ワンシーンワンカットは勿体ない☆180度違う景色もチェックせよ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまはセルフイメージという言葉を聞いたことはありますか?セルフイメージとは自分という人間について「自分とはきっとこんな人間である」という自身で抱く自らのイメージのことです。

多くの人は内面にセルフイメージを持っていて、そのセルフイメージの通りの行動や言動をするらしいです。例えば自分は引っ込み思案な人間だというセルフイメージを持っていれば積極的なことはしませんし、社交的な性格だというセルフイメージを持っていればパーティーなどに参加して初対面の人と話するのを楽しんだりするそうです。

これは性格的に本当に得意か苦手なのかは別として、セルフイメージに合わせた行動をとるというのは心理学的な研究で分かっているそうです。行動や言動に限らず自分に似合う服、自分らしい腕時計、自分にぴったりなオートバイなど何かを選ぶときも「自分に○○な…」と考えるときにセルフイメージに合うか合わないかで決めているそうですよ。




カメラを買ったばかり、写真を趣味やライフスタイルとして始めたばかりの方はご自身が写真家であるというセルフイメージが当然ですがまだ無いと思います。「写真家だなんて大げさな」とお思いになるかもしれませんがキャリアを重ねて上達していくと、どこかのポイントでセルフイメージが写真家になる日がやってきます。

私も最初はツーリングのついでに記念写真用でカメラを買いましたが、経験を重ねる上でいつの日か自分は写真家であるというセルフイメージが生まれました。

EOS6D Mark2 EF35mmF2IS

さて、また前置きが長かったですが今回は初級ツーリング写真解説としてシンプルなお話をいってみたいと思います。「おっここはいい感じだ」とバイクを停めて撮影を開始。一通りアングルや構図を試して撮影を終えたあと、すぐにその場所から立ち去っていませんか?もう一度冷静に周囲の状況をよくみて反対側の景色などもチェックしてみましょう。

この写真は南房総の千倉で撮った1枚ですが、この季節に海岸線でよく見かけるハマダイコンの花がキレイに咲いていました。背景となっている部分は漁港でよく見かける古びた倉庫です。ここでハマダイコンの花を前景に入れて1枚、シンプルなツーリングシーンを撮ってみました。

そして周囲にも何か良さそうなものがないか、少し歩いて散策してみました。倉庫の裏側や海の方など、バイクで走っていては気が付くことのできない何かがないか。普段、街中でスナップを撮っている時のような感覚で。




この時は何も見つけることができませんでしたが、ふと自分がさっきまで撮っていた方向、つまりバイクの向こう側から逆の景色に目をやるとハマダイコンの花に倉庫の隙間から光が差し込んでいました。

EOS6D Mark2 EF35mmF2IS

光が差し込んでいる部分と影になっている部分。光と影の織り成す小さな空間です。これを主題に撮ってみました。

ファインダーをのぞきながら思わず「こっちの方がさっきよりイイな」と呟いてしまいました。そう思えるほど光と影のある空間というのは魅力的なものです。ある有名な写真家の方が「我らの獲物はひとしずくの光」とおっしゃっていましたが、こういったシーンに遭遇すると納得できます。

自分がさっきまで一生懸命に撮っていた場所。たった1つの方向にレンズを向けて撮影を終えるのはチャンスを逃しているかもしれません。最初に「ここがイイ」と思った場所は得てしてすぐ近くにも素敵な空間が存在しているものです。これを逃すのは勿体ないですよね。




最初に見つけた景色、被写体を最初のイメージ通りに撮影し終えたら、あせってバイクに乗って走り出すのではなく心に少しのゆとりをもって周囲を散策してみましょう。今回の作例のように思わぬ発見があり当初よりも良い写真になる場合もありますし、なにより急がされるようにバイクで次々と移動を繰り返すよりも、すこしゆったりした気持ちでその場に留まれることは旅を楽しむ意味でもオススメです。

今回はこの辺で!!!

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~本日の毎日100ショットスナップ~

上の2枚の作例と同じ場所で撮った写真です。EOS6D Mark2を超ローアングルにし、光へ見上げるように撮ってみました。ちなみにハマダイコンは食べられるらしいですが、おろしなどにすると相当辛いらしいですね。