2019年GW北海道ツーリングを振り返って

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は2019年GW北海道ツーリングを振り返って総括的に春の北海道ツーリングを書いてみたいと思います。

2019年4月27日~5月5日までの日程で、私としては通算12回目を数える北海道ツーリング、そして今回ははじめてのGWの時期に行くという体験をしてきました。そもそも何故今回からは夏でなくGWに行くことにしたか…?それはある方がSNSで書かれていた北海道の月別の降水量のデータを見たことでした。

直近10年くらいのデータでは8月は最も降水量が多く「北海道の梅雨」と呼んでも過言ではないほど8月は雨の多い月なのです。そして降水量が最も少なく安定した天気なのは5月であり、道内の場所によってデータに差がありますが例えば旭川市あたりだと5月の降水量は8月の1/4程度であることを知りました。

去年、一昨年ともに8月のお盆の時期の北海道は行程の半分以上は雨か曇りで、去年などは台風の影響でフェリーが欠航してしまう事態にも至りました。




雨や曇りでも楽しみ方はありますが、せっかくの北海道ツーリングですので当然、お天気は良い方がいいに決まっています。私のように写真を愛する人間にとっては夕空や澄み切った青空、満天の星なども撮ってみたいです。

そう考えるといてもたってもいられず、今回からGW北海道ツーリングを決行いたしました。

しかし8月の台風や雨といった不安材料とはまた別の不安材料もでてきます。5月の北海道とはいえ例年通りの気候であればバイクで問題なくツーリングできますが、例年通りでなかった気候の場合が問題です。季節外れの冷え込みや積雪があった場合、最悪はバイクでは身動きができなくなってしまいます。

今回、その不安は的中してしまい、しかも想定外なことに往路の青森の時点で積雪となってしまいました。北からの強い寒気に北日本は真冬並みの寒さに。そして弘前などの平地でも積雪のニュースがテレビで放映されていました。

4月26日の夜に千葉を出発し小雨降りしきる中、圏央道、常磐道、東北自動車道と走り途中のSAで休憩した際、道路情報の掲示板に松尾八幡平あたりで「冬タイヤ必要」の表示が。このまま進んでも通れないのでSAでそのまま朝まで寝ることにしました。

翌朝にさらに進んで岩手山SAまで行ったところ、道路は塩カルの散布と沢山の車の往来で通行は問題なさそう、との情報を入手したので何とか青森ICまで走りぬきました。

27日は深夜の青森~函館のフェリーをおさえていたので、それまでの時間は津軽半島をツーリング。10年ぶりの景色を堪能しました。

そして28日に函館入り。函館は人の多い観光地ですがフェリーは早朝に着岸だったので、少しだけ市内を見てから高速にのって移動。この写真は函館市内の随所にある古い洋館のひとつ「旧株式会社相馬本社」です。

大沼から望む駒ヶ岳が素晴らしかったです。




そして虻田洞爺湖ICで降りて羊蹄山を。ここでも素晴らしいお天気と澄んだ空気で今まで見た羊蹄山の中で最高に美しいといえる絶景を堪能しました。いやぁ~晴れてるって幸せ。

10年来のお気に入りのキャンプ場である伊達市のアルトリ岬で1泊。ここから眺める噴火湾の夕陽はいつ見ても美しいです。ちなみに4月だと多くのキャンプ場はまだクローズされていますがアルトリ岬はやっていました。

そしてさらに道央自動車道にのって一気に美瑛、富良野のエリアに移動。十勝連峰の山々が雪を冠した景色、これが見たくて来ました!と言っても過言ではありません。とにかくキレイです。

吹上温泉へ抜ける山道はこのように雪景色ですが、道路は問題なく乾いています。この富良野、美瑛のエリアで3連泊のベースキャンプとしました。

北海道ツーリングでは定番のセイコーマートのジンギスカンににら野菜を入れてバーナーで調理します。

ビールにもよく合い最高ですよ。




中盤は天気が少しイマイチだったので、ベースキャンプでのんびり過ごしたり、近くの土の館で古いトラクターを見学したりしました。それと今回はじめて拓真館に行ってみました。拓真館は日本の著名な風景写真家 前田信三の作品が貯蔵されている写真館です。有名な作品「麦秋鮮烈」のプリント作品を見ることができました。

新元号となる令和を迎える5月1日、大好きな北海道にいた記念に北海道新聞を買ってみたりして。

そして道東自動車道を使って阿寒ICで降り、屈斜路湖や美幌峠を。しかしここでは濃霧と小雨でした。峠ですので仕方ないですね。

美幌峠からの景色。

ここでは人気の揚げじゃか。甘くてホクホクです。

このエリアでは10年ぶりくらいに多和平キャンプ場に来てみました。北海道の聖地的なキャンプ場で牧場の敷地を利用したパノラマ景色が魅力です。いつ来ても素晴らしいところです。

テント内でトカップを飲みながら旅の終盤をどう走るか思案中。ちなみにトカップは赤が好きです。

本来ですと網走まで行く予定でしたが時間切れのため阿寒ICから近い根室、釧路のエリアで終盤を過ごすことに。北太平洋シーサイドラインで納沙布岬まで走り最後は再び戻り釧路湿原のダートをアドベンチャーで快走。

最終日のキャンプ場は個人的に思い入れのある来止臥(キトウシ)野営場へ。最低限の設備ですが絶景です。

最高の景色を眺めながらのコーヒー。

この日は手抜きで根室のスーパーで買った物で済ませます。花咲ガニが美味でした。

厚岸で食べた牡蠣フライ丼のセット。

帰りの便は苫小牧~大洗のさんふらわあ号がとれたので、快適に寝ながら帰れました。しかし前日の牡蠣かミル貝の刺身が悪かったのか、旅の疲れに重なって体調が悪くなりました。ビールものまずひたすら寝台で14時間ほど睡眠。

新造船のさんふらわあ号はキレイですが、それを楽しむほど元気がありませんでした。船内は大型連休特有の家族連れの賑やかさであり、ラウンジも落ち着かないので寝るのみ。

という事で9日間(道内約7日間)の旅は約4000キロを走破して無事に終えました。もう何度も来ている北海道ツーリングですが、正直今回は過去最高に良かったかな?という印象でした。本当は6~7月、または9月がベストシーズンかもしれませんが5月の景色もキレイでしたね。

心配していた寒さですが前半はキャンプ場の朝で0度まで冷え込みました。以前も書きましたがキャンプでの防寒対策で最もオススメなのは10個のカイロを体中に貼り付けて寝る事です。これにより高価な冬山用ダウンシェラフでなくても凌げてしまいます。夏と違って蚊取り線香や塗り薬などの虫対策はほぼ不要です。

道は通常の天気であれば雪はありません。GWの北海道ツーリングで積雪や凍結路面で注意したいのは中山峠、狩勝峠、日勝峠、石北峠などの峠道です。この辺が心配な場合は無理に峠のルートを使うのではなく海岸線のルートに変えたり、日高山脈超えなら道東自動車道(高速)を利用しましょう。

ウェアーは関東圏での3月くらいを想定した装備で大丈夫だと思います。その他の注意点としてはキャンプ場が営業していない場合が多いので、事前によく調べておくこと。寒暖差が激しいので体調を崩しやすいので、無理にキャンプで連泊せず宿もうまく使うと良いと思います。

ざっと駆け足でレポートしましたが、写真作品は順次ご紹介していきますのでお楽しみに!

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング