2018北海道ツーリングを振り返って

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、私はこの8/8~8/16の日程で北海道ツーリングを楽しんできました。昨年の夏も行ったのですが昨年は行程の大半が雨になってしまい、旅の内容は良かったのですが写真の方が残念な結果になってしまいました。

今回は出発時に台風13号の接近で大洗からのフェリー「さんふらわあ号」が欠航してしまい、千葉から自走で青森まで行き青函フェリーで函館へ、そして雨雲から逃げるように道央道を使って一気に道北の天塩まで移動するという、スタートから何とも波乱でした。




恐らく私と同じように7~10日くらいまでのさんふらわ号を予約していた方は欠航でがっかりしたと思います。

16日までの行程は全道的には雨模様が多かったのですが、道北の稚内エリアだけは比較的に晴れマークが多く、多くの北海道ツーリングを楽しんでいた道内のライダーが道北に集結していた感じでしたね。

私は最初から、今回は道北エリアに的をしぼって旅をする予定だったので好都合だったのですが、キャンプ場の混雑に少し困惑してしまいました。しかし混雑して賑やかですと私のように早朝出発する場合は、少しは騒音の迷惑が許されるかな…という利点もありましたが。

ちなみに今回もベースキャンプ昼寝作戦でして、他のライダーとは行動パターンが違っておりました。初日だけ天塩の鏡沼公園で、それ以降は稚内森林公園に6連泊でした。稚内森林公園は無料で出入りが自由であり、ゴミも捨てられ近くにスーパー、コインランドリー、温泉もある非常に便利なキャンプ場です。

雨の日はテント内でのんびり停滞




写真の方は去年の夏は「本物のツーリングのワンシーンを切り取る」というテーマを打ち出して挑戦したのですが、作品に最低限の演出を加える派の私にとって「本物の…」という部分に自ら矛盾を作ってしまい、悪天候と相まって不完全燃焼でした。

しかし今年の夏は写真旅こそ私の旅と定義付けたので、そういった旅と写真の関係に矛盾を作ることなく撮影に挑めたかな、と感じます。天気は決して良かった訳ではありませんが、作り込んだ作品こそ撮れませんが旅らしい写真が撮れたかなと手応えは感じております。

膨大な数の写真もLightroomでの仕上げが昨日終わり、ようやく自分の北海道ツーリングが終わったな…と感じています。

旅立つ前にあまり写真に対して気合を入れ過ぎてしまうと、大抵は失敗に終わるものです。それは過度に膨らませた期待が原因であり、そもそも「1枚撮れれば十分だ」程度でちょうど良いのだと思います。

そもそも憧れに抱くような写真作品とは、なかなか旅の行程で生み出すのは難しいものです。今回は本当に「1枚」が撮れたので、その1枚のお陰で帰路は満足感に包まれていました。

これから少しの間、究極のツーリング写真では北海道ツーリングで撮ってきた写真をギャラリーでご紹介していきます。

それぞれの写真の解説についてはまた別の機会にいたしますので、お好きな方はしばらくお付き合いくださいませ。





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