キャンプツーリングにお勧めのテント 最初のテント選び

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、キャンプツーリングはお好きですか?当ブログの読者の皆さまでしたら、きっと旅好きやアウトドア好きの方が多いと思いますのでキャンプツーリング大好きだよ!という方が多いと存じます。

もしまだキャンプツーリングは未体験ゾーンだ!という方は暖かい季節になってからでも大丈夫ですので、ぜひチャレンジしてみて下さいね。キャンプは写真の趣味とも相性がいいですよ!

さて今回は最近になって新たな読者様が増えたことを受けて「これからキャンプツーリングをはじめてみようかな?でもテントとか何を買ったら良いのだろう?」といった方々へのお役立ち情報を書いてみたいと思います。

私もなんだかんだ20年くらいキャンプツーリングをしていますので、気が付けばベテランと言えるのかもしれません…

今回は第一弾としてキャンプツーリングに最適なテントの選び方です。テントはキャンプツーリングにおいて、まず最初に決めたい重要なキャンプギアです。




一言でテントと言ってもいろんな種類があって、大きさ、形状、メーカー、価格帯など…どれが自分にとって最適な選択となるのか最初は悩むものです。

最近の流行ではモノポール型の三角テントのブームが落ち着き、今はパップ型テントが流行っているようですが、はじめてキャンプツーリングをされる方々へ迷わずオススメするのはドーム型テントです。

 

このようにドーム型をしたオーソドックスなタイプです。多くのドーム型テントは地面にペグ(杭)を打たなくても形を立ち上げることが可能な自立型です。組み立て方が簡単で風に強く内部も広々と感じます。多くのメーカーがこのタイプを製品にしているので選択肢が多いのも特徴です。

ドーム型のテントはピンキリで安いものはホームセンターでセールされている三流品から10万円以上する高級なテントまであります。

極端に安いものは悪天候に弱く、生地の劣化や部品の破損も多いので長くは使えません。絶対に雨や風ではキャンプしない!と言ってもいざ出かけてみると相手は自然ですので、山の中や海などでは天気が急変することもあります。不測の大雨でテント内が浸水…なんて北海道の若者ライダーとかでよく聞く話です。

極端に高いものを買う必要はありませんが、ある程度はしっかりした造りのテントを選びましょう。

私の場合ははじめてキャンプツーリングしたときから現在まで愛用しているダンロップのRシリーズです。数年前まで外国製のMSRやらNEMOやら値段のお高い高級テントを買いあさっていましたが、結局は最初に使っていたダンロップRシリーズに再び落ち着きました。ホント、ツーリングテントはこれが一番だ!と思っております。

最初に買ったダンロップR-324は15年以上は経過しているのに生地のベタツキも出ず、まだまだ現役で使えてしまえる耐久性です。(海外製の高級テントで6年くらいでベタツキが出てしまった経験があります)

これはフライシートをかけていないダンロップ R-227 (2人用)の本体です。長辺側が出入り口となるため開口が非常に大きく、メッシュパネルにして解放すれば暑い日も通気性が抜群に良いです。

本体の四隅にあるポールの差し込み口に注目してください。倒立式ポールスリーブといって非常に深さがあって1本だけでも自立するほど安定が良いです。こういった細かいところが初めての人には有難いと感じるはずです。

通気性の良いメッシュパネル

テントの大きさを選ぶときはソロツーリングの場合でも2人用か3人用を選びましょう。テントサイズの表記は1人用と書いてあったら人間のカラダ1つ分のスペースという意味です。つまり1人用テントは荷物がほとんど入らないのです。

テント内には寝るためのマット、寝袋を置いてその他にタンクバッグやヘルメットやウェアー類などを入れるのですからソロで丁度良い広さとは2人用か3人用なのです。

MSRのハバハバという2人用テント。向こう側にある屋根はモンベルのミニヘキサータープ。

冬や標高の高いキャンプ場など低温でもキャンプする場合はテント内が狭いほど暖かく快適です。逆に広いテントは夏場は暑くなりにくいですが、寒い場所ではなかなか自分の体温でテント内が温まってくれません。

私は夏場はダンロップR-337(3人用)を使用し、そのほかの季節はR-227(2人用)を使用しています。

手前がR-227で収納サイズは45×20×20、奥がR-337で48×22×22、どちらも収納バッグは余裕がある造りなので収納しやすくポールも一緒に入ります。多くのテントブランドはカタログ上での収納サイズを少しでも良く見せるために極力小さく造りますが、それでは収納するときに大変なのです。コンパクトは良いことかもしれませんが徒歩旅や自転車旅ではないのですから、これくらい余裕のある収納バッグの方がバイクツーリング向けと言えます。

ダンロップRシリーズの良いところの1つ、YKK製の直進ファスナーです。私は前職でバイク用品メーカーで開発をしていましたが、その時にタンクバッグやシートバッグのファスナーの故障というのを良くお客様から受けました。ファスナーはカーブの部分でファスナーチェーンが摩耗し、やがてスライダーが脱線して壊れてしまうものです。直線で使う分にはすごく長持ちすると経験上知っているのでコレがいいんです。多くのテントはメインファスナーをアーチ状にしてカーブを描いているので、きっと何年か使うとスライダーが外れたりチェーンの噛み合いが甘くなったりすると思います。

※ダンロップRシリーズでも1人用のモデルは直線ファスナーではありません。




そしてもう1つはナイロンタフタ製の底部分。耐久性、防水性に優れて雨天でも安心して過ごすことができます(上の写真の紺色の部分です)。

R-227の場合、ポールはこのようにシンプルな3本式です。ダンロップRシリーズは高級なジュラルミンポールA7001-T6を採用しています。しかし現在のモデルではアルミ材DAC7001Sが採用されているようです。どちらの素材も軽量でしなやかなので強風時でも耐えてくれます。

ハブセンター式ポールや複雑な形状のテントと違い、非常にシンプルなので初めての人でも組み立てが容易です。

吊り下げているプラのフックは最初は低温下で割れないか心配でしたが、割れてしまった経緯は一度もありません。

テント本体とフライシートの間にできる空間を前室といいます。就寝時にブーツを置いたり外の物を一時的に片づけておく空間ですが、雨天時はこの前室が調理などのスペースになるため多くのライダーは前室の広いテントを好みます。このR-227はドーム型テントとしては最低限の広さと言えます。もちろんシンメトリーデザインのダンロップRシリーズなので反対側にも同じ前室が存在します。

これは3人用テント、R-337の前室で調理しているところ。ひどい雨が降っているのでテント内で過ごすスタイルです。火の使用は一酸化炭素中毒の危険があるので前室であっても短時間で済ませること、テント本体内では使わないことが大切です。

この黄緑色のダンロップRシリーズはR-324といって15年くらい前に発売されていた3人用モデルです。基本構造は今とほとんど変わっていません。写真の場所は北海道の来臥人野営場で2004年に撮影した写真です。バイクはBMW F650GS dakar

ということで初めてキャンプツーリングしてみたい!という方にオススメするテントのご紹介でした。一般的にはコールマンのツーリングドームST、モンベルのムーンライト2(または3)、前室の大きな小川のステイシーST2、上にも出てきましたMSRのハバハバ、高級なヒルバーグのアラックなど、これらがツーリングライダーの間で見かけるテントでしょうか。

最近ではDOD製やワンタッチテントを使っている人もいるようですが、デザインや色の好み、あとは予算で検討してみてください。

ちなみにダンロップRシリーズテントはツーリング用のテントとしては名作と言いたいのですが、実は数年前に生産終了となってしまいました。ダンロップテントはHCSという会社で企画された製品で、山岳テントのブランドとして存在するプロモンテと同じ会社です。

個人的には「ダンロップ」というブランドイメージが現代のオシャレ系アウトドアブームの波に乗れなかったか…と推測しますが、ご安心ください。今なら期間限定でR-227Kという品番で復刻販売されていますよ!

▼ カラー
グリーン
▼ 重さ
本体重量:約2.2kg / 総重量:2.57kg
▼ 大きさ
設営時サイズ:間口210×奥行120×高さ115cm
収納時サイズ:40cm×φ20cm、ポール収納サイズ:44cm
▼ 素材
フライシート:30Dナイロンリップストップ(ポリウレタン防水加工)
インナーテント:30Dナイロンリップストップ(通気撥水加工)
グランドシート:70Dナイロンタフタ(ポリウレタン防水加工)
ポール:DAC7001S
▼ 収容人数
2人用
▼ 付属品
収納袋・ペグ・張り綱

定価37584円とのことですがネット上での実売価格は2万円台だと思いますよ!




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