はじめての北海道ツーリング 知っておくべき10のこと(後編)

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…前回の続きでございます。

はじめての北海道ツーリング 知っておくべき10のコト 後編

前編はこちら

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

7.ガソリンスタンドとお店

直進110㎞・・・・

出かける前に事前に市街地のエリアを把握しておきましょう。すこし外れただけでお店も家もないような場所が延々と続きます。そんなエリアでスーパー、ホームセンター、コインランドリー、薬局など探しても全くダメです。またコンビニも24時間営業ではない店も多いです。

そして特に気を付けたいのはガス欠です。ガソリンスタンドが少ないエリアに残量が少ない状態で飛び込まないこと。ツーリングマップル北海道にスタンドの少ないエリアは大きい字で書かれているので事前にチェックしましょうね。




8.峠超えルートと海岸線ルート

地図だけを見て北海道を平面的に考えてしまうと、近いと思った場所に簡単に辿り着けない場合があります。北海道のおよそ中央を貫く日高山脈、十勝岳連峰、大雪山系。夕張山地に北見山地。ニセコなら羊蹄山やアンヌプリ、北海道は結構な高い山がそびえています。

中でも手ごわいのは日高山脈、十勝岳連峰です。富良野、美瑛、旭川などのエリアから釧路、根室、知床などの道東を目指したい場合はこの大きな峠を越えなくていけません。手段は主にR274日勝峠、R38狩勝峠、道東自動車道(高速道路)、旭川からであれば旭岳を通るR39石北峠です。8月であればさすがに積雪の心配はありませんが、景色は良いものの交通量も多く一概に快適とは言えません。道東自動車道は今年の5月に使ってみましたが日勝峠よりもはるかに楽で十勝エリアをリエゾン区間と割り切ってワープするのも賢い移動方法だと感じました。

黄金道路

海岸線で注意したいポイントは襟裳岬へ向かう国道336号、通称黄金道路と百人浜の道道34号です。海岸ギリギリに作った道は道路まで波が打ち寄せて、頻繁に堤防が破壊され年中工事中の道でした。近年では山を削って少し内陸側に通す工事が進んだので、かつてほどタフなルートではありませんが、それでも波の高い時は注意が必要です。

8月になると強風と濃霧の名所でもあり襟裳岬が近づくほどに風は強くなります。濃霧はひどくなると牛乳の中にいるような視界不良になり危険です。しかし、そんな危ういルートであっても百人浜の風景や荒々しい表情の海岸線は印象的なので、私は個人的に大好きなルートです。




9.人もバイクも消耗戦、点検を万全に

北海道という広い大地を数日から数週間のスケジュールで走る旅はライダーにもバイクにもタフです。

まずバイクは出発前に消耗品の点検をしましょう。タイヤの残は4部山以下では怪しいです…持つだろうと高を括ると荷物の重みや長い距離であっと言う間に消耗します。その他にもブレーキパッド、バッテリー、油脂類など完璧にメンテナンスを済ませておきましょう。

こんな微妙なタイヤで出発する後悔します…

バッグ類、ウェアー、キャンプ道具といったギア関係も年季の入ったものや劣化しているものは早めに新しい物に交換した方が無難です。特に防水機能の製品は劣化により防水機能が低下するので新しいほど安心できると言えます。

ライダーのスタミナですが、せっかくの北海道だからとスケジュールをタイトにすると、それが疲労につながります。少し余裕があるくらいでちょうど良いです。そして旅の中盤あたりでのんびり過ごす1日を作って体を労わるのがベテランのやり方です。

せっかくの北海道ツーリング、体調を崩したりバイクのトラブルが発生したりすると台無しになってしまいます。そうなる前に抜かりなく!入念に事前対応を!

10.長時間の雨天走行

フェリーや宿など予約してしまったものは雨であろうが向かうしかありません。そんな時、普段のツーリングではまずやらないのが長時間の雨天走行です。はじめて北海道をツーリングする人がはじめて体験する代表的な試練が長時間の雨天走行です。

スペースの関係で具体的な装備については次回に書きますが、とにかく鉄則としては下着や靴下に浸水させないことです。

普段のツーリングでは雨天走行でレインウェアーを着れば問題なかった…としても同じような装備で北海道で長時間の雨天走行をすると不具合が出る場合があります。防水と思っていたブーツが浸水した、レインウェアーから少しづつ水がしみてきた、シールドが曇って前が見えない…負のスパイラルが始まると事態は悪い方へしかいきません。

やがて冷えた体は体力を奪い気力も奪われて力尽きます…。そうなる前に絶対に下着や靴下を濡らさないよう万全を喫することです。

 

雨の宗谷国道




いかがでしたか?少し長くなりましたが「初めての北海道ツーリング、知っておくべき10のこと」。私のおススメとしてはエリアを絞って高速道路も活用することです。例えば前半で美瑛の丘と富良野の景色を楽しんだら、後半は道東自動車道を使って釧路、知床と屈斜路湖。といった具合にエリアごとにターゲットを定めて、その間にある移動区間は寄り道せずに高速でワープするのです。旅情は減りますが効率は上がります。

グルメ、温泉、立ち寄りスポット、岬、道、絶景を求めて… これらの情報収集と自分の好みを照らし合わせて大まかに予定をたてる。あれもこれもと欲張って多くの予定を詰め込み過ぎると結局はたどり着けず時間切れです。細かくは予定をたてない。予定変更ありきで楽しむのがポイントです。行きたかった場所に執着すると良いことがありません。

他の旅人、特にこれから自分が向かっている方向から来るライダーの情報には有益な情報が多いです。天気、通行止め、取り締まり、お店や温泉などなど、なるべくコミュニケーションして楽しく情報収集しましょうね。もちろん地元の人とも積極的にお話してみましょう。

では良い出会い良い旅を!!

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