ツーリングシーンに見合ったホワイトバランスの設定方法

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、2019年9月8~9日に台風15号が上陸し地域によっては甚大な被害のあった千葉県ですが、南房総市や館山市ではすでに主要な道路や多くのお店は平常通りとなっております。いすみ市や九十九里の方はそもそも停電があったくらいでニュースにあるような大きな被害は出ておりません。

自粛ムードや風評で観光客が来なくて地域の方々が大変お困りとのことですので、ぜひ房総へツーリングにいらして下さいね。

風光明媚な海岸線、美味しい海の幸、びわや梨などの農産物、そしてツーリング写真に最高なスポットもたくさん待っていますよ!

さて今回の<中級>ツーリング写真解説ではバイク写真、ツーリング写真において、そのシーンに最適なホワイトバランス(色温度)の設定について解説してみたいと思います。

ホワイトバランス、色温度とはカメラの操作方法で最初に教わることですよね。単位はK(ケルビン)で数値が大きいほど赤みをおびた暖色で小さいほど青みをおびた冷調な写真となります。日陰や曇り空では青っぽく写ってしまうので、これを修正するときにカメラのホワイトバランス調整機能で修正しますよね。でもホワイトバランスの調整で出来ることは修正することだけではありません。




ホワイトバランス 4000K

他の様々なツーリング写真解説にも書いてきましたが、写真とは目で見た通りに写すべきだ!という考え方は非常に勿体ないものです。カタログ写真や事実を忠実に伝える目的のある記録写真を除いて、表現の世界では感じたことや被写体の魅力が伝わるよう、実際の様子とは異なる様子で写真にしても良いと思います。

ホワイトバランスの設定も例外ではなく、目でみた通りを写真にする目的でホワイトバランスを設定するのは必ず正しいとは言い難いです。

そのシーンにぴったりだと思うホワイトバランスの設定、自分が感じたことを表現するのに最適なホワイトバランスの設定をしてみましょう。

上の作例では前景として小川に自生していたシダ植物を入れてみました。シダが入ることで作品の雰囲気は一気に苔むした日陰のイメージだと感じたので、だいぶ冷調なホワイトバランスとなる4000Kを選択しました。

これにより見る側に空気感としてしっとりと湿度を感じさせる写真に仕上がったのでは?と感じます。

ホワイトバランス 5150K

一方、全く同じシーンをホワイトバランスを暖色方向に設定するとこんな感じです。一見してこれはこれで悪くないように見えますが、情景の中で感じたことと関連性のないホワイトバランスの設定と言えます。個人的な好みの問題かもしれませんがシダ植物など苔むした雰囲気を表現するのにこれはないと思います。




ホワイトバランス 5000K

もし5000Kくらいで撮るのであれば、同じ撮影場所でも撮り方はガラリと変わってこんな感じだと思います。

その時の情景や被写体によって「こう感じたからこう撮りたい」というイメージがあり、それに見合ったホワイトバランスを選択することを強くオススメ致します。決して目で見た通りの様子を忠実に写真にするように…にとらわれない。ここがポイントですね。

もちろん記録形式をRAWで撮られている方は後でホワイトバランスをLightroomやDPP、キャプチャーワンで調整するから撮影時はホワイトバランスは気にしていない…という方も多いかと思います。しかし今回の解説のように「シダ植物の苔むした雰囲気に似合うホワイトバランスを」と撮る時点でイメージできれば、構図や露出などもそれに合わせて撮影時に決めることができるのです。




今回はレタッチやプリントも含めて写真が最終的にどうフィニュッシュするのか?というイメージ力も大事ですよ…という事を含めて解説してみました。

ぜひ次回から実践してみてくださいね。

今回はこの辺で!!

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