バイクに三脚を積載する理想的な方法☆三脚の積み方

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、すこし前に知人から「三脚なんて何でも同じなんじゃないの?」という質問を受けました。その人は特に写真を趣味にしている訳ではないので、いろんな種類や価格帯の三脚があるのを見て不思議に思ったようです。

この疑問が出てくるのは非常によく分かります。カメラをきちんと固定さえできれば三脚なんでどれも同じなのでは?って誰でも思いますよね。ましてや流行の「自撮り」のための三脚という事であれば尚のことです。自撮り用や旅行の記念写真用の三脚なんて使えれば何でも良いと思います。しかし写真をライフワークに生きる写真家やプロカメラマンではそうもいきません。

カメラをしっかり固定することで微細なブレをなくし作品のクオリティを高めることは妥協を許さない写真家、プロとしては当然のことです。他にも夜景や星空などで長時間シャッターを開けるとき、望遠レンズを使うとき、組み立てた画面を固定してシャッターチャンスを待機するとき…まだまだ他にもありますが、三脚とは実に写真家にとって大切なアイテムであるのは疑う余地がありません。

そしてそれぞれの用途別に豊富なサイズや機能を備えた三脚がある訳ですね。私たちバイク乗りにとって理想的といえる三脚はどんなものでしょうか?もし私がまだメーカーに勤務していたのなら、ツーリング写真向けの三脚(もしくは三脚積載のためのアイテム)を開発したいですね。そう思ってしまうほどバイクに積載するのにちょうど良い三脚なんて見当たらないと常々感じております。




さて前回の投稿で望遠レンズ用としてVelbonのシェルパ645Ⅱという三脚を導入しました…という事を書きました。

前回の投稿は こちら

前回の投稿で望遠レンズを持ってツーリングに出かける時に、トラベラー三脚のような軽量でかつ小さなボールの自由雲台ではカメラ向きの微調整が苦しい、だからVelbonのアルミ製3Way三脚を導入しました…ということを書きました。

今回はそういった軽量、小型タイプではないしっかりした三脚をどうやってバイクに積載すればよいのか、バイクへの三脚の積載方法について書いてみたいと思います。

この写真は何年か前のものでGITZOの2型三脚を使用した頃です。R1200GS-ADVENTUREにキャンプ装備で北海道へ行った時ですが、このように三脚にカバーをしてベルトでしっかり固定していました。しかしこのような固定方法では使いたい時にすぐに取り出せず撤収時も手間でした。




いま私がやっている三脚の積載方法はこれです。電気工事で使われている通称「エフケーブル」です。主に建物や住戸の屋内配線に使われている電線ですが、内部に太い銅の芯が入っており被服のビニールも頑丈で耐久性があります。

このようにグラブバーなどに数回ほど巻くだけです。エフケーブルは適度な硬さでフレキシブルに使える2芯のVVF1.6-2Cがおススメです。この方法は電気工事屋さんがよくハイエースなどのキャリアに脚立や梯子を固定している様子を見かけます。それくらい信頼できる方法と言っていいです。

ただエフケーブルはそこら辺のお店では売っていなく大型のホームセンターの資材コーナーで入手するしかありません。1巻き買う訳にもいきませんので切り売りしているお店を探してみてくださいね。高いモノではないので1~2mくらい買っておきましょう。

ぎゅーっと締め上げて3回ほどネジネジと巻き上げるだけ。三脚を降ろすときも積むときも、さほど手間にはなりません。ケーブルの終端には写真のようにキャップを接着剤で付けておくと見た目も良くなりますよ。




三脚をバイクに積載するときは必ず三脚にカバーをかぶせましょう。走行時の汚れや雨水などで三脚の可動部(特に自由雲台の場合はボール部分)が不具合を起こす可能性があるからです。それに万一、バイクの振動でネジが外れた場合もカバーをしておけば外れたネジを紛失させずに済みます。盗難対策にもなるのでカバーは必ず装着しましょう。

それから脚の先端にある石突き、ロックレバー、パンハンドル、雲台にある固定ネジ類は積載前にしっかり締めこんでおきましょう。締めが甘いとエンジンから伝わる正弦波振動で徐々に緩んで外れてしまうのです。この辺はバイク専門の写真家のノウハウですね。

写真を愛するライダーの共通の悩みである三脚の積載方法、その一例をご紹介してみました。

今回はこの辺で!!

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