冷却期間とLightroomレタッチ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、少し前のことですが私のInstagramに新たにフォロワーさんで「究極のツーリング写真見てます!」という女性の方がおられました。私はこのブログを開設した当初、読者層の中心は40~50代の男性と予想していたのですが、それに反して20代の読者も多く、加えて男女比はほぼ半々という結果に驚いたものです。このように若い世代や女性の方にも支持されて本当に嬉しい限りです。

そのフォロワーさんの写真はどれもバイクライフを充実させ、その楽しさが伝わってくる素敵な写真ばかりでした。写真もバイクも楽しんでいる様子は純粋にバイクの素晴らしさを人に伝える力を持っているな、と感じました。

さて本題の前にチョットお勧めの情報を…。

少し前に「写真は気に入ったのが撮れたらプリントしてみましょう、できれば6つWサイズか傑作なら4つWサイズくらいにして額装してみましょう」というお話をしました。

この写真は去年に撮った中で1番のお気に入りを4つWサイズにプリントしたものです。そして額装するにあたり安くてシンプルな額を探したところ、100円ショップのダイソーに素晴らしい商品がありました。




A3とB4の両方に対応したシンプルな木製フレームのフォトフレームです。これが4つWサイズの額装にぴったりです。4つWサイズプリントはB4サイズとほとんど同じなのです。

中の枠も外してしまえばA3サイズにも対応できる2Wayタイプです。これで200円なのですから恐るべしコスパです。このようにカラー写真の場合はフレームはなるべくシンプルなデザインを選びましょう。逆に凝ったデザインのフレームの場合はモノクロ仕上げの写真が似合うものです。

このダイソーのA3サイズフォトフレーム、唯一注文を付けるとすると紐や紐を通すリングが無いので、それは後で自分で何とかするしか無さそうです。自立させるスタンドなども当然ありません。でも200円ですからねぇ~!

他にもブラックがありますので、気になった方はダイソーに見に行ってみてくださいね。

さて今回はツーリング写真における写真の冷却期間とレタッチのお話を少ししてみたいと思います。

ここで言う冷却期間とは撮影した日から一定の期間をおいてLightroomなどのレタッチ、あるいは選別などを行うと、撮影日や翌日に仕上げた写真とは違ったものが生まれますよ、という意味のものです。冷却期間という呼び方が写真の世界で一般的に使われている訳ではありません。




写真の選別と仕上げは私の場合は主に1.撮影日の翌日 2.1か月後 3.数年後といった単位で行いますが、大半は撮影日の翌日です。撮影日の当日や翌日など直後の作業というのは撮影時の実際の様子や感動が記憶に新しく、より鮮明なイメージ(シャッターを切る直前に脳内に描いた写真のイメージ)の再現が可能です。

3.の数年後は自身の中でのバイク旅の風景が記憶の中で美化され、実際の様子とは少し違っている記憶風景としてのイメージを作る作業になります。時間を置くことで写真や旅に対する見識が深まったり、考え方に変化があった場合も撮影翌日に仕上げた作品とは違ったものが生まれます。

黄金道路

この作品を撮影したのは2005年ですが、このように仕上げたのはそれから13年も後のことでした。過去のバックアップストレージからこの画像のRAWを発見し、現在の考えとレタッチスキルのもと仕上げなおしたのです。思い起こすと当時の私はこの写真自体、それほどいい写真だとは思わなかった(思えなかった)のです。

実に13年もの冷却期間を経て自分が好きだと思える作品へと昇華した過去のRAW画像。13年前、今ほど整備されていなかった北海道の黄金道路をタフに走り切った感動が、歳月の中で記憶風景として美化されました。そのイメージの再現として仕上げたのです。

夕刻の帰路

一方でこんな経験もあります。これは長野県の確か杖突峠だったと記憶しますが高速道路の渋滞を避けるためと、旅先で夕景を拝みたいという理由で帰りの時間を遅めにずらしました。

結果、期待通りに素晴らしい夕景の中をR1200GSを走らせることが出来たのですが、峠の下りで夕陽の光が路面に吸収され奇妙で妖艶なアスファルトを目撃しました。見たこともないレアなショータイムを無我夢中でシャッターを切ったのを今でも覚えています。

その後、日もどっぷり暮れて暗闇の高速道路を淡々とR1200GSを走らせていたとき、私の脳内は先ほどのカットをどのように仕上げるか?と脳内で様々なイメージを想像しました。暗闇の高速道路はこんな事を言うと変な奴だと思われるかもしれませんが、お風呂に入っている時のような安楽の時間なのです。そんな環境を想像タイムをに使うのは実に効率の良いことだと思います。

さすがに長野を夕方に出て千葉に帰り着いたのは夜中だったので、その日はキャンプ道具を片付けて寝ましたが、すぐ翌日に選別と仕上げを行ってみました。帰りの高速道路で作ったイメージの再現です。先に書いてしまいましたがその時に描いたイメージとは言語化すると「奇妙で妖艶なアスファルト」です。




撮影日の直後は実際の様子やその時に描いたイメージが記憶に鮮明であること。だからそれを再現するための仕上げ作業となり、一方で冷却期間を置いた場合は記憶の中で美化された旅の風景の再現となります。何年も後であればLightroomのようなレタッチ技術の進歩や自信の写真に対する見識の深まり、スタイルの変化なども取り入れて作業してみましょう。そういった意味でRAWをストレージに保存しておくことは大切なのです。

今回はこの辺で!!

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