平凡写真を生んでしまう7つのNGその3<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回まで平凡な写真を生んでしまう7つのNGと題して、SNSなどでよく見かけるような普通のツーリング写真の何がダメなのか?いやいや…失礼しました。ダメな訳ではなく何が平凡になってしまう原因なのかを分かりやすく解説しております。

~究極のツーリング写真流 平凡写真を生んでしまう7つのNG~

1.被写体を必ず枠の中におさめて撮っている 

2.複数の被写体を画面内に並べている「お子様構図」 

3.カメラの撮影モードはオートモード 

4.ズームをぐるぐる回して大きさの調整をする 

5.被写体に不快な要素が重なったり貫通している 

6.画面の隅に電線や余計なものが写っている 

7.事実を記録しただけの写真で満足している

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6.画面の隅に電線や余計なものが写っている

フツーの人がフツーに撮った写真というのは上手い下手とかの以前に、そもそも手抜きと言ったら怒られそうですが、とにかく手間をかけていないものです。

こんな事をしょっちゅう経験します。私が写真を撮っている場所に、別の人がやってきて同じように写真を撮ろうとします。きっと私が一眼レフに三脚など立てて撮っている様子を見て、絶好の撮影スポットだと感じたのでしょう。しかしその方はカメラを取り出して私が撮っていた方向にレンズを向けパッと1枚撮ってすぐに立ち去りました。ものの1分の出来事でした。

写真を撮りたい!と思って足を止めたけど、手間ひまはかけない。これはフツーに写真を撮っているフツーの人々の典型的な撮影の仕方です。

雑に撮ると写ってしまう余計な要素

ではフツーはもうやめて見る人を喜ばせる素敵な写真が撮れるようになるには?構図とか露出とか、撮り方を学ぶ前にまずは丁寧に撮ることを心がけましょう。

丁寧に撮るとは急がされるように撮ったり、雑だったり面倒がったりしないことです。上級者なら不要かもしれませんが、最初の頃は撮った写真を再生してよくチェックしてみましょう。

特に画面の四隅に電線やカラス、地面に落ちているゴミ、そういった写真の趣旨と関係のない要素や醜いものが無いかチェックしましょう。レンズやセンサーに付着した汚れなど論外です。

少し動く、ゴミは拾う、少しの手間と時間で写真の細部はぐっと良くなりフツーの写真とは一線を画す「作品」へと昇華するものです。




7.事実を記録しただけの写真で満足している

誤解のないように最初に書いておきますが事実を記録しただけの写真が悪い訳ではありません。ツーリングレポート用の写真や自分のツーリングの記録として残すのであれば問題ありません。

写真である以上はカメラは事実を記録する機械です。しかしフツーに撮るのはやめて人に見せて喜んでもらえるような素敵な写真を撮るには、事実を記録しただけの写真では力不足なのです。

ただ最初の頃はどうしても事実を写しただけの写真になってしまうものです。感じたものを表現せよ!などと言われても初級者の方には具体的に何をどうしてよいか分からないですし、そういった写真の核心的な部分は目指したところで一朝一夕に成就するものではありません。

ここで重要なのは事実を記録して満足しないこと!です。そう、ただ撮っただけなのに「よしよし、撮ったぞ!」と満足をしないこと。

では事実を記録しただけの写真と、そうではない写真を同じ場所で撮った作例でご紹介いたします。

夏の北海道ツーリングの定番ルート 道北エリアにある最果ての道「日本海オロロンライン」道道106号線です。まっすぐに伸びる道、何もない荒涼とした景色、爽やかな青い空、遠景に利尻富士。フツーの人がフツーに撮るツーリング先での写真とはズバリこうです。きっと多くの皆さんが、こういった感じのオロロンラインの写真を見たことがある、またはご自身も撮られたことがあるのではないでしょうか?

これはこの場所にある、あらゆる魅力的な要素を画面内に集めてそれを撮った!という達成感や満足感でフィニッシュしてしまった完全自己完結型の写真です。

こういった写真を撮って満足するのではなく、その時は叶わなくても結構ですので「何か足りないな」「こうではなく感動や情緒みたいの出せないだろうか」といった具合に悩んで悩みぬいて下さい。

とにかく記録や記念として撮って満足しないこと…。

 

次にこちらの作品をご覧ください。撮影時期は違いますが場所はほぼ同じポイントでオロロンラインのジュンサイ沼付近です。最初の写真との決定的な違いは完全に道を主役に撮ったことです。道の様子について「果てしなく続く最果ての道、旅欲を駆り立てる究極のルート」といった作者の感じたことを作品に込めています。

事実を記録しただけの写真とそうではない写真。まず印象(インパクト)が違いますし、いつまでも眺めていたい、ここへいつか行ってみたい、と思えるのはどちらでしょうか。

これで事実を記録しただけのフツーの写真がいかに退屈かお分かり頂けたと思います。フツーの写真とは撮る側も見る側も退屈なものです。フツーに撮るのは記録用として人に見せるのものではないのですね。

最初は難しいかもしれませんが、いつか記録ではない貴方の感じたコトが表現される個性作が、継続していれば叶うはずです。くどいですが記録写真になってしまっても満足はしないでください。

7つのNGのまとめ

いかがでしたか?ツーリング写真、バイク写真に限らずこれから写真をやってみようかな?と思っていらっしゃる方々へも役立つと思います、フツーに撮っていた写真と趣味として始める写真の違いをNG例でご紹介しました。

カメラとは事実を記録する機械でもあるので、その使い道は多岐にわたるものです。カメラを手にしている皆がみな人に見てもらい感動してもらいたい!と思っている訳ではありません。人によっては「いかに本物のようにリアルに撮る!」に恐ろしいほど執着している人も見かけます。

カメラという機械が好きで最新モデルを買ったり、高価なレンズを購入したり、あるいはビンテージのフィルムカメラを集めている人もいます(それも素敵なご趣味だと思います)。

なので世には【正しいカメラの使い方】みたいな情報はカメラ全般という意味で溢れているようにも見えます。その中で自分が欲しいHowto情報は一体どれなのか?を見極める必要があるのです。本当に紛らわしい情報が大量に溢れているのです。

当ブログ、究極のツーリング写真ではプロが仕事として撮っておられるような写真や、事実をリアルに写すためのカメラの操作方法などは解説しておりません。個人が写真を通して【バイクツーリングに関わるコト】を発表できるような、そんな素敵なツーリング写真を目指しており、そのためのノウハウを公開しております。

今回、はじめて当ブログにいらして、この投稿をご覧になった方、真のツーリング写真にご興味を抱かれた方はぜひブックマークしてくださいね。




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