写真を愛するライダーの最大の悩み☆三脚について

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今年は記録的な暖冬ですがライダーには少し有難いですね。これを書いているのはまだ1月ですが投稿が公開される2月はちゃんと寒くなっているのでしょうか…。毎年のように異常気象と言っていますが地球はどうなってしまうのでしょうね。ここで心配しても仕方のないことですが去年の台風のような災害がないよう祈るばかりです。

さて今回は我々写真を愛するツーリングライダーにとって最大の悩みといっていい三脚について書いてみようと思います。

よく「家は三度建てないと満足できる家にならない」と聞きますが、三脚もそれに似ていて自分で最低でも三つは三脚を試してみないと、自分の使い方に合った理想的な三脚に巡り合えないのでは?と私は思います。

以前も似た内容を書きましたが三脚について少しおさらいをしておきましょう。三脚は撮ろうと決めた方向へカメラを固定すること、カメラがブレないようしっかり安定させること、撮影者1人しかいない場合の人手不足を補うもの、といった役割があります。そして三脚は使用するカメラ(+レンズ)の重量を最初に考えて選ぶこと、次に安定性と携帯性の相反する要素を考慮し自分なりの落としどころを決めて選ぶことです。

安定の良い三脚とは足が太く重量があり大きいので、例えば山登りや移動の多い撮影シーンでは少々の安定性を犠牲にしてでも小型軽量で携帯性のよい物を選ぶものです。我々バイク乗りも同様で大きく重量のある三脚をどうバイクに積載するか?は車種によっては厳しい難題となります。




この写真の左は私が古くから愛用していたGITZOのオフセットセンターポールの2型カーボン三脚。脚は3段で雲台とセットで価格は10万円オーバー。右は少しまえに究極のツーリング写真でご紹介したNEEWERのカーボン4段のトラベラー三脚で価格は実売で8000円くらい。

※NEEWER66インチ ポータブルカーボン三脚のコスパがすごい話は こちら

スペック的に比較すべき両者ではありませんが、ご覧のように収納サイズは圧倒的にトラベラータイプのNEEWERに軍配があがり、価格についても1/10以下では少々の粗が出てもNEERWERが許されてしまいます。しかし、ここ1年ほどNEEWERを使った感想としては携帯性は素晴らしく良くなりましたが望遠レンズ使用時の使い勝手や安定にいくつかの問題が発生しました。

この両者はボールジョイント機構の自由雲台です。GITZOの方はボール本体と操作ダイアルが大きく、望遠レンズ使用時でも微調整がしやすかったです。一方、NEEWERは収納時に雲台が足の内側に入る関係でボール本体もダイアルも小さいです。これですと望遠レンズを使う時に微調整が難しいのです。200mmくらいまでなら何とか頑張れますが、それ以上の画角となるともうダメです。望遠レンズでの作画とは僅か1mmでも動かすだけで画面は大きく変化するため、長い望遠ほどシビアな三脚操作が要求されるのです。

もちろん望遠レンズを多用するのは私に限った使い方なので、多くの方にとってNEEWERのカーボン三脚で不便を感じることはないと思います。しかし風のある海岸で400mmで撮りたい、なんてシーンでは脚の剛性不足からくるカメラの揺れも露呈してしまいました。

私のお気に入りの飛び道具レンズであるSIGMA150-600mmF5-6.3DGをEOS6D Mark2に装着し南房総の海岸で撮影しているとき、ライブビューで遠景の富士山の峰を拡大して確認すると、風でユラユラとずっと揺れ続けてしまうのです。

そこで望遠レンズを持って出かける時用にこんな三脚を買ってみました。VelbonのSherpa645Ⅱ 4段のアルミ脚で3Way雲台を持った割と普及しているモデルです。もちろん中古品で型遅れのモデルでもあります。定価は30672円ですがヤフオクで8000円程度で入手できました。アルミは重いですが安定がよくカーボンのように高価ではありません。

物欲を刺激するようなカッコいい三脚ではありませんが、むしろ実用一辺倒で考えれば万一の破損や盗難でも諦めがつくアイテム(と言ったらVelbonに失礼ですが)とも言えます。




特に望遠レンズを使う時に良いのがこれです。この昔ながらの2本のレバーハンドル。水平とパン方向がそれぞれ独立した3Way雲台の操作性の良さです。600mmの望遠レンズでも精度よく微調整できます。

3Way雲台PHD-65Qです。長方形で大きめのクイックリリースシューです。

斜めから滑り込ませるように装着するクイックリリースで非常に操作性がよく快適です。この辺の精度や信頼性はさすがVelbonのような有名三脚メーカーであると納得できますね。

クイックリリースプレートは望遠レンズの場合はレンズに装着、通常はカメラボディに装着します。この写真は両方に装着している状態です。クイックリリースプレートは複数枚持っていると便利です。




1つだけ難点を挙げるとすると操作ハンドルの一方を外して、このようにパン側に連結させないと収納バッグに収まらないことです。けっこうクルクル回さないといけませんし、中途半端なところで緩くしておくとエンジンの振動で落ちてしまうので、しっかり締めておかないといけません。ちょっと面倒ですね。

R1200GS-ADVENTUREのリアシートに積載したイメージ。望遠レンズを持って出かけるので仕方のないことですが、けっこう大きいですね。固定方法もこれでは不安定なので別の手段を考えねばいけません。三脚はバイクには積みにくいものですが、その気になればどんな三脚だって積めない事はないはずです。しかし重要なことは積むことではなく撮影地に着いた時にパッと降ろせて撤収時も素早く積めること。

この辺については次回の投稿でバイクに三脚を積載する場合のおススメの方法をご紹介いたします。

今回はこの辺で。

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