究極のツーリング写真 過去のBEST投稿リンク集

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いよいよ平成最後の週末、そして超大型連休に突入ですね。ツーリングの準備は万端ですか?また残念ながら旅には出れない…という方は何をして過ごされますか?

私は本日の船で北海道へ旅立ちます。今回で12回目を数える北海道ツーリングですがGWの時期は今回がはじめてなので楽しみです。しかし天気予報では初日から北からの寒気が流れ込み、東北や北海道では雪の予報も…どうやって出発するか…今悩んでいるところです。GW期間中も北海道では3月並みに気温が低い予報ですので、私と同様にこのGWに北海道をツーリングされる方は十分にご注意ください。

さて、このGWで究極のツーリング写真読者の皆さまもきっとお出かけされると思いますので、期間中は当ブログは更新をお休みさせていただきます。そしてお留守の間にご訪問いただいた方へ、今回は過去の人気投稿、お勧めの投稿のリンク集とミニギャラリーといたしました。

当ブログはバイク写真に関わる専門サイトで「ツーリング写真」という文化を広めるために撮り方のノウハウ等を公開しています。その他、R1200GSや撮影機材、お勧めの撮影スポット情報なども公開しているバイク写真ブログです。




それでは過去の人気投稿、お勧めの投稿から

・バイクのある風景・ツーリング写真 10の撮り方

・バイクツーリングに最適なカメラの選び方

・バイクツーリングにおける賢いズームレンズの使い方

・驚愕のコスパ☆バイク用三脚として理想?NEEWER66インチカーボン三脚

・広角レンズ使いこなしテクニック 寄る広角と広げる超広角




・EOS6Dmark2の使用感と作例集

・コレ秘密!<直感とひらめき>異なる脳の部位を使い分けて撮ろう
・レベルアップを目指せ!洗練されたデザインの写真<上級>ツーリング写真

・比率を極めるなら1に黄金比!2に白銀比…1:2.303は青銅比




~ミニギャラリー ~

それではみなさん、良い旅、良い休日をお過ごしくださいませ。

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空冷R1200GSの乗り方☆BMW R1200GSコーナリング

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説はお休みして空冷R1200GSの話題でございます。

最近、ブログのアクセス解析で空冷R1200GSに関わるクエリが増えております。特にこれから空冷R1200GSを中古車で買おうとされている方や、すでに買ってみたけど分からないことが多く検索している方が当ブログへ来られるようです。

いままで究極のツーリング写真では空冷R1200GSに関わるインプレッションやメンテナンスに関わる情報を投稿してきましたが、今回は走らせ方のコツとしてコーナリングのお話をしてみたいと思います。R1200GSに限らずBMWの場合はテレレバー&パラレバーサスペンションやシャフトドライブなど独特の構造を持っているので、走らせ方もちょっとしたコツがあります。

EOS6D Mark2

といっても空冷R1200GSの運動性能はツーリングにおけるスポーツ性と乗りやすさを追求されているので、誰がのっても乗りやすい良いバイクです。特に曲がる、止まるについては初めてBMWを運転する人は多くの方が驚かれます。よく聞く感想は「嘘みたいに曲がる」「ヒラヒラと軽快な動きだ」「ブレーキの安心感がすごい」といったものです。




私もはじめてR1200GSを運転したときは「教習車に採用していいほど乗りやすいな!」という感想でした。とにかく行きたい方向に自在に曲がって、大きな見た目からは想像できないほど軽快でスポーティーな走りに感銘したものです。

しかしよく曲がるこの優秀な特性もライディングテクニックに覚えのある方ほど違和感を感じてしまうのも事実です。ブレーキングで前のめりの姿勢にならないテレレバーはサーキットで腕を鍛えた方にとって、ピッチングモーションからの荷重移動が分かりにくいですし、旋回中はイン側に巻き込んでいくような挙動を見せます。

私は今年で空冷R1200GSに乗って11年目、2008年式R1200GSと2013年式の空冷最終型R1200GS-ADVENTUREの2台を所有し両方で11万キロ以上を走行させた経験でR1200GSの走らせ方のコツを書いてみたいと思います。

このバイクはどこからでも自在にバンクを始めて良く曲がるバイクです。通常、多くのオートバイはスタビリティ優先でアンダーステア傾向なため、コーナリングを開始する前はしっかりブレーキングで荷重をフロントに移し、体重移動のモーションでキッカケを作って旋回を開始させますが、R1200GSにはそれが不要です。

曲がりたい方向を見ていれば何もせずともバンクして旋回を開始してくれます。よく曲がるので「曲げよう、寝かそう」という意識があると、どんどん内側に切れてこんでしまうのです。上の写真にあるミシュランアナキー2の写真は私が何年か前まで、こんな風にエッジまで使い切るようなバンク角で走らせていたときのものです。




こういったバイクを寝かそうと深いバンク角で走っても悪くはありませんが、自然とバンクしていくバイクをライダーが寝かそうとするほど、ぎこちないアンバランスが発生するのです。

そうではなく、自然と寝てくれるのですから旋回が開始したらライダーは逆にバンクを起こす意識でフォームはややリーンインで走らせてみて下さい。この写真のようなタイヤの使い方になります。サイドは残して浅いバンクで走るのですね。

これにより旋回中は車体の特性とバランスを保って綺麗にラインをトレースしていきます。ライディングポジションがオフロードバイクと同様にアップライトなポジションなので、上半身は意識して少し伏せて体を前後タイヤの中心に被せるイメージです。

このポジションはオフロード走行の基本姿勢に通ずるものがあるので、ハンドルは腕で上から優しく添える感じで旋回中は体の外で車体を回していきます。下肢はカービングスキーのターンをイメージすれば分かりやすいです。

バンクが浅ければ路面に異変があったり、センターラインをオーバーしてきた車を回避するときに、さらにインに逃げることが出来るので安全です。そもそもR1200GSに限らず、ツーリングにおけるスポーツライディング(ワインディングなどで安全にコーナーを楽しむという意味)ではバンク角は浅い程にリスクが少なく良いです。

電子サスペンションESAを搭載したプレミアムラインであれば、フラットな路面で中高速コーナーが続く峠であればSPORTモード、勾配がきつくヘアピンの連続であればCOMFORTモードに設定するのがおススメです。




いかがでしたか?中古で空冷R1200GS、買ってみたけど噂ほど乗りやすいと思わない、なんか違和感がある動きだ…という方は次回のツーリングでこの乗り方を実践してみてくださいね。

あとR1200GSの恐ろしいのは攻め込んでしまうと破綻も唐突なので、基本はツーリングバイクであることを忘れずに限界付近まで攻め込まないようにしましょうね。バイクの性能を過信するのが一番危険ですから。

それではまた!

いい写真が現場で生み出される☆魅惑のプロセス・見る・感じる・想像・選択

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は写真における基本的な考え方で大変重要なお話に触れてみたいと思います。私たち写真を愛する人にとって、良き作品を生み出すには撮影現場で如何様なプロセスを踏むのが正しいのでしょうか?

今回は写真家が作品を生むまでの撮影現場でのプロセス「見る」「感じる」「想像する」「選択する」の4要素について解説してみたいと思います。3要素?4要素?…バイク乗りならまず思い浮かぶのが「走る」「曲がる」「止まる」でしょうか。バイクの運動性能の基本三大柱ですよね。その他にも教習所で習った「認知」「判断」「操作」、これも懐かしいですね。運転中の基本プロセスですがブレーキ操作して制動が発生するまでの空走距離は時速○○kmなら○○mとか習いましたよね。

企業や事業所ではSTPD(See Think Plan Do)といったマネジメントサイクルもあるようです。見る、考える、計画する、実行する。この4要素はSONYの元役員の方が最初に考案されたそうです。




では写真の場合はどうでしょうか?

EOS6D Mark2

へっ?写真にもそんなモノがあるの?ただ撮るじゃだめ?「電源入れる」「構える」「シャッターボタン押す」???いいえ違います!

「見る」「感じる」「想像する」「選択する」です。

今回はこの4つの写真プロセスをそれぞれ詳細に解説してみたいと思います。何も考えずにただ「撮る」だけだった方は、これを実践するだけで飛躍的に上達できるとお約束できます。

・見る

ここで必要なのは写真家の目です。写真家の目は「今日から私は写真家だぞ」と決意してもすぐに手に入るものではなく、たくさんの写真を撮って経験を積むことで養われていく身体的要素です。

それは撮りたい!と感じる被写体や風景を見つける目でもあり、被写体の特徴をよくとらえる目でもあり、光や影の様子を見極める目でもあります。またポートレートではモデルの繊細な表情から心の状態を察してあげる心の目も必要になってきます。

上の作例では富士山がよく見える、奇岩の小島が印象的、海の紺碧色が美しい。といった事実をきっかけに要素と特徴を把握します。




・感じる

ここで必要なのは豊かな感受性です。まずは作者が感動しないことには伝えたいコトも決まらないのです。作者が感動したもの、心震えた何かを伝えるために、この先で組み立てていくのですが、この感じたことが空っぽでシャッターを切っても事実の記録写真で終わってしまうものです。

豊かな感受性といっても「それ…俺、自信ない」という方もおられると思います。私が思うには照れを捨てるのが最初の一歩かもしれません。本当にいい写真が撮りたいなら、ここは避けて通れない部分なので是非、今日から幼い子供のように何にでも「わ~きれい、素敵~、優しい~!」と感動できるハートの持ち主に生まれ変わりましょう。

上の作例ではとにかく海の青さに心ゆさぶられる何かを感じたので、この海の青さを写真で伝えたいコトと決めました。

・想像する

ここでは現実の情景を見てどんな風に写真にしようかと頭の中で描く絵を想像する力が必要となります。ファインダー(またはモニター)をのぞく前に、海が青いのを印象的にするには画面内の多くの割合を海面にしよう…とか。重要な脇役である富士山をひっぱる意味でも望遠レンズを使うだろうから、このシーンを望遠でどんな風にしようか?といった感じです。

「見る」「感じる」のプロセスを経て決めたことを素敵な写真にするにはどうしようか?またはこのシーンの写真をあの人に見せて、喜んでもらえたらいいな。という想像力の世界です。

・選択する

ここで必要なのは技術や手法といった表現の引き出しです。望遠レンズか、標準か、広角レンズかの選択。構図を練ってカメラポジション、アングルを選択。海の青さが最も魅力的に伝わる露出の選択。フレーミングはどの位の位置でバイクとライダーを切るかの選択。絞りを調整してR1200GSをどこまで明らかに写すのかの選択。

これら写真に関わる経験、知識、センスであらゆる試行錯誤の結果、理想的と言える選択をしていきます。すべての選択が確定したら最後にシャッターボタンです。

またリアリズムやナチュラル派の「感じたままに撮る」という考えの人もここでは「何もしない」を選択したことになります。




いかがでしたか?どのプロセスもたくさんの写真を撮って失敗、成功を繰り返し感覚として身につけていくものばかりとお分かり頂けるかと思います。Howto本や高いお金を払って写真教室に通っても、それを実践しなければ感覚も身に付かないものです。「撮り方」は最後のプロセスである「選択する」で少しだけ出てきますが、撮り方が全てではない…を分かりやすいよう私なりに書いてみました。

まずは目、そして感受性、中間的なステップとして想像力を養っていく。こんな感じでステップアップを目指しては如何でしょうか?今回はこの辺で!!!

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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

スナップの場合は「あっと感じたらパッと撮る」の世界なので4要素はやっていても数秒の出来事です。これが割とスポーツ感覚みたいで楽しいんです。

ブツ撮りから学ぶ写真の基礎<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ネット通販って使われますよね?今やあらゆるお買い物は実店舗よりもネット通販を利用する人が増えましたが、お店で買い物する楽しさや店員さんとのやり取りなど、物を買う楽しみにあった大切な何かが失われつつあるようにも感じます。

もちろん便利なので私も頻繁にネット通販は利用しているのですけどね。そして何より良いのはヤフオクやメルカリなどの個人売買でのネット通販ですね。いろんな物が出品されていますし新品を買うよりもお買い得な値段が最大の魅力です。消費税がないのも増税を控えた今になって考えると本当にメリットが大きいなと感じるのが個人売買です。




そんな個人売買ですが買うだけでなく不要となった物を売却するにも、買取店に下取りに出したり、お友達に友情価格で売るよりもはるかに高い値段で売れるものです。カメラや腕時計など人気ジャンルであれば尚のこと競って値段が上がることもありますね。私はカメラ、レンズ、バイク部品、キャンプ用品など不要な物は手間を惜しまずヤフオクで売るようにしています。

しかしヤフオクやメルカリで売りたい時に重要なのは…そう写真ですね。

商品がどのような形、大きさ、色をしているのか?中古品であればキズや汚れの程度はどうであるか?そういった事実を的確に伝えるのはもちろんの事、少しでも高く売りたいのなら商品が魅力的に見えるように素敵な写真を撮ることです。

この写真は安物の簡易照明ボックスで撮った腕時計です。この時計をヤフオクで売却する時に撮影しました。この場合はほぼ新品なので伝えたいことは商品のカッコよさです。「欲しい!」と思ってもらえるために特徴を分かりやすく、魅力を引き立てる撮り方を駆使します。




今回、なぜこのような解説をしているか?と言いますと写真の基本的な考え方とも言える「被写体が最も魅力的にみえるよう撮る」という考えは、実はこういったブツ撮りから学ぶのが最適だからなのです。ツーリング写真ではそう簡単に背景をチェンジしたり光の向きを変えたり出来ないですからね。

被写体の特徴をよくとらえ、それが魅力的に見えるように撮る。これがブツ撮りもツーリング写真もバイク写真もポートレートもみんな同じなのです。

上の腕時計の写真ではまず特徴として針とバーインデックスがとてもシャープに精度よく研磨された鋭い様子、ケースとベゼルなどのヘアラインやポリッシュの切り替えしのセンスの良さ、厚みのあるクロコダイルストラップが良く似合う…などを意識して撮影しています。特に針やバーインデックスが鋭い様子を強調させるため、補助ライトを一灯、別に用意してあらゆる角度から光を当てて輝かせています。

実際がどういった形や色をしているのか的確に伝えるだけのカタログ写真であれば、メーカーサイトの公式画像がそうなので、それで比較してみましょう。

ストラップの色が違うのですが本体はコレと同じです。全然、印象が違うのがお分かり頂けると思います。こういったメーカーが公式にカタログとして使う写真は完全に説明写真に徹しているため、全方位から専用のライティングを当て影がほとんど無く、イラストに近い仕上がりです。これはこれで魅力的に…ではなく別の役割がちゃんとあるのですね。




次にこの2つの時計の写真をご覧ください。

 

時計に詳しい人が見たらすぐ分かってしまいますが、どちらが高級な時計に見えますか?おそらく多くの人が下の写真が高い時計とお答えになると思います。ではいくらくらい価格差があると思いますか?

この2つの写真は全方位からスタジオライティングしたカタログ写真なので、質感や魅力が写真として伝わってはいません。その結果、ぱっと見て両者は大きな違いがないようにも感じます。

正解は上の写真はシチズンのキューアンドキューでネット通販で1290円の時計です。下の写真はブレゲのクラシックで200万円以上する高級時計です。如何でしたか?時計の知識がある方は別として、そうでない方はこの写真から判断する限り、まさかそこまで差があるとは予想できなかったのでは?と思います。

靴でも服でも楽器でも、売却するときの写真撮影は「被写体が最も魅力的に見えるように撮る」を心がけてみましょう。それにはその品物の特徴をよくとらえ、自分が買った時に感じたその品の魅力も思い出してみましょうね。

そしてツーリング写真やスナップや風景など、あなたが普段ライフスタイルとして撮っている写真をカタログ的な説明写真にしないこと。写真といっても事実を記録できるカメラという機械で撮るのですから、その用途は本当に多岐にわたるものです。あらゆる用途に合わせた撮り方の情報が世に溢れているので混乱しないようにしましょうね。

被写体が最も魅力的に見える撮り方、それをブツ撮りから学んでみましょう。というお話でした!!

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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

カメラ操作の最初の一歩☆露出補正をマスターしよう<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、突然ですが「承認欲求」という言葉をご存じでしょうか?先日、あのメンタリストとして有名なDAIGOさんの本を読んでいて知ったのですが、承認欲求とは社会に認められたい欲求だそうです。

例えば身に着けるものをブランド品で固めてみたり、超高額な腕時計をつけたり、派手な外車に乗ってみたり、高収入で財産がある人=優秀で価値のある人間であると社会に認められたくて承認欲求を発散している人達…という事が書かれていました。

簡単に言ってしまえば社会に良く見てもらいたくて見栄を張ってしまう欲求ですが、人は誰しも心のどこかでこの世で立派に生きていきたいという欲求があるそうです。そして自分は成功していると誇示したくなる心理的な行動が承認欲求だそうです。しかし本当に優秀な人や才能の豊かな人ほど見た目のゴージャスさには無関心なものです。

いくら高級なものを身に付けても中身は空っぽの人間であると自分で分かっていれば、1000万円の車に乗っても信号待ちで隣に2000万円の車に並ばれたら虚無感に襲われるのです。

この世に生をもって誕生したからには世のため人のために生きていけたら良い、その意欲があるまでは良いのですが、認められることに心を奪われてしまうとただの見栄になってしまうのですね。それを実現するには見た目ではなく中身や行動なのですが、そこを直視できない人が多いのだそうです。

CASIO エクシリムEX-10

この承認欲求を写真に当てはめて考えてみるとどうでしょう?自分は写真を撮るのが上手だ!私のカメラは高画質で綺麗に撮れる!俺ってセンスあるだろう~!という個人の承認欲求に支配された写真はどこかエゴで見る側に響くものがありません。

でも写真って作者が感じたものを表現するってよく言うじゃない?「俺って写真うまいでしょ~」って写真と何が違うの???という疑問がわいてくると思います。確かにエゴな写真といい写真は区別が難しいかもしれません。作者が天才であればエゴが素晴らしい写真にも成りえるからです。




ここからは私の個人的な考えなのですが、いい写真はやはり見て頂ける人の気持ちをどこかで意識して撮った写真ではないでしょうか。ツーリング写真でもスナップでも、撮るときに「この写真をみて喜んでもらえたら良いな」そんな事を少しでもいいので意識して撮ればエゴな写真とは一線を画す良作になるのではないでしょうか。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/200 ISO100 露出補正-0.7

さて前置きだけで1000文字も書いてしまいましたが、今回は<初級>ツーリング写真解説として極めて初歩的なお話をいってみたいと思います。

写真をはじめたばかりの人、自分のカメラをはじめて買ったよ!という人にとって、まず撮るにはカメラのオートモードに頼って撮るのが一般的だと思います。オートモードとは大昔に写真を撮るための露出設定は撮影者の手腕に委ねられていた時代、キャノンが露出を自動で算出できるカメラ「キャノンオートボーイ」を誕生させた頃に生まれた言葉です。よく「ワシはオートモードで十分じゃ」という人がいますよね。

露出とは真っ暗な箱になっているカメラの内部に外の光をどれくらい取り込んだか?という考え方ですが、簡単に言ってしまえば写真の明るさを決めるものです。

カメラが外の様子を測定して「このくらいの露出設定でいいんでない?」とコンピューターが自動で露出を決めてくれる機能をAEといいます。現在、売られているカメラは全てと言っていいほどAE機能が搭載されています。ここで是非、皆さまにAEについて覚えておいていただきたい事が2つあります。

まず1つ目は AEはアホです。

AEがアホである理由は普通の記録写真として撮りたい場合ですら、適正と呼び難い滅茶苦茶な露出をだすときがあるのです。ヤフオクやメルカリで黒色の洋服が紺色っぽく写った写真や、純白の靴がグレーっぽく写った写真を見たことありませんか?

これは黒色を暗い、白色を明るいとAEが誤認するのが原因です。こういった誤認はオートボーイの時代から最新のカメラに至るまで解決されていないAEの弱点なのです。

そして2つ目は AEはセンスないヤツです。

例えば上の作例のように夕刻で薄昏時なのですから「少し暗いのが雰囲気があって良い」という事は誰でも分かりますよね。しかしAEにはそんなセンスは持ち合わせていません。あくまで機械的に測光した結果に基づいて平準な明るさを出しているに過ぎないのです。




リコーGR F5 1/60 ISO100 露出補正+2.0

ここまで大胆に書いてしまえば、AEを信用してはいけない事がお分かり頂けたと思います。もちろんAEの何もかもが悪い訳ではなく、例えばスポーツシーンなどで露出を撮影者が練る時間的猶予が無い場合などはAEの測光方式(スポット測光やアベレージ測光など)を変えて精度を上げAEを活用する撮り方もあります。この辺の考え方はピントを自動で合わせるAFも同じです。

写真をはじめたばかりの人に最初からマニュアル露出はできませんので、カメラの撮影モードは絞り優先モード(AまたはAVモード)にしてAEを使う訳ですが、シャッターボタンを半押しした時にコンピュータが決めたその露出を【これが正しい露出でそれに対して露出補正で微調整する】という考えはぜひ捨てて下さい。

どうしても評価測光の結果を基準にして露出補正してしまうので、最初の値に縛られてしまうのが落とし穴なのです。本当はAEによる最初の露出よりかけ離れた露出がそのシーンでの理想的な明るさなのかもしれないのに…。上のコスモスの写真は評価測光に対してプラス2段と大幅に補正しました。これ以外にも3段とか大幅に補正することも珍しくありませんが、そのようなシーンでは上級者の場合はAEは使わずにマニュアル露出を使っているものです。

初級者の方でも「露出補正なら使っているよ」という方も多いと思います。しかしそれは現実を見た通りの明るさを再現するためにAEが算出した露出に微調整を加えているだけの場合が多いです。そうではなく例えばお花の写真であれば花の最も魅力的な部分が理想的な露出になるように撮影者自身が露出を選ぶのが本来なのです。

CASIO エクシリム EX-10

例えばこの写真は紫陽花の花の部分が最も魅力的に見えるよう露出を選択しました。これをAEに任せた露出にすると軽くもう2段か3段は明るくなると思います。それは目で見た通りの明るさを的確に再現した写真になるかもしれませんが、果たしてそれで良いのでしょうか?またそのAEが出した露出に対して、たかだか1/3や2/3段の微調整を加えたところで何かが変わるでしょうか??




今回は評価測光AEが決めてしまった露出を信用しない、それを基準に露出補正など考えるのはやめましょうね、というお話でした。

またチョット偉そうに書いてしまいましたが釈迦に説法はお許しくださいませ。ではまた!!!

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騙されたと思ってやってみて☆言語化で写真が良くなる不思議・フシギ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は久しぶりに精神論的なアプローチで解説する<初級>ツーリング写真解説でございます。

写真というとどうしても構図などの撮り方やカメラの設定などで全てが決まるように思われ勝ちですが、実はそういった事と同じくらい「まずは感動しましょう」という撮影者の心が大切なものです。

もし撮影者が被写体や情景に全く感動などせず、撮り方やカメラの操作だけで写真を撮れば、それは作品ではなく整った高画質の画像です。偉そうなことを言える立場ではありませんが、良き作品とは撮影者が心打たれたことを独自に表現したものなので、撮り方やカメラの操作だけでは成立しないと私は考えます。

そんな事を言われてもソレって個人の感受性とかの問題でしょ?俺にそんな一面はないよなぁ~困った。というアナタ。今回は感受性とか感動するとか今まであまり意識していなかった…という方向けに効果のある手法を解説いたします。

これをやるだけで魔法のように写真が良くなることをお約束いたします。




1.特徴と感動を言語化する

 

そこで写真を撮ろうと思ってバイクを停めカメラを準備した。それならばその場所に最初にあなたが気に入った何かがあるはずです。

気持ちいい場所、いい眺め、とりあえず海だから、SNSで見かけた「映え」な被写体、なんでもいいですけど撮ろうと思ったきっかけは誰でも分かりますよね。

夕陽だったら「夕陽はキレイだから撮る」といったシンプルな理由です。しかしコレだけで撮影を開始しても素晴らしき作品にはなりにくいです。もっと被写体や情景をよくみて当初は気が付かなった特徴や魅力を言語化してみましょう。

上の作例では強烈な夕陽が海面に反射している海岸の撮影シーンです。私はここで直視するのも耐え難い強烈な光は空よりも海面からきていると感じました。ドラマチックなシチュエーションであることに間違いは無さそうでしたが、実際の様子がよく分からなかったので露出を肉眼の明るさとはかけ離れたアンダーで1枚撮ってみました。

すると海面の様子はまるで銅板のような美しさであり、海面が神秘的にさんざめいていました。「美しい」「神秘的」「さんざめく」そして「まるで銅板のような」。このように日常会話では使わないような単語や比喩表現を使って被写体や情景を言語化してみてください。

「イイ感じだ」ではなく何がどうイイのか?美しい言葉で特徴や魅力を言語化して声に出してみて下さい。すると不思議なことにファインダーの中で何がどうイイかを画面という長方形の中に自然と構成できるはずです。

上の作例では「まるで銅板のように輝く海面がさんざめいていた」という作者の意図が言語化された後にシャッターを切ったことで、それが明瞭に伝わるよう画面内に構成されています。これをハッキリやらないと漁船やらカモメやら関係のないものをつい画面内に入れてしまうので意図が明確に伝わらない写真になりインパクトも弱まります。




2.理由と選択の言語化

こちらの作例は北海道のコムケ湖で撮りました。寂しい雰囲気の風景のなか、雪国特有の形状をした倉庫がありました。当初、湖の方へ向かって写真を撮っていましたが一通りの撮影を終えて反対側の景色に目をやると、この青い倉庫が何かを私にうったえているように感じました。

何枚か試し撮りしてはEOS6D Mark2の液晶モニターでプレビューし、ここであの倉庫が一体何なのか?自問し思考しました。何なのか?とは何を格納する倉庫なのか?という意味ではありませんよ。それを撮りたくなった理由です。

そしてユニークな形状と印象的な青の色味といった特徴が気に入ったから、そして草地と曇天による鉛色の景色によく似合う雰囲気だからと分かりました。理由が判明したので次に手法を選択します。ここでは望遠レンズを使って画面内に大胆に配置し、倉庫の存在が印象的になるよう構図しました。「倉庫の形状と青が印象的だったので望遠レンズで大きく構図した」と言った具合に「○○だから△△した」と理由に対して手法を選択したことも言語化してみましょう。




実は言語化自体が大切なのではなく、言語化のために思考することでよく見てよく感じる行為が出来るのです。イイ感じだからここで撮ろう~では被写体や情景の特徴を捉えることもできません。どう感動したのかを言葉にしようと考えれば撮影者が自分がどう感動しているのか内面に問いかけることもできます。

そして理由と選択の言語化は作品の意図を明確に表現するためのプロセスです。これも言語化自体が重要な訳ではありませんが、初級者の方は言葉にして発することで「イイ感じ」「なんとなく」という曖昧を脱し意図が明確な写真を構成できるようになるのです。

私の場合は今はほとんど言語化せずに撮っています。被写体をよく見る目や感じたコトに向き合う心、表現するための操作の選択などは、長い事やっているので言語化しなくてもやっているからです。うまく説明できませんが言語化のプロセスを省略して直感とカメラをつなぐダイレクトモードにしている、といった感じでしょうか。

ここでは<初級>ツーリング解説として上達のプロセスとしての言語化をご紹介しました。

今回はこの辺で!!

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空冷R1200GSファイナルギアブーツ&テレレバー、ミッション間ブーツ交換

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説はお休みして久しぶりにBMW 空冷R1200GSに関わるネタを書いてみたいと思います。

BMWと言えばボクサーツインエンジン、テレレバーサスペンション、そしてシャフトドライブですよね。空冷R1200GSもそんなBMWバイクのアイコニックが備わったオールロードツアラーな訳ですが、一見してタフそうに見えるシャフトドライブ。実はこのシャフトドライブの後部あるファイナルギアユニットはこのバイクの最もデリケートな部分でありハッキリ言って弱点とも呼べるところです。

このファイナルドライブユニットに万一、重大なトラブルが発生した場合はアッセンブリー交換となり約30万円の修理費用が発生します。そうならない為に日頃から点検し取り扱いに注意を心がけましょう。




日常的な点検としてはセンタースタンド(メインスタンド)をかけて後輪を手で回し、スムーズに回転するか、ベアリングがゴロゴロ、ジャリジャリと違和感がないか?定期的にオイルを交換しているか、シールからオイル漏れや滲みがないか?などですが、最も重要なのは内部に浸水させないことです。洗車時につなぎ目となっているゴムブーツ周辺などホースで水圧をかけてしまったり、ドロだらけになったからと高圧洗車すると内部に浸水し、放置すると発錆により重大なトラブルに発展します。

激しいオフロード走行、川渡り、長時間の雨天走行などがあった場合は、念のためディーラーで点検することをお勧めします。浸水があっても早めに対処できれば大事には至りません。

今回、私のR1200GS-ADVENTUREは購入から5年、走行距離34000㎞をむかえてパラレバー(スイングアーム)のミッション側とファイナルギアドライブ側を接続している部分のラバーブーツに亀裂が生じました。

ただでさえデリケートなファイナルギアドライブなのに、ラバーブーツに穴があったら最悪です。亀裂が確認された時点で早めに対処しましょう。少しくらいの亀裂でしたらディーラーで補修剤を塗布してくれますが、それは応急対応程度に考えた方が良いです。




交換はドライブシャフトの分解、パラレバーアームを抜いての作業となりますので、私はディーラーに依頼しました。自分ではできそうにない、というのもありますがファイナルドライブの内部の状況をプロの目で点検してほしい、というのももう1つの理由です。

実はこのラバーブーツ、大変不思議なことに劣化で亀裂や破れが発生してしまうのは空冷R1200GSだけらしいです。それより古い世代のR1150GSやR1100GSまたは新型の水冷ヘッドR1200GSや最新のR1250GSなどでは、同じようなラバーブーツはありますが劣化で亀裂や破れなどは滅多に発生しないそうです。

使用状況にもよりますが3~5年程度で交換するケースが多いようです。気になる交換費用ですがファイナル側ブーツ 7420円、ミッション側ブーツ 6800円、ドライブシャフトの分解、パラレバーアームの着脱などを含めた工賃が15000円となります。その他にOリングやナットなど細かな部品、ついでにファイナルギアオイルも交換してもらって合計で34000円くらいです。

そして今回の作業で細かく点検してもらったのですが、ファイナルギアユニット内部に大きな問題は確認できませんでしたが、ファイナルギアオイルに水分が混入し乳化していた!とのことです。

そもそもR1200GSは当初はファイナルギア内部は密閉構造になっていました。しかし中期型が誕生した頃からファイナルギアオイルの漏れやクラウンベアリングのガタつき、シャフトのスプライン部が錆ついて抜けなくなるなど、トラブルが散見されるようになり、BMW側で様々な対処をしてきました。その1つが中期か後期のあるロットから採用されたブリーザーパイプの設置です。当初は密閉だったファイナルギア内部ですが、温度変化などで内圧が変化しシール類に悪影響と判断し呼吸ラインを外へ設けたのです。

…という事はブリーザーラインから雨水が入ってしまう…という事も十分に考えられるのです。




その他にもファイナルギアオイルの定量を200㏄から180㏄に変更するなど、いろんな対処を余儀なくされるほど、このファイナルギアには色々と悩ましい問題を抱えているのです。ネットでR1200GSファイナルギアオイル交換で検索すると定量は200㏄と書かれている情報が散見されますが、現在では定量は180㏄だそうです。たった20㏄の違いで何かが変わるのなら、よっぽどシビアな何かがあるのでしょうね。

ファイナルギアオイル交換はディーラー推奨で2万キロもしくは2年に一度という事になっていますが、今回の私のアドベンチャーの例のように別の問題の早期発見という意味でもう少し短いスパンで交換をした方が良さそうです。

空冷R1200GSの唯一で最大の泣き所と言えるファイナルギアドライブ。ここをユーザーが管理できるかが長くR1200GSを維持していく上での重要なポイントとなります。しかし過酷なオフロード走行を前提としたGSがなんとも情けない…私は個人的にはBMWにこの部分だけはRTやRと共通構造にせず専用設計にして欲しかったと言いたいです。意匠の問題もあるかもしれませんがゴムブーツは外から被せてリングで締めるという構造が確実だっと思うのですけどね。

R1200GS乗りの間では知られたことですが、新たなR1200GSユーザーさんはファイナルギアの管理、しっかりやってくださいね!

ではまた。

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写真のデザイン要素「色マスター」強烈な赤を極めよ!

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、春のツーリングシーズン楽しまれていますか?

つい先日、とある求人広告を見て週4勤務または週3勤務の求人が人気なのを知りました。週3勤務でしかも正社員とかの求人があるんですよね。週3ですと副業があるか家事育児と兼業するかだと思いますが、中にはライフスタイルとの両立という方もおられるでしょうね。

人生の中心に会社を置くような生き方から、多様性ある働き方に変貌していく過渡期と感じました。こういった事を機にプロカメラマンでもなくアマチュアでもなく、永井孝尚さんの提唱する「プロフェッショナルサンデーフォトグラファー」が増えるといいですね。週3勤務でやれれば「サンデー」とは別の呼称が必要かもしれませんが。




さて今回の<中級>ツーリング写真解説では写真デザインのおける重要な要素である色の最も強烈な力をもつ赤色の取り扱いについて書いてみたいと思います。

EOS30D + EF14mmF2.8L 2006年夏 北海道中富良野

写真におけるデザインとは主に線、色、図形、立体感、質感、規則的なパターン、ディティール、シェイプ、光と影などがあります。写真のデザインとはよい写真に必ず必要な最重要項目ではありませんが、写真をみる人が「パッと見た瞬間の印象」と深く関わっているので、デザイン要素を駆使するか使わないかは別として、知識として持っておくと悪いことはないと思います。




そのデザイン要素の中でとりわけ効果の大きいのが色要素ですが、さらに色要素の中でも強烈な効果を発揮するのが赤色です。

上の作品はずいぶん昔の夏の北海道ツーリングでの一コマですが、中富良野町あたりで撮影しました。写真だけ見ると農地に立ち入っているようですが手前側は砂利ダートの道道です。畑に入っている訳ではありませんので。

この写真をみて誰の目にも印象深くみえるのは赤い屋根の廃屋だと思います。廃屋自体の雰囲気よりもとにかく赤い屋根が強烈な存在感を放っているのがお分かり頂けると思います。

赤は他のどの色よりも刺激が強く、見る人を高揚させエネルギー感が満ちています。自然界の風景に多く存在する青、緑、茶色の中にポイントとして入っているだけで存在感が強く目立つのです。また暖色、膨張色、進出色でもあります。




ツーリングシーンで赤い物を見つけたら積極的に使うか、そうでない場合は意図せず赤が入ってしまい悪さした写真にならないよう注意が必要です。

といっても難しいことはありません。赤い被写体をみつけたら特徴を理解した上でしっかり主役として構図してあげる、赤であることを意識して撮れば変な写真にはならないはずです。

今回はこの辺で!!

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 ~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

通勤途中でGRで撮った1枚です。シャッターを切ろうと思った瞬間は桜に少しだけ光が当たっているのが良いと感じたからでした。しかし撮れた写真を検証してみると画面の多くをシャドウで占めているユニークな構成に、歩行者用信号の赤が強烈に何かを発している不思議なスナップが出来上がりました。瞬間をとらえるスナップは時としてこんな写真になるので本当に愉快だなぁと感じます。

 

構図が難しければまずは望遠で☆<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、少し前にNHKで竹内まりやさんのMusic&Life~40年をめぐる旅~と題して音楽活動40周年の特集番組をやっていましたが見られましたか?なかなか素顔を見ることの出来ない超大物アーティストである竹内まりやさんのレアな映像やインタビューはとても良かったですね。

その中で印象に残ったお話がありました。80年代ではご自身が歌い手としてテレビに登場し活動されていましたがピンクレディーなどでも知られていますが当時のアイドルや人気歌手は超過密スケジュールの毎日で、竹内まりやさんも同じように目まぐるしく日々を送っていたそうです。そんな中で喉を酷使し過ぎて声帯を悪くされたそうです。音楽が好きでこの業界に入ったのに声帯を壊しては音楽活動ができず本末転倒である…そこですべての活動を休止し家庭で子育てをしながら楽曲制作に励まれたそうです。

確かにテレビに出てこなくなった一時期は有名なアイドルや多くの歌手の楽曲提供がとても多かったですね。駅は中森明菜さん、色ホワイトブレンドは中山美穂さん、あの岡田有希子さんにも多数の楽曲を提供されていました。

そんな40年というキャリアの中でやはりうまくいかないスランプ時期などもあったようですが、番組内のインタビューでは「それすらも愛しいと思えるほど音楽を愛している」とおっしゃっていたのが印象的でした。

写真も少しくらいのスランプで「もうやめたい」なんて気持ちが出てくるようでは、そもそも写真をそれほど愛していないとも言えるかもしれませんね~。




さて毎度前置きが長いですが今回は<初級>ツーリング写真解説として、撮影地でまず何をして良いか、どう構図するのかレンズは何を選べば良いのか?カメラアングルとか言葉は分かっているつもりでも実践できない。とお悩みの初級者の方を対象に、まずは1枚、イイ写真を撮って楽しさを知っていただく目的で簡単なやり方をご紹介します。

例えばこんなシーン。「うぉ~なんだあの不気味な建物は!?」とバイクを停めて風景に見入っている所がスタート地点です。このシーンをそのまま記録すれば上のような写真が出来上がります。

これでもダメではありませんが無駄なスペースも多く、インパクトに欠ける写真です。そもそもこういった感じの撮り方はSNSやブログのツーレポでよく見かける撮り方であり、それ故に見る側も無意識下に飽きているというのが現実でしょうか。

しかし構図を緻密に組み立てたり、足で動いてベストアングルを探り当てるなんて芸当は写真をはじめたばかりの人がイキナリできる訳ではありません。最初は無理をせずにカメラやレンズの特徴をうまく利用してみましょう。




~望遠を使おう~

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L 焦点距離200mm

はい、やり方は簡単です。お持ちのカメラ(またはレンズ)がズームレンズであれば最も望遠側に設定してバイクから少し離れてみましょう。するとこの写真のように遠くにあったものは大きく、バイクはフレームから切れてしまいます。これによって最初に「うぉ~なんだあの建物は!」とあなたが最初に反応をしめした被写体を主役にすることに成功しました。

主役である建物にインパクトを与えただけでなく、崩れかけたレンガの様子や手前に生い茂った草などが明らかになり、最初にあなたが「うお~なんだアレは!」と感じたことがしっかり表現されました。言語化すると「崇高さ」とでも言いましょうか。

注目したいポイントはもう1つあります。望遠は単に遠くの物を大きく、写す範囲を狭くするだけではありません。空間を圧縮するので無駄なスペースを省くことが出来るのです。1枚目の写真ではバイクの手間側にある地面や、ただの曇り空など写真を魅力的にするために機能していない無駄なスペースが存在していました。これを省くことにも成功しているのです。

実際に撮影地では例えば電線やガードレールや標識など、通常は画面内に入れたくない余計な要素が混在しているものです。望遠を選択することでこれらを画面の外に除外することも容易となります。




どうでしょうか?望遠にして最初に気が付いたものをアップにする。バイクはフレームで切り落としピントも合わせない、画面に入れたくない無駄なスペースや電線なども除外できる。簡単ですよね?

写真の解説書を見ていると、最初は50mmからはじめて足を使え!的なことが書かれていますが、まずはイイ写真を自分で撮って楽しみを味わいたいではありませんか。そういった意味で少し邪道かもしれませんが望遠側を使って簡単にソレっぽい写真を撮ってみようぜ!というお話でした。

ぜひ次のツーリングで実践してくださいね。

それではまた!

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↓↓↓撮影地↓↓↓

北海道稚内市声問の秋田木材発電所跡。

キヤノンEF14㎜F2.8LⅡ作例集 超広角単焦点レンズ ツーリング写真作例

究極のツーリング写真 touring-photogaphy.com 読者の皆さま、あと2週間もすればいよいよ平成が終わり令和の時代になりますね。

私はこれまでの人生の半分以上が平成ですが振り返ってみると、この30年はバイク、車のレース、スノーボード、旅やキャンプそして写真に出会い、なかなか充実した時代だったなと感じます。しかしその反面、仕事などでは社会貢献とか何かの業を達成したなという手ごたえは殆どなく、失敗も多かったなと反省しています。

人生も後半戦になると自分だけで完結してしまう贅沢や娯楽などには関心が薄れて、何かこの世に残せるものや人々に感動を与えるなど貢献や使命とかを考えるようになるものです。自分の天命とは何だろうとか…少し宗教じみていますが。

そんな想いを抱きつつある40代の今に年号が平成から令和に変わり、そして安倍首相は「令和とは人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ…」とおっしゃっていました。この令和になる節目に私も自分ができることで文化を育むことに貢献したいなと感じた次第です。

さて前置きが長かったですが、今回はカメラ機材のお話です。きっと多くの皆さまも関心が高い一眼レフカメラ用の交換レンズの作例をご紹介してみたいと思います。

EF14mmF2.8L2

今回はキャノン純正レンズ 超広角単焦点レンズのEF14㎜F2.8LⅡをいってみたいと思います。14㎜単焦点という超ワイドレンズ、特にフルサイズのボディに装着すると魚眼レンズのような世界が表現できるユニークさ。その反面で歪みなどの癖が強く、被写体の何もかもを小さくトバしてしまうので難しいと感じる方も多いと思います。

 ~キヤノン EF14mmF2.8LⅡ~

・水平画角104° 垂直画角81°

・レンズ構成 11群14枚

・最小絞り F22

・絞り羽数 6枚

・質量 645g

・定価 307000円

特にオートバイの登場するツーリング写真では、その歪み部分に車体がかかってしまうと不自然な歪みでどうにも対処に難儀するものです。価格も高いので「試しに…」と気軽に体験するのも躊躇われますよね。

そこで今回はキャノンEF14mmF2.8LⅡで超ワイドレンズの世界をツーリング写真でどのように使えば良いのが、参考になるか分かりませんが何点か作例をご紹介いたします。

この作品は南房総の伊戸だいぼ工房の入り口にある道で撮りました。この場所はバイク雑誌やテレビ番組などの撮影にも度々使われるので有名になってきましたね。美しいS字の道にその先は海ですが、この時は空に表情があったのでローアングルにして海は写さず空を多く入れました。

14㎜級のワイドレンズの場合、歪みが強く出る位置にバイクや建物などの人工物を配置してしまうと歪みが目立ってしまいバイクが不格好になったり、人物であれば太ってみえたり美人が台無しに写ったりしてしまいます。

この作例ではバイク+ライダーが歪みの強い位置に配置されましたが、これくらい小さく写してやれば何とか気にならないレベルです。これ以上大きいと、被写体を別の場所に配置しなおす必要があると思います。




こちらの作品は海岸の野営地でのワンシーンです。アウトライダー誌のツーリング写真コンテストで年間グランプリをいただいた思い入れのある写真です。日没直後に焼ける空の表情を大切に撮った1枚です。広がる筋雲が煙のように吸い込まれていく様をEF14mmF2.8Lでとらえました。

このように空に広がる雲の様子などで、空に魅力的な表情がある場合に超広角レンズは有効です。日没しているとは言え、太陽に向かって撮る逆光ですが、この程度でキャノンEF14mmF2.8Lはフレア、ゴーストなどは発生しません(昔、使っていたSIGMA14㎜EX F2.8はこれくらいでもフレアが出ていました)。

EOS5D Mark2 + EF14mmF2.8L F2.8 10SEC ISO400

こちらの作品は千葉県君津市のホウリーウッズキャンプ場で撮りました。冬の落葉樹に包まれた森の雰囲気を大切にEF14mmF2.8Lで撮りました。薄曇りの中の満月で深夜に撮ったと記憶しています。

この写真のようにバイクやテントなどの重要なものを中央に配置してやれば歪みはほぼ心配しなくて大丈夫です。

木々がたくさんある、一面に花が咲き乱れている、などたくさんの被写体が存在していることを表現したい場合も超広角レンズの出番です。

こちらの作品は2018年の夏の北海道ツーリングでの一コマです。道北のオロロンラインにある海水浴場(おそらく日本最北の海水浴場)の駐車場です。まるでモンゴルかどこかの草原を連想するシーンですが、その景色で感じた雄大さを表現しました。実際にここに行くと大した場所ではありません。ほんとただの空き地のような感じなのですが14㎜でバーンと広げてあげると「雄大な草原」に変貌してくれるのです。

広がる、雄大な、はるかな…などのスケール感を表現したいとき、逆に言えば人間やバイクなどをちっぽけに写したい、という表現にも有効に使えます。

通常のレンズでは何かの意図でバイクやライダーを米粒のように小さくしたい、となったときに下がれるだけの広い場所が必要となりますが14㎜なら少し下がればすぐにバイクは米粒です。

イワシ雲、ウロコ雲を目撃したときは迷わずEF14mmF2.8Lの出番です。カメラを直接地面に置くくらいのローアングルに設置したら、大空いっぱいをレンズで吸い込むように撮ってみましょう。




この作品は1枚目の写真と同じく伊戸だいぼ工房の入り口の道で撮りました。千葉県館山市からのぞむ夏の天の川です。夜空にたくさんの星がまたたいている、これも「空一面にひろがる」なので超広角レンズの出番です。星空の場合はたくさんの星を写したいときが広角、特定の星座や星雲を撮りたい場合は35mmや50mmとなるのが一般的です。

高感度での撮影となるので少しでもノイズ低減に貢献できるよう解放の明るいF2.8は有利となります。現在ではSIGMA14mmF1.8DG HSMというF1.8レンズが発売されていますので、星空や天の川を撮りたい方はこちらの方がおススメです。しかしキャノンEF14mmF2.8LⅡが645gに対してSIGMA14mmF1.8DG HSMは1120gとバイクで持って行く我々にとっては軽視できない質量差であります。

一方、キャノンEF14mmF2.8LⅡが307000円に対してSIGMA14mmF1.8DG HSMは219000円とこちらも軽視できない差ではあります…。まあキャノンEF14mmF2.8LⅡは古いので実売価格はもっと安いですけどね。

オロロンライン

この作品はもはや説明不要の日本海オロロンラインです。路面に寄って道が果てしなく続く様子を強調するため超広角レンズの特徴である「遠近感を強調」を利用しています。




「いいレンズなのは分かったけど高いよなぁ…」確かにEF14mmF2.8LⅡは定価307000円という我々庶民には手の出しにくいプライスタグですが、私の場合はこのレンズをもう10年以上愛用し数々の思入れ深い写真を撮ってきました。私としては珍しく中古品ではなく新品で購入したと記憶しています。

このレンズを買う時、すでにSIGMA14mmを使用していたので、自分は14mmが好きである、14mmで撮りたい写真があると確信をもっていたので思い切って投資しました。いま振り返ると費用対効果としては十分に最初の投資の元をとったな!という気持ちです。

もし欲しいけど予算的に手が出ないなぁ…という方にはNEEWERやSAMYANG製でしたら安い値段で発売されています。今回ご紹介したEF14mmF2.8LⅡと全く同じ性能ではありませんが、超ワイドな世界をまずは体験してみるという意味では良いのではないでしょうか?

これはサムヤン製の14mmF2.8です。AF性能や収差などが価格相応かもしれませんが星空の撮影なら影響ないかもしれませんね。2019年4月現在でAmazonで43746円です。

キャノン純正レンズ EF14mmF2.8LⅡ 超広角単焦点レンズの作例集でした!!

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・SIGMA35mmF1.4DG HSM ART作例集

・SIGMA150-600mmF5-6.3DG HSM Contemporary作例集