かっこいいバイク写真の撮り方 アイキャッチでオシャレなバイク写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いよいよ7月ですが夏のツーリングの準備は万端ですか?夏は日中の走行が暑いのでビーナスラインや志賀草津道路などの標高の高い涼しいところに行きたいですよね。

さて今回の究極のツーリング写真では珍しく、かっこいいバイク写真の撮り方の解説をいってみたいと思います。当ブログではバイクが主役ではない「バイクのある風景」「ツーリング写真の撮り方」をメインに解説してきました。バイクが主役になる「かっこいいバイク写真の撮り方」についてはバイク写真という大分類の中の別カテゴリーという感じですが、ツーリング写真と無関係とは言い切れません。

風景の中にとけこむバイクも、魅力的に見えるアングルは追求すべきと考えます。それに多くのライダーは愛車をカッコイイと思っているはずですし、自身のバイクがカッコよく撮れれば嬉しいものです。

しかし難しいのは愛車のカッコいい写真を撮っても、カタログ的な写真に終わってしまうケースが多いところです。今回は自分ならではのオシャレ、カッコいい、オオォッ!と思わせるカッコいいバイク写真の撮り方を解説いたします。




1.まず最初に背景を探そう

私は今まで究極のツーリング写真にて写真の撮り方について様々な解説をしてきました。どの解説も特異なアプローチで難解であり、異論のある方もおられるのは私自信が分かっております。しかし、ここで言うバイク写真のかっこいい撮り方として「まず最初に背景を選ぼう」という考え方に異論を唱える方はおられないと思います。それくらい自信をもって背景選びは大事であると断言いたします。

ツーリング先でまず探してみてください。バイク写真をかっこよく撮るための小さなスタジオボックスのような空間を。そしてバイクの存在を絶対的に撮るのですから、あまり出しゃばった被写体が点在しているような場所ではなく、シンプルで魅力的な場所を探すのです。

それは無機質な壁であったり開けた景色であればローアングルで空を背景にしても良いと思います。上の写真のように錆びたトタン壁の建物なんかあれば良いですね。ポイントは雰囲気がよくてシンプルな背景です。

言うまでもありませんがコンビニの駐車場や高速のSAなど、ごちゃごちゃとした場所で撮るのはオススメしません。そもそも日本という国は街の景観にそれほど美意識が高いとは言えず、背景に何の配慮もせずに撮ってしまうと派手な看板や電線などが写真に写ってしまうものです。

2.最高の光を車体にあてよう

日中の太陽が高い時間にあるトップ光についてはギラギラ照り付ける強い日差しの場合はオススメしません。車種によっては似合いますが、車体に陰影が強くついてイマイチです。しかし同じトップ光でも薄雲に太陽が隠れた瞬間でしたら適度な陰影でよく撮れます。雲の流れをよく見て最良の瞬間を使ってください。

オススメは準逆光で太陽の位置が真上から少し傾いた時間帯に、逆光になるようバイクを停めてみてください。このように逆光を利用すると車体の上部やパーツに輝きが入りカッコよく写せます。もちろん評価測光に任せていると、バイクが暗く写ってしまうので露出補正やストロボ発光などで調整してくださいね。

また車体によく光を当てるという意味ではサイドスタンドで停車させた場合に、車体の右サイドから撮ることを基本としましょう。サイドスタンドで左側に傾斜しているのに、左サイドから撮ると車体の大半は影になってしまうからです。もちろん例外もあります。何らかの理由があって左から撮る場合は十分な光を当てるためにスピードライトや内臓ストロボを発光させると良いです。バイク雑誌などではレフ板を複数用意して下から強力な光を当てて撮影しています。

 




3.理想的なピンポイントアングルを探ろう

横:前の比率がおよそ9:1 ほぼ真横ですがスマートに見える
横:前の比率がおよそ8:2 少し前に迫力を出したアングル

多くの方はバイクは斜めから撮るのがカッコイイ!ということはご存知だと思います。基本は7:3の比率による斜めの角度ですが、ここで気を付けたいポイントは真横と正面(または真後ろ)の比率を測ったような数値で狙うのではなく、あくまで視覚的なボリューム感で7:3を狙おうという事です。

これは真横と正面のデザイン上のボリューム感が車種によって色々あるからです。上の写真は1枚目は9:1くらいで2枚目が8:2くらい。R1200GS-ADVENTUREの場合は33Lの巨大なタンクがボテっと横に張り出すので7:3で狙うと良く言えば迫力ある、悪く言えばデブっちょに見えてしまうのです。

この辺の車種による最もカッコよく見えるアングルとは、オーナーが一番よく知っている事なので、ツーリング写真でいうピンポイントなベストアングルと違い、容易に見つけることが出来ると思います。ただしバイクをかっこよく撮るためのベストアングルもやはりピンポイントです。上の2枚の写真はわずか50㎝くらいカメラ位置を移動しただけですが、こんなに印象が違ってくるのです。

撮影地でよく分からなければ、様々なアングルを撮って帰宅後にじっくり選別するのも賢いやり方です。

横:前の比率が3:7  正面(または後ろ)側をメインにする3:7 ハンドルの向きも意識しましょう

そして完全な真横、完全な真正面(または真後ろ)というアングルは特別な理由がない限りは避けるべきです。特別な理由とは撮影者の意図であり(またその話か、なんて言わないでくださいね)例えばR1200GS(アドベンチャーではない方)でしたら車体をセンタースタンドにかけて垂直にし、真正面から撮ると空冷ボクサーエンジンのディティールが強調されます。ツーリング写真の話ですがバイク米粒構図にすると、パッと見でそれが何なのか良く分からないので、そういった時は真横にすると誰の目にもそれがオートバイであると分かります。このように明確な意図があれば真横、真正面でもOKです。

4.ローアングルを探ろう

カメラを直接地面に置くほどのローアングル

バイク写真をカッコよく撮るノウハウとして、先の斜めから撮ると同じくらい有名な手法はローアングルですよね。しかし多くの方はローアングルの意識が甘くしゃがんで構えたくらいがローアングルの限界と思っているようです。

しゃがんだ程度のローアングルはバイクのフォルムはカッコ良く見えても、地面と背景の境界になる水平線がホイールを貫通して見栄えが悪くなるので注意しましょう。特に海岸で撮る場合は水平線をどの位置に通すのか?を強く意識して下さい。

上の写真はEOS6D mark2を地面に直接置くほどのローアングルで撮りました。このような超ローアングルによって初めて見えてくるバイクのカッコよさはプロのカメラマンなら誰でも知っていることです。下から空に向かって撮るようなアングルなので露出が難しい場合もありますが、バイク写真の場合はレタッチ前提で撮るのも良いと思います。

こういった超ローアングルとは通常の構え方では一眼レフのファインダーを覗くことはできませんし、コンデジであってもカメラを上に向けてしまうので画面を見ることができません。そこで活躍するのがバリアングルモニター、チルトモニターです。この撮影時もEOS6D mark2のバリアングルモニターにライブビューして撮影しました。以前に使っていたEOS1DxやEOS5D mark2の時は地面に腹ばいになって寝そべるか、山勘で適当に撮るかの二択でした。

お持ちのカメラがチルトモニター、バリアングルモニターを搭載した機種でしたら、ぜひ活用してみてください。またカメラの買い替えを検討されている方は次のカメラはバリアングルモニターを搭載したカメラを検討されてはいかがでしょうか。

EOS6D mark2 バリアングルモニター

長くなってしまったので5.以降は次回へ続く…

タイトルに書いてしまった「アイキャッチ」については次回…スイマセン。

 




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~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

スナップ写真ではありませんが何日か前に自宅のベランダより撮った夕景です。望遠レンズを使用して真っ赤に焼ける夕空に飛ぶ飛行機を撮りました。望遠レンズと言えど構図上では飛行機は米粒でしたので、見つけやすいよう中央に配置させました。この写真はほぼノーレタッチです。