写真を現像、レタッチ、管理する最適なモニター 広色域ディスプレー

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、秋のツーリングシーズンを楽しまれていますか?ツーリングのベストシーズンとは・・・夏は暑すぎるし冬は積雪や路面凍結…、春は良いですが山間部の道路は開通していなかったり、花粉症だったり、5月病にかかっていたりと何かと忙しいです。そう考えるとツーリングのベストシーズンはやはり秋でしょうか??

空気が乾いて青空は爽やか。山は紅葉に色付いて温泉やグルメも満喫できますよね。キャンプツーリングする場合も日中でもサイトで快適に過ごせますし、焚火を楽しむのも秋からですね。

さて、今回は撮った写真をパソコンに取り入れて写真のレタッチ、RAW現像、管理などをされている方に、モニターのお話「高色域ディスプレー」の話題をいってみたいと思います。




私の場合いままでノートPC レノボThinkPadのE570を使ってLightroomのレタッチと現像、写真の管理を行ってきました。このE570には購入時よりIPS液晶のFHDモニターが搭載されていますが、どうもこのモニターではシャドウ部分が潰れてしまう傾向がありました。

せっかく仕上げた写真も後でiphoneで見たら見え方がだいぶ違うのです…。この問題を解決するのにノートPCをRAW現像などが得意なmouseコンピューターのNG5500に買い替えようか…と検討しましたが、E570も2年も使っていませんし買い替えは勿体ないので却下。そしてモニターを外部出力させて写真の作業をする時だけ広色域ディスプレーで作業してはどうだろうか…と思いついたのです。

といっても広色域ディスプレーは基本的にプロが使う物です。どれも非常に高価でキャリブレーションなどの高度なカラーマネージメントが前提となります。

私のかかえていた問題はノートPCのモニターでは役不足だから…という事なので広色域を求める訳ではないのですが、面白い製品を発見したので試して買ってみました。

それはI.O DATEのLCD-HC241XDBというモデルです。AdobeRGBカバー率90%の広色域モニターですが、キャリブレーションには対応していない「お試し」的なモデルです。通常なら何十万円もする広色域ディスプレーですが、2016年の発売時で5万円台。ネットのアウトレット品で1万2千円で購入できてしまいました。個人がお試しで使うには最高に丁度良いですね。

ここで作業用色空間のお話に少し触れてみたいと思います。写真の世界では作業用色空間は主にsRGBかAdobeRGBの2つが存在します。難しい話なので手短に説明しますとAdobeRGBの方が主に緑などの色領域が広くてクリエイターや印刷業界などのプロの世界では常識的に使われている作業用色空間です。

しかし、ここで注意しなくてはいけないのがAdobeRGBが美しいのであれば自分もそれでいこう…と安直に考えると失敗を招きます。多くの人が使っているPCのモニター、スマホやタブレット、そしてWEBサイトはほとんどsRGBなのです。

AdobeRGBで仕上げたデータをsRGBでは正しく見ることができませんし、その逆も駄目です。

AdobeRGBは主に高品質なプリントを前提とした色空間で、通常の使用はsRGBと覚えておきましょう。ここでは高度なカラーマネージメントについては触れませんが、間違えてAdobeRGBを使ってしまわないよう…正しい知識を身に着けましょうね。




さて…I.O DATEのLCD-HC241XDBですが接続してみた感想としてはE570のディスプレイとは明らかに鮮やかに美しく見ることができました。

ここで試しに色域をワイド(つまりAdobeRGB90%カバーの状態)にしてみました。モニターで表示される画像の違いをiphone7で撮って比較してみましょう。

sRGB

 

そして…

ワイド(AdobeRGB)

・・・どうでしょう?あまり変わらないですよね??そうなんです、これを撮ったiphone7も、いまコレを見ている皆さんのスマホやPCモニター(もといWEBも)もsRGBなので、この両者を比較しても違いはよく確認できないのですね!

実際にはワイド表示させたモニターは「うわぁ~なんだこの気色の悪い色は!」という感じです。sRGBで撮影から仕上げまで行った画像をワイドで表示させると、変なふうになりますし、その逆はもっと酷いと思います。




話が作業用色空間に脱線してしまいましたが、I.O DATEのLCD-HC241XDBをカラーマネージメントまでやらずに、sRGBで仕上げる使用用途で十分に機能してくれる良いモニターでした!というお話でした。

それにUSB電源が出ていること、縦横にディスプレイが動くなど便利な機能もあります。本格的なクリエイターさんから見たらカラーマネージメントのできない広色域ディスプレーなんてオモチャのようかもしれませんが、いまネット上での実売価格がとても安いのが魅力だと思います。

ノートPCなどで画質に疑問を感じている方にお勧めですよ。今回はこの辺で!!

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