人と違ったユニーク構図に挑戦しよう☆個性的な構図のツーリング写真

Pocket

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は<初級>ツーリング写真の解説として構図のマンネリを脱するのに簡単なある手法をご紹介いたします。

いつもいつも同じような構図ばかりで撮ってしまい、マンネリを感じていませんか?人とは違うちょっと変わった構図でユニークな印象作品を狙ってみましょう。

しかしユニークな…といっても簡単にアイデアが浮かべば苦労はしません。そこで今回は撮影地で足元に何かないか探してみて、それを前景に構図した「のぞき窓構図」をご紹介します。




まずこちらの作例をご覧ください。毎度、私の大好きな漁港での撮影シーンですがひとまず普通に構図を作って撮った1枚です。漁港はフォトジェな被写体が数多く存在している故に、乱雑になりやすく整理する作業が膨大なのが難点です。この写真もゴチャゴチャしないよう地面のスペースを意図的に作り、手前の船を固定しているロープを画面の角から導線に入れて構成しました。

手前から2隻目と3隻目の船首の間にあるスペースにR1200GSを入れた構図です。一見して無難な構図のようで、実は手間のかかっている構図とも言えそうです。しかしこれでは以前も似たような写真を撮ったことがありますし、そもそも印象的とは呼べません。

そこでのぞき窓構図が作れないか、足元にある色々な漁網や漁具などに注目してみます。何か使えそうなものは無いでしょうか…

この時、私は一番手前の船の船首に巻き取ってあった舫綱に注目してみました。輪になっているのでデザイン要素の円や曲線が使えそうです。ここからのぞき込むようにR1200GSをとらえることはできないでしょうか。試してみましょう…




はい、こんな感じです。巻き取られた舫の輪、曲線を利用して額縁状を構成し、その輪の中からのぞき込むような「のぞき窓構図」の出来上がりです。のぞき窓構図はサスペンス映画やホラーなどの映像の世界ではよく使われ緊張感を誘いますが、写真で使うと緊張感と言うよりはメイン被写体を強調してくれるような印象になります。

近景を作った構図の場合、それが何なのか明確にするか、抽象的に大きくボカしてしまうか撮る時点でしっかり決めて絞り値を選択しましょう。この場合は舫の様子をきちんと伝えるためにEOS6D Mark2にEF35㎜F2ISを装着してF20まで絞り込みました。絞り込めば被写界深度が深くなる、つまりピントの合う範囲が広がる、ご存じですよね?もしボカしたい場合はF5.6とかF2.8といった具合に絞りの数値を小さくしましょう。

それと被写界深度を深くしたい場合、絞り込むとシャッターも遅くなりますのでブレにご注意を。三脚などを使ってカメラをしっかり固定するかISO感度を上げて対応しましょうね。

レタッチですがこういった手法で大事なポイントは被写体の質感をしっかり出すことです。この場合は舫の質感を出すためにLightroomで明瞭度とテクスチャを強めに入れています。




もちろんこういった構図がいい、という意味ではなくマンネリの回避方法の1つとして「たまにはどうでしょう」程度の1つの引き出しと覚えて頂ければ幸いです。前景に使えそうなモノさえ見つけてしまえば、ビギナーの方でも簡単に構図が作れると思います。

次回のツーリングで足元に何か面白い物を見つけたら挑戦してみてくださいね。

今回はこの辺で!!

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング