あなたの写真を進化させる7つの撮り方☆秘密のテクニック

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いよいよ2018年も残すところあとわずかですね。今年1年、皆さまは良い旅、良いバイクライフ、良い写真活動はできましたか?「写真活動なんて呼べることはしていないよ、ただツーリングに行ったら好きなように写真を撮っているだけ」というそこの貴方!

今回はツーリング先で普通に写真を撮っているだけですよ!という方々を対象に簡単な内容で「あなたの写真を進化させる7つの撮り方」と題してご紹介してみたいと思います。そんなマジでやってる訳じゃないから!という方でも良い写真が撮れれば嬉しいではないですか?

なるべく実践しやすい内容で解説してみたいと思います!

1.大胆に露出補正を使ってみよう

EOS6D mark2  + SIGMA35mmF1.4ART F10 1/60 ISO100

シャッターボタンを半押しにすると先にピントが合うのをご存じですよね?その時カメラは同時に露出も測定しています。

カメラのAE(自動露出測定機能)は全体の平均や特定の場所などから、明るさのヒストグラムとして最適と思われる値を決めてくれます。しかし多くのツーリングシーンでは必ずしもAEが決めた露出値があなたの欲しい明るさとは限りません。

「知ってる、だから露出補正するんでしょ?それならよくやってるよ」という貴方!それは目で見た風景の明るさを再現するため微調整としての1/3や2/3程度の補正ではありませんか?

ここで言っているのはそうではありません。たとえ脚色と誰かに物言いがついても、心の中で感じた通りに表現する手段として時に大胆にプラス2やマイナス2といった具合に大きく補正をしてみましょう。

上のハマダイコンの咲く海岸の写真はAEの決めた露出に対してプラス1_1/3補正させました。ハマダイコンの可憐なお花が咲くこの情景。明るく仕上げることで柔らかく女性的な写真にしてみました。




2.フレーミングで被写体を切り落とそう

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F8 1/100 ISO100

フレーミングとは情景のどの部分を画面内とするか?という意味ですがこの場合は被写体を枠で切り落とす手法のことです。

多くの「私はフツーでいいですから」とおっしゃる方々はまず被写体を切り落とすなんて撮り方はしません。それゆえにSNSで見かける多くのツーリングレポート写真は気持ちいいくらいバイクや記念のオブジェなどが枠内に並べたように収まっています。

バイク、ライダーをこのようにフレーム際で切り落とすと、枠の外の様子を写真の観賞者へ想像させることが出来ますし、画面内での存在感の調整もできます。

この写真の場合、去りゆくライダーの行く先には何があるのか想像を誘いますし、仮にライダーが枠内に収まって顔までピントが合っていたら、木造の番屋の存在感はたちまち薄まるでしょう。

「そんな難しいことを考えて撮らないよ」という貴方。撮るときは別に考えなくてもいいです。偶然的な要素でもアタリは出ますので騙されたと思ってバイク、ライダーをフレーム際で切って撮ってみて下さい。

3.重要な被写体にぐっと寄ってみよう

EOS6D Mark2 + SIGMA35mmF1.4DG ART

よく写真のキホンは被写体に寄ること!なんて古くから言われていますが、必ず寄りましょうという事ではありません。しかしそのような撮り方をしたことが無い方々が撮る写真はカメラのズーム機能を使って被写体を寄せた写真であり、被写体の魅力を解明する行程がすっぽりと抜けています。

寄ると不思議。被写体が魅力的に見えるものです。この写真では漁船を主題に35mm単焦点レンズで寄って撮りました。これにより船首のシェイプされた形状が写真のデザインに印象を与えてくれました。

方法は簡単です。ズーム機能をすぐに使う悪い癖を直して足を動かしましょう。まずはお使いのカメラのワイド端(いちばん広角より)を使って一番いいな、と思ったものに一歩寄る。コツは上の写真のようにフレームにかかるまで寄ることです。簡単でしょう?

4.時間帯を選んでみよう

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L F5.6 1/160 ISO200

夕焼けを狙おうという意味ではありません。写真は光を写すものです。どのような被写体もどのような風景も光によって明らかにされています。

そこで重要なのはどのような光がどのように当たっているかです。ツーリング写真、バイク写真は風景写真のようなものですから基本は太陽が光源になっています。言うまでもありませんが太陽は時間帯によって位置が変わり、夕方と朝方には地表付近の塵や水分などの粒子によって色や強さが変化します。

多くの場合、太陽が真上にある昼間よりも朝夕の日が傾いた時間の方が良い写真が撮れると言われています。上の写真では夕刻の桧原湖畔でのキャンプシーンですが、沈みゆく夕陽の光が画面の右側から当たり、R1200GSアドベンチャーの車体を黄金色に照らしています。

全く同じ構図で撮っても真昼間ならこのような雰囲気にはなりません。朝夕の時間帯は良い写真を撮るゴールデンタイムです。




5.シンプルな背景を先に探そう

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F2.8 1/6 ISO100

写真とはシンプルなほど良いです。写っている中に情報量が多すぎると見る側も無意識下に嫌気がさすものです。被写体が複数あるようなシーンではそれぞれに存在感を調整して作品の意図に結び付ける必要があります。これを【画面構成力】といい写真の上級者のなせる業です。

「自分はフツーに撮るだけですよ」という方々はフツーにカメラを向けた先に、バイクやライダー以外に関係のない物がたくさん写ってしまいます。インスタ映えするからと話題の撮影スポットに出向いても、フォトジェニックなモノとバイクを如何に組み合わせて構図するか?に悩んだ経験はありませんか?

2つ以上の要素を組み合わせて構図するのは割と高度な撮り方なのです。

上の写真のように背景をシンプルにして1つの被写体とするだけで無条件に良い写真になります。海岸風景でこのような場所が多いので、ぜひローアングルで撮ってみてくださいね。

6.ライダーを登場させて旅のシーンを演出しよう

EOS1Dx  + EF100-400mmF5-6.3L IS

SNSでよく見かける平凡なツーリングレポートは殆どが愛車と風景の記念写真です。もちろんそれも素晴らしいですが、いつもいつも愛車との記念写真では飽き足らないのではありませんか?

ツーリングで出会った風景と、それに心打たれた貴方の登場により、1つのツーリングシーンが物語のように1枚の写真になります。

その写真をみた人は「自分もこんな素敵な旅をしてみたい」と想像し写真の世界へ想いを馳せるでしょう。良い写真とは人の心をゆさぶる何かがあるものです。それは愛車自慢や風景の中にオブジェのように置かれたバイクの写真では実現できません。

インスタとかで流行っている自撮りとは意味合いが違いますが、この際面倒なのでツーリング写真にライダー(貴方ご自身)を登場させて撮ることを自撮りと呼びましょう。

自撮りはセルフタイマーにダッシュでも良いですが、余裕の無さは背中にも出るものです。できれば一定間隔でシャッターを自動で切ってくれるインターバルタイマーを使用しましょう。自撮りのコツは猫背にならないよう背筋を伸ばす、太って見えないよう斜めから撮る、そして照れずに完璧に演じ切ることです。

7.逆光を使ってバイクを輝かせよう

EOS1Dx + SIGMA150-600㎜F5-6.3DG

当ブログでは何度も同じことを書いてきましたがドラマチックな写真を実現するには逆光に臆せず太陽に向かってレンズを向けることです。スマホでは許容しがたいフレアなどが発生しますが、コンデジ以上のカメラでしたらフレア、ゴーストは演出として役立つかもしれません。

コツは露出補正を積極的に使って輝くシーンを納得できるまで表現してみましょう。地面の草花やバイクのパーツなど、地上物のあらゆるものが輝きを放ちます。

「逆光はきれいに撮れないからダメ」という思い込みはクリープを入れないコーヒーなんて…ですよ(古い)。




いかがでしたか?ここで書いたような知識は読んで「ふ~ん、なるほどね」だけではダメで実際の撮影シーンで知識を思い出し、撮るときに意識することが大切です。せっかく知っていても撮影シーンでそれを思い出さなくては意味がありません。

ぜひこの7つの撮り方を実践してみてくださいね!

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