BMW R1200GS 空冷モデル はじめての扱い方 BMW R1200GS

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、夏休みのツーリングの準備は万端ですか?キャンプツーリングに行かれる方は装備に悩みますよね。生活圏では猛暑ですが標高の高い山や、北海道ツーリングに行かれるという方はダウンシェラフは必要でしょうし、焚火台などはどうするか?悩ましいですよね。

私の知人は既に北海道ツーリングを楽しんでいるようですが、北海道は場所によっては最低気温が10℃代だそうです。今は暑くて死にそうですが装備は防寒対策をお忘れなく!

さて今回は空冷R1200GSの情報でございます。空冷のR1200GSは2012年頃に新車販売を終了しており、いま買われる方は中古車になると思いますが、販売店からR1200GSの取り扱いについて詳しい説明のない場合もあるかと思いますので、乗り方のコツも含めた取り扱い方法をサラっといってみたいと思います。

BMWのR1200GSをはじめとする空冷水平対向エンジンを搭載したRシリーズは、その個性的なエンジンにとどまらずシャフトドライブ機構やレバーサスペンション機構を装備しています。これらのBMW独自の機構はツーリング性能として多くのメリットを生んでいますが、他のオートバイから乗り換えたばかりの人には違和感に感じるものです。

いつもつい長文になってしまうので、それぞれについて取り扱いやコツについて手短に書いていきます。




1.レバーサスペンション

通常、テレスコピック機構のオートバイであればブレーキング時に姿勢は前のめりになります。しかしテレレバーサスペンションのR1200GSはリアごと沈んでいくモーションで感覚としては「ちゃんとフロント荷重かかっているのか?」ととても不安になります。これについては姿勢変化が最小なだけでフロント荷重は十分にかかっています。

フロントのテレレバーサス

問題は荷重移動のインフォメーションよりもバンクしすぎてしまうことです。多くのオートバイはスタビリティ(安定方向)優先で設計されているため、コーナリングを開始する前はリーンを開始するための何らかのモーションをライダーに要求するものです。しかしR1200GSの場合はそれらライダーの動きはほぼ不要と言ってよく、どの位置からでも簡単にバンクを開始します。

そのため寝すぎてしまい普通のオートバイと同じ感覚でコーナーに入ると、インに切り込んでラインが内側に巻き込んでいきます。

しっかりと荷重移動したら「きっかけ」は僅かなリーンインで始まります。「まず寝かしこもう」という意識を捨ててください。

その後はバンク角を起こす方向に調整しながら旋回するのがコツです。浅いバンク角でスムースなコーナリングを心がけてみてください。寝かすのではなく起こすのです。

このコツをつかむとヒラリヒラリとタイトなコーナーから高速セクションまで、昔から乗りなれているバイクのように操れますよ。

2.エンジンオイル管理

エンジンオイルの交換方法は別の機会に投稿してみたいと思います。今回は空冷エンジン特有のオイルの管理、オイルのレベルの確認方法です。

R1200GSのエンジンオイルの確認方法はエンジンの左下にある確認窓から行います。車体をセンタースタンドで垂直にした状態でエンジン停止。赤線でプリントされた円の範囲内であればOKです。この赤マルのローレベルからハイレベルまではおよそ0.5Lで交換時や補充時は写真のように丸の中心に油面がくるよう入れてください(ハイレベルまで入れない)。

そしてエンジンオイルのレベルを確認するのに注意点が1つ。エンジンを停止させたときの油温によって、エンジン下部のパンに戻ってくる油量が変わってしまうのです。




空冷R1200GSは通称「クチバシ」と呼ばれているフロントフェンダー部分にオイルクーラーが装備されています。なかなか高い位置ですよね。このオイルクーラーは油温が一定の温度まで上昇した際に循環し、そうでない低温時は循環しないようサーモスタットが装着されています。

R1200GSのような空冷Rシリーズのボクサーエンジンは、BMWのKやFシリーズと違いウェットサンプ式でエンジン下部のオイルパンにエンジン停止後に戻ってくる構造です。必ずエンジンが暖気状態でオイルクーラーにオイルが循環している時に、エンジンを停止させてレベルを確認します(全量を確認するという意味)。

少々ややこしいので最もオススメの確認方法をご説明します。ツーリング先で高速道路を使用時にSAで休憩するときセンタースタンドで停車させておきます。そして休憩が終わって出発する直前に見てみましょう。この方法がオイルの全量を確認する確実なやり方です。

空冷エンジンは各部のクリアランスが広いため、距離とともにエンジンオイルを消費します。私の2008年式R1200GS(SOHCモデル)で2000㎞で0.2L程度、2013年式アドベンチャー(DOHCモデル)で2000㎞で0.4L程度の消費です。北海道ツーリングのようなロングツーリングに出る場合は、補充用のエンジンオイルを携行することをお勧めします。

やっぱり長くなってしまったので、今回はこの辺にしておきます。また機会をみてエンジンオイルやミッションオイルの交換方法などいってみたいと思います。

ではまた!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

先日、猛暑のなか南房総をツーリングしたときの1枚です。海岸に飛んでいたアオスジアゲハ。かなりのスピードと運動量に関心しながらも、カメラで追うのに一苦労でした。