写真家の目、写真家の脳。ファインダーは左目を使え!

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、突然ですが皆さまの効き目は左右のどちらですか?

右利き左利きと手に利き手があるのと同じように、目にも利き目があるのをご存知でしたか?利き目の調べ方は簡単です。

写真をする人ならファインダーを見るとき左右どちらの目で見るか?です。ちゃんとした調べ方は人差し指と親指でマルを作ります。そのマルの先にコインでも消しゴムでも何でも良いので目印を作って片目を閉じてみます。両目で見るときと目印の位置が変わらない方が利き目です。

右目だけ、左目だけで見て両目で見たときと位置が変わらない方が利き目

カメラ、写真関係の情報誌やウェブサイトでも、あまり取り上げられることのない利き目とファインダーを覗く目の話。多くの人は無意識に利き目でファインダーを見ているはずです。

殆どの人は右目が利き目だそうです。なのでカメラのファインダーも右目で見やすいように設計されています。

一方で人間の脳は右脳と左脳があります。右脳は感覚や直感、芸術性や想像力を司るもの。左脳は計算、文字の読み書き、論理、数理的推理を司るものです。そして左目は右脳につながり右目は左脳につながっているそうです。




ちなみに利き脳というのもあって腕を組んだ時に左腕が上になる人は利き脳が右脳で芸術や感情などが豊かな感覚派人間と言えます。一方、右腕が上にくる人は利き脳が左脳で計算などが得意な理論派の人だそうです。

利き目が左目で利き脳が右だという人は、左目をもってしてファインダーをのぞき、天才的な芸術性を発揮しているという事になります。

ネットで得た情報によると手が右利き、目も右目が利き目という人だけで全体の74%を占めるそうです。手が左、目も左が16%、手が右で目が左が8%、一番レアなのは手が左で目が右の人で2%だそうです。

ちなみに私の場合は、なかなかレアな手が右利きで目が左目のパターンです。そして利き脳は右脳です。むかしから計算派ではなく感覚人間であることは自覚はしていました。感覚が優れているというより、計算が極端に苦手と言った方が適切かもしれませんが。

むかし4輪でレースの真似事をしていた頃も理論派ドライバーではなく感覚で走っているタイプでした。メーカーで設計をやっていた頃は図面をひくよりデザインスケッチの方が好きでした。会議のときは「感覚ではなくデータを出して数字で判断しろ」という考え方が大嫌いで、あまりしつこくソレを言われたとき「その数値を見てどうするか決めるのはあなたの感覚でしょ!」と反論してしまい会議が険悪なムードになった記憶があります。




究極のツーリング写真では今まで写真に関する様々なことを解説してきました。それは風景や被写体にまず感動しましょう、それをどう表現するか個性を発揮させましょうといった感覚や感情の話でした。一方で画面内に分断線が発生した場合の2つのエリアの比率、または2つある被写体の大きさの比率、黄金比が1:1.618で白銀比が1.1414といった数学的な話もありました。

写真は芸術であると考えれば左目が利き目で右脳派人間が優位に思えますが、黄金比などの理論が存在すると考えると一概に右脳派が優位とは決められませんね。レオナルドダヴィンチの作品の多くは極めて数学的な理論で書かれたものがありますしね。

私がミラーレスカメラではなく光学ファインダーの一眼レフに拘っているのは、左目だけで見る世界があるからです。肉眼では見えない美しい光景が光学ファインダーの中で確認できるのです。それを左目だけで見ると不思議と心に何かを感じるのです。一般的に日差しの強い太陽光下でモニターは視認しにくいのでファインダーで見ると見やすいと言われていますが、ファインダーの役割はそれだけではないと考えます。

話題のミラーレス機には電子的なファインダーEVFが備わっている機種もありますが、子供の頃から暗いお部屋でテレビを見ちゃいけない!と言われていたので同じ左目だけで見る世界ではありますが、こちらは何となく抵抗があります。

光学ファインダーってなんだか万華鏡を見ているようで心が落ち着くんですよね。

皆さまの中で左目でファインダーを見ているんだけど、これって間違いなの??と悩んでおられる方がいましたら、どうかそのまま左目で写真を撮り続けて下さいね。カメラの設計上は右目で見るように作られていますが、左目で見た方がしっくりくる人は左目でいきましょう!

利き目と写真のお話でございました。




ちなみによく似た話で軸足というのもあります。手が右利きでも軸足は右とは限りません。サーフィンやスノーボードをしている人なら良く知った話ですが左足が進行方向の前にくる人は軸足が左でレギュラースタンス。右足が前にくる人は軸足が右でグーフィースタンスです。スノーボードでグーフィーの人はオートバイを跨ぐとき、車体の右側に立って乗車した方が、本来は乗りやすいはずです。

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RICHO GR APS-C

少し前に撮った写真ですがタイサンボクのお花です。フィボナッチ数列による黄金螺旋構図を採用した写真です。フィボナッチ数列とは映画ダヴィンチコードにも出てきた神秘の比率です。この比率により作られた螺旋状の曲線はDNAの構造やオウムガイなど自然界のさまざまな所に存在しているのです。これを精度よく画面に構図するのは至難の業で右脳人間には苦手なことなのかもしれませんね。