光の使い方 徹底マスター【トップライト編】初級ツーリング写真

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ツーリング写真における光の使い方として順光や逆光といった光の向きの解説をしておりますが、スーパーカブC125を見て欲しくなってしまった…などと言う記事が間に入ってしまいました。

今回はツーリング写真 光の使い方徹底マスターの続きでございます。

・光の使い方 順光編

・光の使い方 斜光編

・光の使い方 逆光編




今回の解説では太陽が真上の位置にある日中の撮影【トップ光】の解説です。風景写真やポートレート写真の世界ではトップ光は最も写真に適さない光源などと呼ばれています。ツーリング写真もほとんど風景写真のようなものですから、同じようにトップ光は避けましょう!と言いたいのですが、トップ光にはトップ光の良さが存在するのも確かです。

それに多くのライダーが活動的に走り回っている時間こそトップ光の時間帯なのですから、これを上手に使えればきっと悪いことなど無いと思います。

しかし一般に避けた方が良いと言われる光源で良い写真を撮るなんて難しそうですね。でも大丈夫です、特徴を理解して【使い方の引き出し】にしてしまえば、トップ光ならではの写真が撮れます。

 

こちらの作品をご覧ください。夏の北海道ツーリングにて【天に続く道】で撮った1枚です。昼間のトップ光で撮影した写真ですが、そもそも何故トップ光は一般に避けられているのか?この写真の影に注目してください。

光が真上から照らされるという事は影は真下へ出るわけですね。人物の顔なら目のくぼみ、鼻の下などに強い影が出ます。上の作例であれば木々の様子に注目してください。木のてっぺんは強く輝き、下は影になっています。樹木のように背の高い被写体があると影の割合が多くなるのがお分かり頂けると思います。

てっぺんがギラついて下は影、これこそトップ光の特徴であり影の割合を作品の表現手法の1つとして巧みに使えれば、トップ光ならではの良作を狙えるのです。

上の作例の場合は北海道ツーリングといえど8月の真夏ですので、トップ光の時間帯は汗ばむほど暑いです。強い太陽光で照らされた大地に空中の湿気などに光が当たって真夏特有のカスミが発生しています。こういった要素もうまく構成して撮るのがトップ光を使うコツです。




EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/125 ISO250

ちょっと1枚目の作例での解説がマニアック過ぎましたので、次にこちらの写真をご覧ください。1枚目と似たような構図の写真になってしまいましたが、南房総の嶺岡中央林道で撮った1枚です。このように木々が鬱蒼と生い茂った森などは、トップ光をおいしく使えるシチュエーションです。

逆光の解説の時と同じように高コントラストを狙えるだけでなく、木々の隙間から差し込む光を狙えるのです。簡単に言ってしまえばスポットライトのようなものです。

コツはバイクを停める位置にあります。特別な意図がない限りバイク&ライダーの位置は光がしっかり当たっているポイントを選びましょう。予め地面の様子に注目して最も明るそうな場所にバイクを停めます。

ギラギラと強いトップ光の時間帯に無理に鮮やかな風景写真を目指すのではなく、舗装林道が近くにあったらこんな写真を狙って走ってみてはいかがでしょうか?

次回は曇天光の解説でございます!




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