2019年GW北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー あの雲を追え

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、以前も同じようなことを書きましたが写真とは偶然の要素が多い芸術であるとつくづく感じます。

音楽や絵画など他の芸術と違って目の前の事実をカメラという機械でとらえる限り、作者が当初は意図しなかった事が偶然に写ってしまった。もちろん心霊写真とかではありませんよ。

脱線しますが心霊写真ってデジタルの時代では聞かないですよね。加工で簡単にソレっぽのが捏造できるので、信ぴょう性がなくて消滅したのか?幽霊自体がまだデジタルカメラに対応していないかのどちらかでしょうか。




写真における偶然は最初のうちはラッキーパンチを手に入れた!と喜んでしまいますが、キャリアを積んでいくと「ラッキーだった」では説明のつかない作品が生まれてしまう…この不思議さに気が付かされるものです。

それは直感として偶然が起きたときに受け入れる準備を作っておく、偶然の受け皿を備えているからです。例え撮影現場では意図していなくても上級者は偶然を受け入れるスペースをいつでも持っているものだと私は感じます。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L IS




今回の北海道ツーリング写真ギャラリーでご紹介する作品もそんな偶然をキャッチした1枚です。

この撮影地では空にプカプカと存在する雲が程よい風で流されて地上に影を走らせていました。この場合、雲が空に流れていたことは偶然ですが、それを利用して道の前景となるカーブ部分を日陰にして写真に時間を与えた(流れゆく雲が時間を表現)のは偶然をモノにしたと言えます。

これによって普通に撮った道のツーリング写真と違い、ユニークさが加わった1枚と言えると思います。

偶然そうだった事実を受け入れる偶然の受け皿はやはりたくさんの写真を撮り、たくさんの被写体(私の場合はツーリング写真)を撮っていく上で少しづつ養っていく不思議な能力です。それは偶然を見つけて確信的に手法を選択する場合もあれば、帰宅してそう撮ったことに気が付くような小さな偶然まで様々あります。

また突然に虹が出たとか立派なニホンカモシカが現れたとか、奇跡と言いたい偶然も、日ごろいい写真に憧れを抱くあなたが呼び起こした偶然と思って下さい。思い込みでもイイです。これは後日改めて書いてみたいことですが、奇跡は自分が呼んだものと信じることは素敵なことなのです。




少々脱線しましたが今回はこの辺で!!