2018北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー 声問のレンガ廃墟

2018北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー

道北 稚内市声問にあるレンガ造りの歴史的建造物

秋田木材発電所の場合




EOS6D Mark2 + SIGMA50mmF1.4ART

北海道稚内市 国道238号からも見ることができるレンガ造りの古い廃墟があります。稚内市のサイトによると大正時代に秋田木材工場がここで材木を燃焼させて発電し、稚内市へ電気の供給をしていたとか。その後、西岡牧場の倉庫として使用されたようですが現在では草が深く生い茂った廃墟と化していました。

曇天の稚内にレンガ造りの廃墟が、私のツーリングシーンに崇高な場面を提供してくれました。

稚内市街地から宗谷岬を目指してR238を走る場合、レッドバロンの1つ手前の道を右に入っていきます。敷地内は特に立ち入りが規制されている様子はありませんでしたが、 危険が伴う個所もあると思いますのでご注意ください。





にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

2018北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー 抜海港と利尻富士

2018北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー

オロロンライン 抜海港から望む利尻富士




 

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

道北の人気ツーリングルート 道道106号 日本海オロロンラインの稚内市側に位置する抜海港(ばっかいこう)。地図で見ると小さな岬になっていて、地味ですが「抜海岬」となっています。果てしない直線道路を快走していると直角に曲がる一時停止ポイントがあり(必ず一時停止しましょうね)、そこが抜海港の入り口です。

特に観光スポットや名所的なところではなく、小さな漁港とその関係者が暮らす集落があるのみです。

しかし私の好きな漁港風景のはるか先には堂々とした利尻富士を望むことができ、オロロンラインを走るときは必ず抜海港を訪れるようにしています。

 




この時は雲が利尻富士を隠してしまう直前のシャッターチャンスを狙ってみました。ここで写真を撮ったことが、私の中の「記憶のツーリングシーン」として刻まれます。

※写真の解説は別の機会にいたします

 





にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

2018北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー 雨の宗谷国道

2018北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー

道北エリア 稚内市 宗谷国道 R238




EOS6D mark2 + EF70-200mmF2.8L

雨というよりは濃霧と霧雨の中間のような天気で、路面も水溜まりが無い程度であればさほど気分の悪いものではありません。

むしろ生活圏である関東では連日ニュースになっているほど、記録的な猛暑に苦しめられてきたので、冷たいミストをあびて気持ち良いくらいだ…と言ったら少々大げさですが本当にそんな気分で走っていました。




他の多くのライダーは稚内の市街地から宗谷岬の中間であるこの区間を、ラリーで言うリエゾン区間のようにハイペースで移動しているようです。こんな場所でわざわざバイクを停車させて、写真を撮っているのは私くらいですが、こういった何でもないような風景がむしろ心象風景として記憶に残るものです。

ここで写真を撮ったから記憶に焼き付くのか、記憶に残るツーリングシーンを写真にしておきたいのか、自分でも訳が分からないのですが兎に角こういった道の表情に私は何か惹かれているのだと思います。





にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

2018北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー 白い貝殻の道 宗谷丘陵

2018北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー

~宗谷丘陵 白い貝殻の道~




EOS6D mark2 + EF70-200mmF2.8L

今回で11回目を数える北海道ツーリング。振り返って考えると案外と北海道ではそれほど良い作品が撮れたという記憶がない。帰路はいつも写真に対する不完全燃焼の念が襲いかかりモヤモヤとしていたものだ。

いつも8月は天気に翻弄され狙っていたポイントで写真が撮れない…というのもあった。しかし本当の原因は出発前に自身の内面で過度に膨らませた期待感だと思う。

意気込み過ぎるのではなく、流れに身を任せるように旅の一部として写真を撮ればいいのだ。「1枚撮れればそれでいい」今回はそんな気持ちで写真旅をしてみた。

宗谷丘陵にある白い貝殻の道は私が14年前にはじめて行ったときは、エコビレッジというキャンプ場のような場所であり、現在はそこは入ることができない。山頂にレーダーのある丸山から宗谷郵便局へ降りる南側の道が、現在の白い貝殻の道と呼ばれている。




 

ほぼ観光地化されテレビでも紹介されて有名な場所になってしまった。「…なってしまった」とはあたかも自分だけの特別な秘密スポットにしておきたいという、勝手極まりない心理だと思う。だけど写真を1枚撮っておけば、どんなに観光地化され例え汚れてしまっても自分の中では白い貝殻の道は永遠になる。

傾いた夕日が白い貝殻の1つ1つに反射して輝きを放ち、宝石のような美しさだった。この道も写真にすると人に何かを訴えているようだ。

氷河地形特有の景観が印象的な宗谷丘陵。多くの北海道ツーリングのライダーが目指す、日本最北端の地「宗谷岬」のあるすぐ近くです。宗谷丘陵の一部に白い貝殻の道は静かに存在します。Googleの地図では宗谷郵便局から入って行くように見えますが、おすすめは上からのルートで道道889号で宗谷丘陵に入り、丸山(山頂にレーダーのある小さな山)からダートを走って風力発電の方から下るのがお勧めです。

写真は夕景ですが日中でも天気が良ければ濃く澄んだ青空に白い貝殻の道、遠景には日本海に遠くは利尻富士まで見えて絶景です。





にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

 

 

2018北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー 果てしない直線 オロロンライン

2018北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー

道北のツーリングルート 道道106号 通称オロロンライン




果てしなく続く直線道路、電線もガードレールもない最果てのロケーションは日本中のライダーの憧れの地ですよね。

EOS6D mark2 + EF14mmF2.8L




道は写真にすると人に何かを訴えているようだ。そう感じるようになり、それを写真にしっかり表現したいと思い、この旅では道の写真を丁寧に作品化してみました。

きっと道が訴えているのは人々が忘れかけた旅心に「旅に出ようぜ」と語りかけているのではないでしょうか。

私はこの写真を見て旅を振り返ってみましたが、オロロンラインは単なる人気ツーリングルートではなく、得体の知れない神々しい何かが人々にメッセージを発信しているのだな、そんな風に感じました。

 

写真のポイントは道道106号オロロンラインのサロベツ原野へ向かう道道444号のT字路 稚咲内(わかさかない)信号から北へ約7㎞のポイント。ジュンサイ沼と長沼の中間くらいです。このポイントに南側から見て道路標識「稚内36㎞ 抜海20㎞」があるのですが、私はこの標識のポイントが直線路としてのオロロンラインが最もオロロンラインらしい表情を持ってると感じます。

その他にも起伏のあるオロロンライン、緩やかなS字を描くオロロンライン、あらゆるオロロンラインを調べ尽くしてきましたが、その写真はまた後日にご紹介いたします。何といっても今回の北海道ツーリングは中身8日間が全て道北に居ましたからね。

ではまた。





にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

2018北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー 逃げ水のオロロンライン

2018北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー

道北の人気ツーリングルート 道道106号 オロロンラインの直線路にかすむ逃げ水をとらえた1枚です。




EOS6D mark2

本州の猛暑には及びませんが天塩あたりでも汗ばむほど暑く、太陽に熱せられた路面が砂漠の彼方にかすむ水のようにゆらめいていました。




連続する矢羽(積雪時に路肩を指し示す矢印の表示)が北海道の道を象徴していますが、それらを超望遠レンズで圧縮して北海道ツーリングの世界観を抽象作品にしてみました。

去年の夏、これがやりたくて望遠レンズにエクステンダーまで持って行ったのですが、残念なことに連日の雨で夢叶わず。今年の夏の北海道は決して良い天気だった訳ではありませんが、それでも僅かな晴れ間を狙って撮ってみました。





にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

2018北海道ツーリング ギャラリー オトンルイ風力発電

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は2018年 夏の北海道ツーリングのギャラリー 1枚目のご紹介でございます。




EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3

道北エリアの天塩から稚内をむすぶ道道106号 通称オロロンラインの幌延の辺りで出現する28基の風力発電用の風車。オロロンラインがこのポイントから最もオロロンラインらしい風景になる入り口のようなところです。

ちなみにオトンルイとはアイヌ語で「浜にある道」でアイヌの時代からこの場所に道があったのが分かります。




今から14年前、私がはじめて北海道ツーリングしたとき長時間の雨天走行で急に晴れ間が見えてきたのがオトンルイ風力発電所の辺りでした。それもあって私の記憶のツーリングシーンとして深く印象に残っています。




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

2018北海道ツーリングを振り返って

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、私はこの8/8~8/16の日程で北海道ツーリングを楽しんできました。昨年の夏も行ったのですが昨年は行程の大半が雨になってしまい、旅の内容は良かったのですが写真の方が残念な結果になってしまいました。

今回は出発時に台風13号の接近で大洗からのフェリー「さんふらわあ号」が欠航してしまい、千葉から自走で青森まで行き青函フェリーで函館へ、そして雨雲から逃げるように道央道を使って一気に道北の天塩まで移動するという、スタートから何とも波乱でした。




恐らく私と同じように7~10日くらいまでのさんふらわ号を予約していた方は欠航でがっかりしたと思います。

16日までの行程は全道的には雨模様が多かったのですが、道北の稚内エリアだけは比較的に晴れマークが多く、多くの北海道ツーリングを楽しんでいた道内のライダーが道北に集結していた感じでしたね。

私は最初から、今回は道北エリアに的をしぼって旅をする予定だったので好都合だったのですが、キャンプ場の混雑に少し困惑してしまいました。しかし混雑して賑やかですと私のように早朝出発する場合は、少しは騒音の迷惑が許されるかな…という利点もありましたが。

ちなみに今回もベースキャンプ昼寝作戦でして、他のライダーとは行動パターンが違っておりました。初日だけ天塩の鏡沼公園で、それ以降は稚内森林公園に6連泊でした。稚内森林公園は無料で出入りが自由であり、ゴミも捨てられ近くにスーパー、コインランドリー、温泉もある非常に便利なキャンプ場です。

雨の日はテント内でのんびり停滞




写真の方は去年の夏は「本物のツーリングのワンシーンを切り取る」というテーマを打ち出して挑戦したのですが、作品に最低限の演出を加える派の私にとって「本物の…」という部分に自ら矛盾を作ってしまい、悪天候と相まって不完全燃焼でした。

しかし今年の夏は写真旅こそ私の旅と定義付けたので、そういった旅と写真の関係に矛盾を作ることなく撮影に挑めたかな、と感じます。天気は決して良かった訳ではありませんが、作り込んだ作品こそ撮れませんが旅らしい写真が撮れたかなと手応えは感じております。

膨大な数の写真もLightroomでの仕上げが昨日終わり、ようやく自分の北海道ツーリングが終わったな…と感じています。

旅立つ前にあまり写真に対して気合を入れ過ぎてしまうと、大抵は失敗に終わるものです。それは過度に膨らませた期待が原因であり、そもそも「1枚撮れれば十分だ」程度でちょうど良いのだと思います。

そもそも憧れに抱くような写真作品とは、なかなか旅の行程で生み出すのは難しいものです。今回は本当に「1枚」が撮れたので、その1枚のお陰で帰路は満足感に包まれていました。

これから少しの間、究極のツーリング写真では北海道ツーリングで撮ってきた写真をギャラリーでご紹介していきます。

それぞれの写真の解説についてはまた別の機会にいたしますので、お好きな方はしばらくお付き合いくださいませ。





にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

メイン被写体の周辺背景に配慮してみよう<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者のみなさん。いつも見ていただき有り難うございます。

私はあまりネットやITの知識がなく、CMSを使った独自ドメインのブログを運営するなんて、そもそも無理があるのですが皆さまに支えられて開設から10ヶ月になりました。

当ブログのメインキーワードである「ツーリング写真」で検索をかけると、PCサイトでは現在SEO順位は1位です。200記事を超えたので、その他の検索ワードでも上位を狙っていきたいと思います。

その為には内容をより充実させ、全てのブログの基本とも言える「読者の役に立つコンテンツ」を充実させる、これに尽きるのですが実は最近気が付いたのですが、私自身が一番勉強になっていたりもします。

そういった意味で読者の皆様には本当に感謝しております。こんな文字数が多く読みにくい文章であるにも関わらず、いったいなぜ読んでくれるのか…という疑問さえ出てきますが。本当にありがとうございます。




さて今回は<初級>ツーリング写真の解説として構図の組立て方の一部とも言える「背景への配慮」です。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-5.6DG F6.3 1/640 ISO100

 

漁港はフォトジェニックな物が多く、被写体の宝庫とも言えます。しかしあまりに色んな物が多すぎて構図を整理する作業は膨大です。何もできなければ雑然とした写真に陥ります。

特に背景についてはゴチャゴチャ感が出てしまい、メイン被写体を決めても存在感が薄れてしまいがちです。

この作例は望遠レンズを利用して圧縮させた画面ですが、手前からいくつも連続する杭と舫を使って奥行きを構成しています。景色の多くはゴチャゴチャしているため、意図的に地面を利用してスペースを作りました。

最も前景にある黄色い舫と遠景のボカし具合を調整するため、慎重に絞り値を調整しF6.3を選択しました。

そしてメイン被写体となるバイクの背景部分に注目してください。何かを覆っている緑色のシートです。実は遠景には何隻もの漁船や建物などがあり、かなりゴチャゴチャした感じだったのですが、そういった背景にメイン被写体を入れてしまうと、存在感が埋もれてしまうのです。そこでこの緑のシートに注目しR1200GS ADVENTUREの背景として重ね合わせてみました。




本当にちょっとした配慮なのですが、これをやったのとやらないでは写真の出来上がりはまるで違います。

メイン被写体を選定し、大まかな構図を決めたら背景に配慮しましょう。メイン被写体と重ねたくないものと重なっていないか?重ねた方が良いものが背景にないか?少し上下左右に動くだけで位置関係は簡単に調整できます。

良い写真とは細部への配慮も完璧に行き届いているものです。逆に全く配慮されていない写真というのが良く見かける平凡な写真です。

少しの配慮で劇的に良くなる背景の話でした!ぜひ実践してくださいね!





にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

秘密の上達テクニック 理由を後付けして発表しよう<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、以前に当ブログで毎日100ショットのスナップを撮ることで飛躍的に上達ができます、という投稿をいたしました。

これは私自身が3年ほど前からはじめた練習方法で、仕事の日も休みの日も(バイクに乗れない休日)必ず写真を撮ること。いつもコンデジを肌身離さず持ち歩いて日常の空間にも被写体となりえるものがないか?常に探したり、誰も見向きもしないような雑草やゴミも魅力を見出して撮ってみたりと、目と撮り方をダブルでトレーニングできる練習方法です。

これは1日で100枚の写真を撮ろうという意味ではなく、100ショットのシャッターを切るつもりで常に写真家の目を光らせようという意味です。実際には1日に50~100ショット程度のシャッターを切って、その中から人に発表できるものを1、2枚程度出せれば十分ではないかな?と思います。




私の名付けたこの毎日100ショットスナップは確実に上達できる唯一の手段ですし、写真を身近に生きる素晴らしさを学ぶことができます。そして写真を上達するとは「こうだったのか」という気付きの繰り返しであり毎日100ショットスナップはそれが毎日のように獲得できちゃう魔法の練習方法なのです。

といっても「気付き」はとても小さなものが大半です。なので昨日と今日では目に見えた進歩はありませんが、年単位でみると飛躍的にレベルアップが実感できるはずです。なかなかツーリングに行った時だけ写真を撮る、では上達は難しいです。毎日ツーリングしているのでしたら別ですけどね。

ぜひ皆さまも「気付き」をたくさん獲得する為にやってみてくださいね。

さて今回の<初級>ツーリング写真解説では上達の秘訣として、ちょっぴりズルい、でも確実にうまくなっちゃう秘密の方法を伝授いたします。究極のツーリング写真 読者の皆さま限定ですので内緒にしてくださいね。

写真とは撮影者のレベルに関係なく、撮影後の写真を振り返ってよく見ると「この写真はこうだったんだな」と出来上がりを見て気が付くことも多いものです。本当は撮影時に気が付いておきたかった事でも、その時は気が付かなった…私なんかは今でもよくあります。

なぜこういう写真になったか、なぜこの写真を撮ったか、こういった作品の仕上がりや意図に関わる理由を後から考えて言語にしてみましょう。

そして少しズルいようですが、あたかも撮影時から分かっていて「そうしました」風にSNS等で発表してみましょう。え~そんなのアリ?!と驚く方も、実はすでにソレやっていますって方も多いはずです。




先ほどの毎日100ショットスナップで書きましたが写真の上達とは「気付き」の繰り返し。しかし気付きは必ずしも撮影時ばかりと限らず、すでに撮り終えた自らの作品を眺めているときに気付きがやってくることも多いです。

例えば背景に2つのエリアがあったとします。撮影時は何となく「こんなもんかぁ~」と撮った写真。帰宅してよく観察すると2つのエリアは見事に黄金比1:1.618だったとしましょう。そのマグレはあなたの心の奥底に仕舞って鍵をかけてください。

そしてSNSで「この作品は背景のエリアを黄金比にして撮りました」と言っちゃおう~!!書いちゃおう~!!誰にもバレませんし、仮にバレてもあなたをインチキ呼ばわりする人なんていないはず。それよりも次回の撮影シーンで、このように発表した記憶がきっと役立つはずです。

あっ背景に2つのエリアが存在しているな。そういえば先日、Instagramで黄金比を狙いましたなんて書いちゃったっけ?じゃ、今回は本当に撮る時点で黄金比を狙ってみるか!…と。

つまりSNSで後付けの理由を、あたかも撮影時の意図のように発表したことが、自身の心に印象に残り、その結果「引き出し」が1つ増えてレベルアップしたのです。すごいでしょう!

かくいう私なんかも、けっこうこのパターンで色んな撮り方を習得したものです。SNSで発表するとはこんな効果もあるのです。おもしろいですね。あっクドいようですが内緒ですからね!!!





にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

~本日の毎日100ショットスナップ~

リコーGR APS-C

何年か前に職場の近くからリコーGRで撮った夕景です。この写真で明るいところと暗いところを理想的に配分し、その中間にある階調まで表現できれば色はそれほど重要でなくなると気付きました。