【重要!】素人写真の細部のクオリティが甘い理由<中級>ツーリング写真

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、毎日暑いですね!夏のツーリングは熱中症、日焼け、バイクのオーバーヒート(空冷エンジン)に十分気を付けてくださいね。以前、バイク用品メーカーに勤務していた頃にメーカー広報車両を頻繁に借りていたのですが、真夏になるとハイパワーなスポーツモデルは乗りたくないものでした。

ハヤブサやCBR1000RRといったモデルは市街地走行では電動ファンが絶えず作動し、体に熱風があたり苦行以外の何でもありませんでした。自分の乗っている空冷ボクサーエンジンのR1200GSは決して涼しい訳ではありませんが、これらの水冷スポーツモデルに比べたら快適なのだなぁと感じたものです。

ハヤブサやCBR1000RRのようなハイパフォーマンス車も大好きなんですけどね。

さて今回の<中級>ツーリング写真の解説では重要な被写体には、その直近となる周辺背景に細心の注意を払いましょう!というお話です。すごく地味な内容だな…と感じるかもしれませんが、コレ実はすごく重要なんですよ。




さて、こちらの作品をご覧ください。夕刻の港で海面が黄金に輝く様子を大切に撮った1枚です。海面のゆらめきが夕日の反射に模様を与えています。そして注目していただきたいポイントは遠景に存在している漁船です。モデルの頭部が漁船に重なって沈んでいるのがお分かり頂けるでしょうか。

このままではせっかくのシーンが勿体ないです。非常に細かい部分のようですが、こういった細部にはケアが必要です。重要な被写体の周囲には重なったことによって存在が沈んだりしないよう配置等を見直してみましょう。




こういったケースで出来ることは大まかに2つあります。1つ目はカメラ位置や焦点距離の変更などによる調整、2つ目は被写体自体を移動することです。

この場合はカメラ位置を高くすることで解決しそうですが、そうすると空に存在している重要なハイライト(つまり太陽)が消えてしまいそうです。もう少し沈むのを待つか?というのも悪くないアイデアですが、海面の輝きが弱まってしまわないか心配です。

カメラ位置による解決が難航したら迷わずB案を選択しましょう。問題が発生している個所は容易に移動できるもの、と言うか人間ですのでここは相手に動いてもらう作戦で行きましょう。

と言っても輝く海面であるスペースは広くすることができません。狭いスペース内に収まるために屈むのも変な姿勢です。そこで思いついたのがヘルメットです。漁船と重なってしまった黒い部分にヘルメットの光沢に映り込んだ光を利用してみました。これで沈んでしまった頭部の存在が明らかにされました。マット塗装のヘルメットじゃなくて良かった~・・・

本当に細かい部分ですよね。しかし、この細かい部分が大事なのです。良作とは細部のクオリティが違うのです。ツーリング情報誌 Outriderの由緒あるツーリング写真コンテストでも、応募作品に書かれている審査員先生の寸評を見てみましょう。今回ご紹介したような細部の詰めの甘さが逐一指摘を受けているのがお分かり頂けると思います。

よくそんな所まで配慮が届くな…と自分の中の別の自分を関心させてください。あなた個人の大切な1枚の作品なのですから1ミリも妥協してはいけません。一期一会の風景に「またこんど撮り直しを…」なんてないのですから。

それでは!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

今回ご紹介した漁港の写真と同じ日に撮影した1枚です。漁港に放置されていた防舷用の古タイヤですが、硬化したゴムの光沢感とWINTERの懐かしい字体が気に入って撮った1枚です。

One thought on “【重要!】素人写真の細部のクオリティが甘い理由<中級>ツーリング写真”

  1. こんばんあh。
    SevenFiftyです。

    >夏のツーリングは熱中症、日焼け、バイクのオーバーヒート(空冷エンジン)に十分気を付けてくださいね。
    熱中症は経験ありです。
    バイクに乗っていて足に痙攣の症状が出ました。
    バイクのオーバーヒートも経験ありです。
    パーコレーションが発生してびっくりこきました。
    フォトさんも熱中症にはお気を付けください。
    尚、パーコレーションはフェイルインジェクションでは構造上発生しません。

    >一期一会の風景に「またこんど撮り直しを…」なんてないのですから
    路地ツーリングはなんとかなりますが、ネコ&バイクは一期一会です、

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