標準レンズ、広角レンズの基本「被写体に寄る」とは何か??!

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、つい先日にFacebookのタイムラインを見ていたらこんな広告が入って驚いてしまいました。

一瞬、ヤマハかバイクショップの広告かな?と思いましたがSONYの35mmフルサイズミラーレスα7Ⅲの広告でした。ええぇ~カメラの広告にバイク写真!?目を疑いましたが間違いありません。

SONYが用意したいくつかのサンプル画像の1枚なので、リスティング広告機能として私のタイムラインに関連付けて表示したとは推測できますが、それにしても従来はカメラのカタログに使われるサンプルやイメージカットでバイクが登場するなんて見たことがありません。




通常はポートレート、風景、花、スナップ、スポーツシーン、夜景などが定番でしたが鉄道を差し置いてまさかのバイクの登場。いったいSONYの広報担当としてはバイクを選んだ理由にどのような意図があるのでしょうか?非常に興味深いですね。

大企業ですので何かのマーケティング調査でバイク写真という分野がたまたま目に着いたのでしょうか?私のような何かと企業に狙われている昭和40年男をターゲットにするためバイクに注目したのでしょうか…?

もしかして、どこかで究極のツーリング写真を見て「へ~バイクツーリングで写真、こんな分野もあるんだ」と興味をひいたのかも…いや、それはないか。

とにもかくにも、写真界において認知度の低いバイク写真が日の当たる場所にやってきた瞬間!という感じで嬉しい限りですね。今後、このような事が増えていきツーリング写真が写真界に認知していくよう、私も精進していきたいと改めて思いました。




さて今回は<初級>ツーリング写真解説として、よく聞く「写真の基本は被写体に寄ること」について簡単に解説してみたいと思います。

EOS6D Mark2

被写体に寄る、とはその字の通りカメラを構えて「これが主題だ」と決めた被写体にぐっと寄って撮る訳ですが、どうしてもビギナーの方は動くことが出来ないので寄れなかった写真を撮ってしまうものです。

寄るとは足で動くこと、体を動かすことでありズームレンズを使って「寄せる」とは同じようで全く違います。以前も解説しましたがズームレンズはファインダーをのぞきながら被写体の大きさや風景の範囲を調整するものではありません。それと同様に「被写体に寄る」を実行するときに使うものでもないのですね。

しかし動けないビギナーの方でも被写体に寄る方法は極めて簡単です。上の作例をご覧ください。この写真の主題である漁船の船首の部分に注目です。少し切れているのがお分かりいただけると思いますが、主題に寄るときの目安とはこのようにフレームに被写体がかかるくらいという事です。

どうしてもビギナーの方は被写体を枠の中にきちんと収めなくては、という意識があるようですが被写体を枠内に収めるのが正しい、という考えは無くしていただいて大丈夫です。




広角レンズで撮った写真とは、写真を見た人が写真の世界に引き込まれていくような雰囲気をもっています。その雰囲気に合わせて構成するという意味で被写体に寄るは有効です。逆に望遠レンズで撮った写真は写真から「これをみろー」とばかりに突き出てくるような雰囲気を持っています。この場合は寄せて撮る世界なので、無理をして被写体に寄る必要性はありません。

被写体に寄るは標準以下の広角での話で主に28~50mmくらいと覚えて頂いて良いと思います。もちろん例外的なシーンはありますので絶対ではありませんが。とにかく広角で特定の被写体を狙うシーンでは足で一歩、前に寄って被写体の一部を枠にかけてみましょう。

きっと当初、魅力的だと感じた被写体がそのイメージの通りに撮れるはずです。

被写体に寄る、確かにキホンかもしれませんね。

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