写真は光が命と言われるのは何故か?ひとしずくの光を手に入れよう

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、このブログを読んで写真が好きになった、ご自身のツーリング写真が変わった!という方はおられますか?見ているだけの方と本当に実践していただいてる方と、割合がどの程度なのか知る術はありませんが、きっと究極のツーリング写真の解説を読んで「写真が変わった!」という方が少数でもおられることを願っております。

当ブログは間もなくサイト開設から2年になります。我ながらバイク写真に関わるネタだけで、よくここまで書いたものだな…と感心しております。当初はネタ切れがもっとも大きい不安材料でしたが、実際にやってみると日常の中で「あっこれブログに書こう」とひらめく事も多く、それをメモしてを繰り返すうちに自分の知識として蓄積されネタ切れに困ることは殆どありませんでした。

またこのような解説を日々綴ることでツーリング写真に対する想いも深まっていると感じます。不思議なものですね。




さて今回は<中級>ツーリング写真解説として光のお話をいってみたいと思います。よく写真とは光が命である…とか聞きますよね。意味は分かりますが光が大事であるという知識を具体的に自分が撮る写真としてどのように落とし込めばいいのか?この辺が最も難しいですよね。

EOS6D Mark2

まずそこにイイ光が存在している事に気が付くこと…コレが最初の段階です。人間の目はなかなか優秀なAE(自動露出)が備わっていて、その場所に目が慣れていれば明るくても眩しくなく、真っ暗闇でも何となく見えてしまうほど調整機能が優れています。

しかし、ここに落とし穴があります。




イイ光とは人間の目で合わせた明るさでは確認できない場合も多いのです。そんな時はカメラの露出補正機能を使って試し撮りの段階で少し暗めの露出で撮ってプレビューしてみましょう。多くの場合、人間の目やカメラの評価測光では確認できない光がそこに存在していると確認できるはずです。

上の作品はその典型で肉眼では特に美しい光がそこに注がれているとは思えませんでした。しかし、そこは長年の経験で「ここは良い光がありそうだな」と感じたので被写体や景色だけにとらわれず光に露出を合わせて1枚撮ってみました。特に画面の左半分くらいに空気が光っているような様子が確認できると思います。

そう、光に露出を合わせるんです。

これがなかなかのピンポイントでして、上の作品の場合はここよりもう1/3段でも露出を変えると光はこのようには写りませんでした。

少しでも露出を変えるとこの通り。全く違った雰囲気の写真に…

「う~ん、光に露出を合わせる??露出は被写体や情景が最も魅力的にみえるよう選択するものじゃないの??そう教わったはずだけど?」というアナタ。

確かにややこしい話です。露出は被写体や情景が最も魅力的に見えるよう選択するものですが、作品の主役が光であれば、その光の様子が明らかに見えるよう、露出を合わせてやるのがいいと思いませんか?

上の2枚目の作例は光の存在を意識せずに風景とバイクの両者に丁度良い(であろう)明るさの写真になるよう露出を選んで撮りました。

この2枚の写真の違いを見れば「光に露出を合わせた写真」と「被写体、景色に露出を合わせた写真」どちらが魅力的な写真であるか一目瞭然だと思います。




  ~美しい光をとらえる写真の撮り方、まとめ~

・いい光とは肉眼やカメラの評価測光では見えにくい

・露出補正を使って当初は見えなかった光を確認してみよう

・光が最も魅力的に見えるよう露出を設定し、それに合わせた構図を練ってみよう

ツーリングをしていると、こういった美しい光のある場所とよく遭遇するものです。大切なのはそれに気が付ける心の余裕と写真家の目です。「いい光は普段はよく見えない」を意識して練習することで少しづつ分かるようになると思います。

今回はこの辺で!!

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