桜の写真☆個性的な桜の撮り方 東京の桜編

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究極のツーリング写真 touring-photoraphy.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真、バイク写真の解説はお休みして季節のネタとして桜の写真の撮り方を解説してみたいと思います。

この季節、日本人なら誰もが心躍る桜の開花。その美しさと日本文化の風情に心癒されますよね。桜が嫌いだなんて人はいないのではないでしょうか。そんな素晴らしい桜は日頃は写真なんてやらない人でも、ついカメラやスマホのレンズを向けたくなるものです。

有名な写真家やアマチュアの愛好家もこの季節はみなさん桜の写真撮影を楽しまれると思います。そんな日本人なら誰もが撮ると言っても過言ではない桜。しかし実際に撮ってみると桜の写真って難しいですよね。




思ったようにピンク色が表現できない、人や電線などが邪魔だ、手間をかけて撮ったけど平凡な写真になってしまった…などなど。今回は私がここ2~3日で撮った東京の桜を例に個性的な桜の撮り方の例をご紹介いたします。

RICOH GR APS-C

この写真は中央区佃の石川島公園です。石川島と言えばあのIHIのお膝元で隅田川の対岸に見える丸い屋根付きのビルがIHIビルです。都会のビルと隅田川のある景色ですね。

曇天下で撮った写真なのでまず諦めるのは青空。そして見上げるようにカメラを向けると多くの場合は露出アンダーとなります。このシーンでのポイントは露出にあって真っ白に飛んでしまう空は気にしないで桜の花が最も魅力的に見える露出設定で撮ってみましょう。曇天の光源が手伝って遠景が青っぽくなるのも偶然とはいえ悪くありませんでした。

とても露出設定のシビアなシーンで難しそうに感じるかもしれませんが、露出補正機能を1/3ステップで様々なバリエーションで撮っておきましょう。理想的だと思うカットを帰宅後に選べばOKです。




RICOH GR APS-C

こちらは特定の花を選択してアップで撮った作例です。

白っぽい花をつける少し早咲きの大島桜という種類だと思います。この桜の面白いのは緑の葉と一緒に咲くことです。ソメイヨシノなどは花が散った後に葉が出てきますが大島桜はこのように一緒になります。こういった被写体の特徴をよくとらえて、葉の存在と一緒に魅力的になるよう構図してみましょう。

光は日中のトップ光を使って真上を見上げるように撮っています。ド逆光になる訳ですが積極的に露出をコントロールすれば花びらを透過する光が美しく表現できます。この桜のようにもともと白いっぽい桜を無理に画像ソフトでピンクに調整するのはやめましょう。

RICOH GR APS-C

豊洲のタワマンの一角で撮りました。これも恐らく大島桜ですが私が選んだこの一輪組だけはかなりピンク色が出ていました。すぐ隣にソメイヨシノがあるのでそちらの花粉を受粉したのでしょうか…?専門ではないので分かりませんが。

この桜の面白いのはまるでバナナが実った状態のように桜の花が1つのグループとなってユニークな形状の塊になっていたことです。これを縦構図の画面の中央に堂々と配置して背景はF9まで絞って他の桜のボケ具合を調整しています。これも曇天下で光量に乏しいので、この露出設定で手ブレしないようISO感度を400にしています。これでシャッター1/30です。

RICOH GR APS-C

これは仕事帰りにバス停で撮った1枚です。江東区豊洲で先ほどの写真の近くです。マンションや街頭の仄かな明かりに照らされる桜を表現してみました。Lightroomで花の部分を覆い焼きしてかすみを調整しています。ポイントは手前を走りゆくタクシーの存在で静かそうな風景にスピードをトッピングしました。

このように複合的な要素をプラスしてやる事で、平凡ではない桜の風景を撮ることが可能です。それは何かないかな?と熟考し探し回ってもOKですし、偶然起こった出来事をモノにしても素晴らしいと思います。




RICOH GR APS-C

これも先ほどの桜と同じ場所ですが朝の出勤時に撮った1枚です。歩道橋の上から見下ろすハイアングルで撮ってみました。今日はあいにくの曇天でしたがフラットな写真として仕上げるぞ、と考えれば曇天でも撮り方はちゃんとあります。

Lightroomで明瞭度を下げてフォギーな雰囲気にしています。ポイントは歩く女性ですが欲を言えば赤いお洋服をお召しになられていれば最高でしたね。

桜が満開となっている素晴らしい撮影ポイントは当然ですが人がたくさんいます。じゃまだなぁと思ってしまえばそれまでですが、人がいるのも風景の一部と考えてみましょう。「桜の風景と街の人々」という写真にすれば作品として成立します。

RICOH GR APS-C

こちらは何年か前に撮った桜ですがやはり都内のタワマンの近くで撮りました。水銀灯が光源になっている珍しい撮り方です。東京の夜空は肉眼では気が付きませんが、カメラで測光するととても明るいのが分かります。この写真も東京の明るい夜空を背景に水銀灯に照らされる都会の桜として撮ってみました。

なかなか見かけない桜の写真だと自負しております。

いかがでしたか?桜の写真は多くの人が撮っているので「撮りつくされた」という意味で難しい被写体です。満開の桜を見たよ、という事実を記録しただけの写真にならないよう、少しユニークな観点で撮ってみたり、特徴を捉えて構図してみたり、桜以外のものに注目して「桜のある風景」の写真にしたりとアイデアを凝らしてみて下さいね。

わずかな期間しか咲いてくれない儚い被写体、桜の写真の撮り方でした!!!

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