラを用意する必要はないのです。私がEOS6D mark2を使用している理由は・超ワイドレンズを使うのでフルサイズ機が必要である ・光学ファインダーのカメラが好き ・自撮りでポージングや位置の確認でWifi機能が便利 ・OVFのフルサイズ機でバリアングルモニター搭載はEOS6D mark2だけだから・・・といった理由から選んでいます。

iphone

ここで書いたことが「信じがたい…いいカメラを買えばいい写真が撮れると思うのが普通だろう」と思う人は、日本のカメラ業界が古くからやっているプロパガンダに完全に洗脳されています。もし最新のカメラ=いい写真という事であればアンセルアダムスやロバートキャパなどが残した名作写真が現代で見れば駄作になるはずです。しかしそうではないですよね?

写真が上達するにはカメラやレンズの知識も大事ですが写真とは自分にとって何だろう?と今いちど「写真」について考えてみましょう。一朝一夕に成就するものではありませんが、悩み楽しみ試行錯誤し、様々な経験の中で少しづつ分かっていくものを得て、自身の進化を確認できる瞬間を感じればきっと遣り甲斐も感じるはずです。

とりとめのない内容を惰性的に書いてしまい、加えて普段にも増して乱れた文章でしたが最後にまとめると、自分もいい写真を撮りたい、上達したい!と願うのであればいつでも写真のことを第一に考えましょう。写真を愛する人、ツーリングを愛する人になりましょう…というお話でした。

今回はこの辺で!!

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