雑な撮り方をやめてクオリティを上げる方法<初級>ツーリング写真

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、超大型連休明けのお仕事でバテていませんでしょうか?私は微妙に肉体的な疲れがスッキリ抜けず(心はスッキリとリフレッシュされましたが)写真の仕上げもあまりはかどっておりません…。

さて今回は雑な撮り方をやめて写真のクオリティを上げてみよう~と題して、とても地味な話であり、しかし重要な写真の細部の詰めついて書いてみたいと思います。

最初に書いておきますが上手い下手とは別のお話です。上手い人でも雑な写真を撮る人はきっといますし、初級者の方が撮った写真でもいい写真はたくさんありますよね?写真の細部まで神経がまわらず、小さな手間を面倒に感じてやらない…それをナチュラルであると勝手に美化するのは果たして良いのでしょうか??




この作例は桜の木の下に自販機がある風景に何かを感じたので、ここにR1200GSを停めて撮ってみることにしました(ジュースを買うためではありませんよ)。

通常、こういった物はいくら桜だからと言って撮る対象にはしないものですよね。しかし天邪鬼的な考えですが、むしろそういった物に注目した方が個性的な写真にするには簡単な手段とも言えます。海外の人がみたら桜と自販機で日本を感じる要素が2つも有ることになります。

自販機が写っちゃった、または自販機が邪魔だからここでは撮らない。そうではく自販機を撮ってみよう!と決意すれば何とかなるものです。これは自販機に限らず電線やガードレール、看板やカラスなども同じです。「写っちゃった」と「写した」では同じようでも写真のクオリティは全然違ってきます。

しかしこの写真、よく見ると「写っちゃった」があるの、お分かりいただけるでしょうか?




写真をはじめたばかりの初級者の方に多く見受けられるのは被写体ばかりを見ていて背景や四隅のチェックが甘いことです。このように画面のすみっこに電線などの余計なものが「写っちゃった」写真は本当によく見かけます。

桜の花が魅力的に感じるアングル、地面に写った影の様子、これらが最も良く感じるベストアングルがこれだと決めたら、この場合は僅かにカメラを傾けてみましょう。この場合においては海などの水平線、建物などの垂直線がほぼ存在しないので、精度よく水平を守る必要はありません。少しくらい傾けても分からないのです。




EOS6D Mark2 + EF35mmF2 IS

僅かにカメラを傾けて気になっていた電線を画面の外に除外しました。細い電線がまだ少し写っていますが、この部分は他に小枝が複雑に存在している部分に近いので、これで気にならないレベルとして良いと思います。

「すげ~細かいな…」と感じた方もおられるかもしれません。しかしこういった細かな部分へ配慮できるか否かが写真のクオリティを左右するものです。

ベストアングルを見つけたら四隅と背景のチェック。そして余計な物が画面内にあったら丁寧に処理してやりましょう。決して労を惜しまず急がず(時間的余裕のあるシーンの場合)焦らず丁寧に。

今回はこの辺で!!

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~本日の毎日100ショットスナップ~

今回の解説で「電線は入れてはいけない」と誤解されてしまいそうなので、こんな写真をアップしてみます。望遠レンズで引っ張った夕陽ですが、運悪く高圧線と重なってしまいました。こういったとき「よし、アレも撮ってやるぞ!」という気持ちで構成すると、それほど変な写真にはならないものです。