R1200GSタイヤ交換 シンコーE705 謎のタイヤ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまはバイクのタイヤ交換はどうされていますか?行きつけのバイク屋さん、バイク用品店、バイクタイヤ交換専門店、自分で交換しちゃう、いろいろでしょうか。

BMW R1200GSの場合はABSユニットの関係やトルクスボルトなどが多いことから、多くの方がBMWディーラーか輸入車も守備範囲にしているタイヤ専門店だと思います。

私の場合、むかしガソリンスタンドで働いていたことと、4輪のレースでタイヤ交換が頻繁だったこともあり、タイヤチェンジャーさえあれば自分でやりたいのですがレバーだけで交換は自信がないので作業はプロに任せております。

しかしお世話になっているBMWディーラーはタイヤ交換キャンペーンとうまく交換時期が重なれば、4万円台で交換できちゃうのですが通常だと6万円ちかくするので、限られた小遣いでやり繰りしている身にはキツい出費です。




そこで今回選択肢にしたのはシンコーという日本のタイヤメーカー(工場は韓国)なのですが、このシンコーのE705というオフ寄りのツーリングタイヤを試してみることにしました。このタイヤ、値段が驚くほど安く私の場合はヤフオクで購入して前後で14000円程度でした。

ネット通販でタイヤを購入した場合、悩ましいのが取付をどこにお願いするか?ですよね。BMWディーラーさんに持ち込んでもやってくれるでしょうが、何となく気が引けます。そこでネット通販で買ったタイヤやパーツも持ち込みでぜひどうぞ!と広告していた用品店 ナップス千葉北店さんにお願いしてみました。

R1200GSの積載能力なら前後のタイヤをご覧のようにネットで固定するだけで容易に運搬できます。




 

ここで多くの方がご心配されると思いますが、ナップスさんでBMW…大丈夫なの?というポイント。私も心配でしたが事前に電話で確認したところ、問題ないようでしたのでお願いしました。作業は3時間近くかかりましたが全く問題なく、ホイール清掃までしていただいて完璧でしたよ。

シンコー E705 メーカーサイトによるとロード75% トレール25%だそうです。まだ数百キロ程度の走行ですが、ノイズは少なく素直なハンドリングです。そして「ホントかよ!」と思うほど舗装路でハイグリップです。

以前にコンチネンタルTKC80を愛用していたのですが、聞いた話によるとシンコー韓国工場ではTKC80なども生産していたラインだとか。もしかして、あのTKC80とコンパウンドのレシピは同じか??という疑問も(たぶんソレはないですが)。

まだ少ししか使用していないので長期的なレポートやダートを走った感じは、来月の北海道ツーリングで試して再びレポートしてみたいと思います。

ともあれタイヤ代と工賃を合わせて27000円くらいで済んでしまったので、お財布に優しく今後はこれになりそうな予感です。ちなみにナップス千葉北店さんではシンコータイヤも扱っているようで、交換工賃も持ち込みは割高なので最初からナップスでタイヤを買って装着してもらうのも良さそうですね。





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~本日の毎日100ショットスナップ~

これも近所の池に咲いていた大賀蓮です。葉の上にある水の輝きを大切に撮った1枚です。これが撮りたくて雨上がりの早朝に出かけてみました。

真正方向ヲンチ旅 ナビとGPSの違い

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまはバイクにナビを取り付けたり、スマホをハンドルにマウントして地図アプリを活用したり、何らかのナビをお使いでしょうか?

私の個人的な考えなのですがオートバイにナビを付けて旅をすると、便利であるのは間違いないのですが使い方によっては、せっかくの旅の魅力が減ってしまいます。旅は本能的に行動するもので、予定や計画をつくって目的地に向かうのが全てではなく時には気分次第で寄り道をしたり、ルート変更するのが旅の醍醐味ではないかな…そんな風に思います。

もちろん綿密に計画を立てて間違いがないようナビやアプリを駆使するのも決して悪くはないと思います。この辺は「旅」の解釈が個人によって色々だと思いますので。




私の場合、人から驚かれるほどの極度の方向音痴でして、知らない道を走っていると2か所以上曲がったら、もう元の道を辿ることはできません。ただし地図を見るのは得意なので、旅をするときは地図ベースで行動するようにしています。そして現在位置をロストしやすい自分の弱点を補う意味でR1200GSには以前よりガーミンのzumoを装着しています。

この10年以上前に発売されたガーミンのZUMO550。私はコレが大好きなんです。筐体のコロンとしたデザインといい、適当な表示といい、それでいて壊れないしGPS精度は決して悪くないですし。

って、何でこんなにいっぱいあるんだよ!!?




しかし製造中止から年数が経っていてガーミンでもアフターサービスの対象外となったため、万一故障した場合に修理ができないのです。そのためスペアのZUMO550をヤフオクやメルカリで集めていたら、いつの間にかこんなに集まってしまいました。だって発売当時は10万円以上したのに6000円とか8000円で新品のような綺麗な個体が買えちゃうんですよ。しかし、まだ1台も故障なんてしていませんが…。

目的地はないのでルート案内はしない。最新の道路事情と違うのは仕方ない。お店やガソリンスタンドの情報とかはスマホで調べる。そもそもZUMO550に目的地設定をしてルートガイドさせると酷い目にあうこと間違いありません。

自分が今いる所がどの辺なのか?今どっちに向かって走っているか?大まかな地形と道、この3つが分かれば十分なのです。方向音痴流のガーミンZUMO550の使い方です。

ナビではなくGPSとして使うのです。地図プラスGPSで旅を楽しむ。

中古でとても安く売っていますので、皆さまもお一ついかがですか??

 





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~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D mark2 + EF70-200mmF2.8L

自宅のベランダより撮った東京湾の夕景です。完全に沈む直前、雲に溶けるように反射する光。この後ものの数分で様子が変わりゆき辺りを闇に変えてゆきます。

 

ロマンチック☆タイトル力があなたの作品を昇華する<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、すごく昔の経験談なのですが知人のある人が写真教室に通っていました。その人が講師の方にこのように質問したそうです「高いカメラを買えば良い写真が撮れるのですか?」講師の方はしばらく考え込んで「写真は人が撮るのです、カメラが撮るのではありません」と答えたそうです。

実に的を得た、かつ無難な回答ではないかな、と感じます。一般的によく耳にする解釈として高いカメラは綺麗に撮れるが良い写真が撮れるかは別だ、と言われます。

ならば作者が良い写真を撮るには絶対に綺麗に撮るべきだ!という考えであれば高いカメラを買う意義が生まれるかもしれません。

しかし綺麗な写真とは一体何でしょうか?きめ細やかな画質、広いダイナミックレンジ、鮮やかな発色、豊かな階調、それとも女性が美人に撮れるとか景色がドラマチックに撮れるとか?綺麗の解釈があまりに漠然としていると「綺麗に撮るべき!」と主張したところで目指す道は定まりませんね。

美や芸術とカメラの性能がどう関係しているのか、自分なりに確固たる考えを持っておくと良いのかもしれませんね。以前にも書きましたが私の考えでは正しいカメラ選びとは「使いやすいお気に入りであること」でございます。




 

タイトル:「精光タマル森」

さて今回の<中級>ツーリング写真では以前にも当ブログで何度か解説してきました、撮影時の言語化のお話の続きです。ここで写真を撮りたい!と感じた場所でバイクを停め撮影の準備をし、まず最初に何をしましょう。

景色をよく見てその場の空気や光を感じ、心を平穏にしてノイズをシャットしましょう。そこであなたが撮ろうと思った理由は、その場所(モノ)の特長にヒントが隠れています。審美眼に問いかけて1つ1つを言語化し美しい言葉で形容してみましょう。

それに成功すればあとは足で構図を作ったり、レンズを選んだり、露出を設定したりする作業です。逆に言えば言語化せずに「わ~イイ感じ」「日本じゃないみたい~」で撮影を開始すると、どう撮るかを具体化できず漠然とシャッターを切って駄作を生むだけです。

言語化は「言語化力」として1つのスキルと覚えましょう。言語化力をトレーニングすれば「何をどう撮るか」の「どう」の部分が劇的に良くなります。「何を」の部分は審美眼を鍛えると良いです。いずれの場合も一朝一夕には成就しませんので、日常的に意識して長期的な観点でレベルアップを目指すと良いと思います。

タイトル:「かの旅路」

言語化力は美しい言葉、単語があなたの脳内にどれだけ在庫しているかです。詩人や小説家に近い感じです。例えば「湖がきれい」ではなく「さんざめく湖面が陽光で輝いている」といった具合に美しい言葉で被写体の状態を表現するのです。マジかよぉ、俺が?と照れてしまうようでは前進はないですよ。

気の利いたワードがうまく思い浮かばない…と苦手な方も多いと思います。イキナリ言語化力を鍛えると言っても難しいですよね。




ここでお勧めのやり方を伝授します。言語化力を鍛える以前に、まずは「タイトル力」を鍛えてみましょう。撮影シーンでどう撮るか?いろいろ考える際に、例えばコンテストに応募するような1枚の作品として、このシーンにタイトルをつけるなら何だろう??と考えてみてください。

もし気の利いた素敵なタイトルが思いついたらラッキーです。なぜならそのタイトルは今撮っている撮影シーンを傑作へと牽引してくれる力を発揮するからです。思いついたタイトルの通りに強くイメージして、もう一度シャッターを切ってみましょう。きっとタイトルを思いつく前に撮った写真よりも素敵な1枚になっているはずです。

タイトル:「再会」

いつもこんな解説ばかりで半信半疑の方も多いと思います…しかし私は嘘は言っていませんからね。どれだけの方がこの解説の通りに実践していただけるか疑問ですが、少なくともツーリング写真としてこの観点で説くHOWTOは唯一無二を自負しております…。

次の撮影からあなたもロマンチストを気取って、素敵なタイトルを考えながら撮ってみてくださいね。

ではまた!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

タイトル:「やくそく」

客船にっぽん丸の出港シーンを撮った1枚。テープによる見送りと旅立つ人々。つながれた紙テープはやがて切れ旅の無事と再会を約束する。

BMW R1200GS 空冷モデル はじめての扱い方 BMW R1200GS

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、夏休みのツーリングの準備は万端ですか?キャンプツーリングに行かれる方は装備に悩みますよね。生活圏では猛暑ですが標高の高い山や、北海道ツーリングに行かれるという方はダウンシェラフは必要でしょうし、焚火台などはどうするか?悩ましいですよね。

私の知人は既に北海道ツーリングを楽しんでいるようですが、北海道は場所によっては最低気温が10℃代だそうです。今は暑くて死にそうですが装備は防寒対策をお忘れなく!

さて今回は空冷R1200GSの情報でございます。空冷のR1200GSは2012年頃に新車販売を終了しており、いま買われる方は中古車になると思いますが、販売店からR1200GSの取り扱いについて詳しい説明のない場合もあるかと思いますので、乗り方のコツも含めた取り扱い方法をサラっといってみたいと思います。

BMWのR1200GSをはじめとする空冷水平対向エンジンを搭載したRシリーズは、その個性的なエンジンにとどまらずシャフトドライブ機構やレバーサスペンション機構を装備しています。これらのBMW独自の機構はツーリング性能として多くのメリットを生んでいますが、他のオートバイから乗り換えたばかりの人には違和感に感じるものです。

いつもつい長文になってしまうので、それぞれについて取り扱いやコツについて手短に書いていきます。




1.レバーサスペンション

通常、テレスコピック機構のオートバイであればブレーキング時に姿勢は前のめりになります。しかしテレレバーサスペンションのR1200GSはリアごと沈んでいくモーションで感覚としては「ちゃんとフロント荷重かかっているのか?」ととても不安になります。これについては姿勢変化が最小なだけでフロント荷重は十分にかかっています。

フロントのテレレバーサス

問題は荷重移動のインフォメーションよりもバンクしすぎてしまうことです。多くのオートバイはスタビリティ(安定方向)優先で設計されているため、コーナリングを開始する前はリーンを開始するための何らかのモーションをライダーに要求するものです。しかしR1200GSの場合はそれらライダーの動きはほぼ不要と言ってよく、どの位置からでも簡単にバンクを開始します。

そのため寝すぎてしまい普通のオートバイと同じ感覚でコーナーに入ると、インに切り込んでラインが内側に巻き込んでいきます。

しっかりと荷重移動したら「きっかけ」は僅かなリーンインで始まります。「まず寝かしこもう」という意識を捨ててください。

その後はバンク角を起こす方向に調整しながら旋回するのがコツです。浅いバンク角でスムースなコーナリングを心がけてみてください。寝かすのではなく起こすのです。

このコツをつかむとヒラリヒラリとタイトなコーナーから高速セクションまで、昔から乗りなれているバイクのように操れますよ。

2.エンジンオイル管理

エンジンオイルの交換方法は別の機会に投稿してみたいと思います。今回は空冷エンジン特有のオイルの管理、オイルのレベルの確認方法です。

R1200GSのエンジンオイルの確認方法はエンジンの左下にある確認窓から行います。車体をセンタースタンドで垂直にした状態でエンジン停止。赤線でプリントされた円の範囲内であればOKです。この赤マルのローレベルからハイレベルまではおよそ0.5Lで交換時や補充時は写真のように丸の中心に油面がくるよう入れてください(ハイレベルまで入れない)。

そしてエンジンオイルのレベルを確認するのに注意点が1つ。エンジンを停止させたときの油温によって、エンジン下部のパンに戻ってくる油量が変わってしまうのです。




空冷R1200GSは通称「クチバシ」と呼ばれているフロントフェンダー部分にオイルクーラーが装備されています。なかなか高い位置ですよね。このオイルクーラーは油温が一定の温度まで上昇した際に循環し、そうでない低温時は循環しないようサーモスタットが装着されています。

R1200GSのような空冷Rシリーズのボクサーエンジンは、BMWのKやFシリーズと違いウェットサンプ式でエンジン下部のオイルパンにエンジン停止後に戻ってくる構造です。必ずエンジンが暖気状態でオイルクーラーにオイルが循環している時に、エンジンを停止させてレベルを確認します(全量を確認するという意味)。

少々ややこしいので最もオススメの確認方法をご説明します。ツーリング先で高速道路を使用時にSAで休憩するときセンタースタンドで停車させておきます。そして休憩が終わって出発する直前に見てみましょう。この方法がオイルの全量を確認する確実なやり方です。

空冷エンジンは各部のクリアランスが広いため、距離とともにエンジンオイルを消費します。私の2008年式R1200GS(SOHCモデル)で2000㎞で0.2L程度、2013年式アドベンチャー(DOHCモデル)で2000㎞で0.4L程度の消費です。北海道ツーリングのようなロングツーリングに出る場合は、補充用のエンジンオイルを携行することをお勧めします。

やっぱり長くなってしまったので、今回はこの辺にしておきます。また機会をみてエンジンオイルやミッションオイルの交換方法などいってみたいと思います。

ではまた!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

先日、猛暑のなか南房総をツーリングしたときの1枚です。海岸に飛んでいたアオスジアゲハ。かなりのスピードと運動量に関心しながらも、カメラで追うのに一苦労でした。

ツーリング写真における超広角レンズの使い方<上級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、素晴らしいバイク旅、素晴らしい写真ライフを楽しまれていますか?

以前も同じ話をしましたが旅と写真は何らかの関係があり、そしてバイクツーリングと写真もまた然りと考えます。私はむかし糸の切れた凧のように日本中をバイクで走り回っていましたが、それを旅だと勘違いしていました。旅とはもっと心の内面に存在する何かであると気が付き、旅先での風景、出会い、発見を自分の内面と向き合わせるようになりました。

そんな時に役立ったのが写真でした。旅の世界を見るにあたり心を整理し、研ぎ澄ませた感覚で感じ取れる、そんな能力が写真を通して自然と身に付いたと感じます。




さて今回の<上級>ツーリング写真解説では、そんな心象風景とも呼べる旅の世界を表現するにあたり、出番の多い広角レンズの使い方の解説です。特に14㎜といった魚眼に近いような超広角域については何かとクセも多く、使い方に悩まされるものです。

ツーリング写真、バイク写真については車体が超広角レンズ特有の歪みを受けてしまい、何も配慮せずに撮れば不快な歪みが車体に発生して、いとも簡単に失敗写真を生んでしまいます。

今回はそんな歪みを上手に回避する方法と使い方のコツを作例を元にご紹介いたします。なお今回の投稿でご紹介する写真は全てキャノンの超広角単焦点レンズEF14mmF2.8Lを使用しました。

まずは超広角レンズの歪みの強く出る四隅周辺に普通にバイクを配置してしまった場合の悪例をご紹介します。このようにR1200GS-ADVENTUREがねじれたように歪んでいるのがお分かり頂けると思います。何も気にしないで撮ると、このようになってしまうのです。

超広角レンズはその光学特性上はどうしても四隅周辺に歪みが発生するものです。これは空や草地など、自然のものならさほど気になりませんがオートバイや建物など人工物は明らかに歪みが気になってしまいます。

ネイキッドやアメリカンなどシンプルなデザインのオートバイであればホイールだけ気を付けて撮ればOKの場合もありますが、造形が繊細な凝ったデザインのバイクほど悲しい結果が待っているのです。

Lightroomで歪みを樽型方向にふったもの
Lightroomで歪みを糸巻き型方向にふったもの

レンズの歪みは製品によって異なりますが主に樽型方向に歪みが出るものと、糸巻き型方向に歪みがでるものの2者が一般的です。

多くの場合、構図の上ではバイクは画面の中央ではなく基本は三分割線の交点に準じた位置に配置しますよね。しかしこの位置はまさに歪みが強く出るポイントであり、ここにバイクを配置してしまうとホイールが楕円状に押しつぶされたように見えたり、車体全体がねじれたような歪みが発生するのです。

だからと言って超広角レンズを使用したツーリング写真では毎度のように日の丸構図で撮るしかないのか…?と言ったらそうではありません。以下に超広角レンズの歪みを回避する手法をご紹介いたします。

1.バイクは小さく撮る

とても簡単なことです。バイクの大きさを小さく撮ってしまえば歪みの影響は最小限です。さらにこの写真のように車体を側面ではなく正面を写すことでホイールが見えないので歪みが気になりません。

2.バイクを横にながす

歪んでもカッコ悪く見えなければOKという考え方です。縦方向にのびたり、ねじれたように歪むよりは横に流れた方がバイクのフォルムが綺麗です。この写真のように角に向かって斜め45度に入れると横に流れてくれます(樽型歪みのレンズの場合)。

3.顔をコミカルに写す

広角レンズ、あるいは魚眼レンズはペットや赤ちゃんを撮るときに、コミカルに可愛く撮れるというのがあります。歪みを逆手にとって丸っこい物に愛を感じる人間の本能を刺激しているのです。同じような被写体でも引き締まったシェパードや面長の美人では通用しない手法です。このコミカルにしてしまう手法は実はバイクでも通用する場合があります。

それは顔であるヘッドライト周辺を重点的に撮るのです。この写真をよく見てください。不思議なことにR1200GS-ADVENTUREが何だか生きているように見えなくはないと感じませんか??

4.フォトレタッチソフトによる補正

個人的には好きではないので、あまりお勧めはしませんが画像調整ソフトでも歪みの補正は可能です。これはLightroomのレンズ補正メニューにあるプロファイル補正です。画像データに使用レンズ情報があれば、それを元に自動で歪みを補正してくれます。同じような機能はLightroomでなくてもキャノンDPPもありますが、DPPの場合はキャノン純正EFレンズしか対応していません。

こういったソフトによる補正は、これで歪みの問題が100%解決できるのか?と言われればそうではなく、特にバイクの歪みについては補正後も納得のいく状態にはならないと思います。おそらく建築写真の分野で重宝されるべき機能で、私の場合は補正による他の部分の影響が気になるのでほとんど使ったことがありません。




いかがでしたでしょうか。最もお勧めなのは撮影の時点で解決させる1や2のやり方です。画面内のどの位置、またはバイクに対してどのようなアングルで歪みがどのように発生するのかを理解できれば、歪みの影響は最小限に、または歪みを逆手にとって良作にできるのです。

超広角はクセがあって使うのが難しいですが、私の場合はかれこれ10年近くは14mmレンズと付き合っているので、感覚がすっかりしみついてきました。もう広角は他のレンズを試す気にもなりません…。

話は少し脱線しますが超広角レンズはまだ持っていないよ…という方。使い方は難しいですが実はツーリング写真と相性の良い焦点距離です(バイクが主役になる写真はダメですよ)。高価ですが新品のような中古品がヤフオクやメルカリでよく見かけますので、中古品でお買い得なレンズを買われてみてはいかがでしょうか?

強烈な広がり感、満点の星空、さんざめく湖面など表現の幅が一気に広がりますよ!

それではまた!

~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D Mark2

フィボナッチ数列による黄金スパイラル構図を目指して近所の池の蓮を撮ってみました。ちなみに黄金螺旋はカメラではグリッド表示のようにできませんがLightroomでしたら表示することができるのです。

やり方は簡単です。切り抜きツールを起動したあとツール → ガイドオーバーレイを切り抜き → 黄金螺旋を選択です。向きの変更はSift+Oです。

フィボナッチ 黄金螺旋構図を表示したところ





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【重要!】素人写真の細部のクオリティが甘い理由<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、毎日暑いですね!夏のツーリングは熱中症、日焼け、バイクのオーバーヒート(空冷エンジン)に十分気を付けてくださいね。以前、バイク用品メーカーに勤務していた頃にメーカー広報車両を頻繁に借りていたのですが、真夏になるとハイパワーなスポーツモデルは乗りたくないものでした。

ハヤブサやCBR1000RRといったモデルは市街地走行では電動ファンが絶えず作動し、体に熱風があたり苦行以外の何でもありませんでした。自分の乗っている空冷ボクサーエンジンのR1200GSは決して涼しい訳ではありませんが、これらの水冷スポーツモデルに比べたら快適なのだなぁと感じたものです。

ハヤブサやCBR1000RRのようなハイパフォーマンス車も大好きなんですけどね。

さて今回の<中級>ツーリング写真の解説では重要な被写体には、その直近となる周辺背景に細心の注意を払いましょう!というお話です。すごく地味な内容だな…と感じるかもしれませんが、コレ実はすごく重要なんですよ。




さて、こちらの作品をご覧ください。夕刻の港で海面が黄金に輝く様子を大切に撮った1枚です。海面のゆらめきが夕日の反射に模様を与えています。そして注目していただきたいポイントは遠景に存在している漁船です。モデルの頭部が漁船に重なって沈んでいるのがお分かり頂けるでしょうか。

このままではせっかくのシーンが勿体ないです。非常に細かい部分のようですが、こういった細部にはケアが必要です。重要な被写体の周囲には重なったことによって存在が沈んだりしないよう配置等を見直してみましょう。




こういったケースで出来ることは大まかに2つあります。1つ目はカメラ位置や焦点距離の変更などによる調整、2つ目は被写体自体を移動することです。

この場合はカメラ位置を高くすることで解決しそうですが、そうすると空に存在している重要なハイライト(つまり太陽)が消えてしまいそうです。もう少し沈むのを待つか?というのも悪くないアイデアですが、海面の輝きが弱まってしまわないか心配です。

カメラ位置による解決が難航したら迷わずB案を選択しましょう。問題が発生している個所は容易に移動できるもの、と言うか人間ですのでここは相手に動いてもらう作戦で行きましょう。

と言っても輝く海面であるスペースは広くすることができません。狭いスペース内に収まるために屈むのも変な姿勢です。そこで思いついたのがヘルメットです。漁船と重なってしまった黒い部分にヘルメットの光沢に映り込んだ光を利用してみました。これで沈んでしまった頭部の存在が明らかにされました。マット塗装のヘルメットじゃなくて良かった~・・・

本当に細かい部分ですよね。しかし、この細かい部分が大事なのです。良作とは細部のクオリティが違うのです。ツーリング情報誌 Outriderの由緒あるツーリング写真コンテストでも、応募作品に書かれている審査員先生の寸評を見てみましょう。今回ご紹介したような細部の詰めの甘さが逐一指摘を受けているのがお分かり頂けると思います。

よくそんな所まで配慮が届くな…と自分の中の別の自分を関心させてください。あなた個人の大切な1枚の作品なのですから1ミリも妥協してはいけません。一期一会の風景に「またこんど撮り直しを…」なんてないのですから。

それでは!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

今回ご紹介した漁港の写真と同じ日に撮影した1枚です。漁港に放置されていた防舷用の古タイヤですが、硬化したゴムの光沢感とWINTERの懐かしい字体が気に入って撮った1枚です。

もったいないです!一画素たりとも貴方の作品<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、この夏、どんなツーリング写真を撮りましょうか?想像するだけで楽しいですね。

どんな旅、どんなバイクライフ、そしてツーリング写真。「次はどんな写真を撮ろうか」「どんな旅が待っているかな」この日常での想像って実はすごく大事だと思います。以前も似た話をしましたがお風呂に入っている時、散歩している時に思い浮かぶアイデアってすごい可能性があるんです。

旅先でここで撮ろう!と思った場所でどう撮るか考えるのも大切ですが、予め頭の中に引き出しとして在庫しているアイデアは必ず役に立ちます。写真が本当に好きな人は通勤中やお風呂に入っている時や、散歩している時に写真のことを考えるので、おのずと撮影アイデアの引き出しが増えていきます。

だから良い写真が撮れるかどうかっていうのは、どれだけ写真が好きなのかという事かもしれませんね。




さて今回の<中級>ツーリング写真解説では画面の隅っこに余計なスペースがないか今一度チェックしてみましょう、というシンプルなお話です。以前に画面の四隅に余計なものが写っていないかチェックしましょう、という解説をしましたが似て非なる話でございます。

むかしバイク用品メーカーに勤務していたころ、新製品の販促に使う展示会用のパネルやら雑誌の広告に使う写真やらで、やたら私がツーリング先で撮ってきた写真が重宝されていた時がありました。そのような商用目的で写真が使われる場合とは、主に写真内に製品名やブランド名が入り、目立つ位置に「この夏、〇〇を買って北海道ツーリングに行こう」的なキャッチが入るものです。

当時はあまり気にもしないで、使ってくれるなら別にいいや程度でした。しかし何となくモヤモヤしたものは感じてはおりました。今になって考えてみると、モヤモヤの原因とは写真内にそういった文字やらロゴやらを配置できるスペースの有る写真であったことに違和感を感じていたのだと思います。

撮ったときは1枚の作品のつもりで撮ったいたのですが、完成した写真には無駄なスペースが多く、そこに文字やロゴを入れるのに好都合だった訳ですね。

シンプルな背景に1つだけの被写体で撮った写真であれば、どのように撮っても文字やロゴが入れやすい写真になってしまいます。しかし被写体が複数あるような作品など多くは画面の四隅に配慮できていれば、本来は文字やらロゴなど入れるスペースは存在しないはずです。

バイク雑誌などで活躍されているプロのカメラマンは、仕事で撮る写真として予め文字などが入るスペースを想定して撮っているものです。だからバイク雑誌に載っているツーリング写真とは誌面としての編集ありきであり「一枚の作品」ではないのです。そこを間違えて雑誌に載っている写真を丸ごと真似てしまうと、無駄なスペースを作ってしまうので注意が必要です。




そもそも雑誌の場合はページ内で複数の写真を組み合わせて、全体のデザインで統一感を出したり、カメラマンの仕事だけでは完結しない、誌面デザイナー、ライター、編集者などの仕事の集合体といえます。メーカーなどのスポンサーから提供された品物(新型のバイクやウェアー、ツーリングバッグなど)が魅力的に写るよう工夫したりと、純粋に写真作品とは言いにくい面も持ち合わせています。

もちろん雑誌で活躍されているプロのカメラマンは優秀な写真家の方々ばかりで、出版不況やカメラマンの仕事自体が少ない昨今に、写真を生業にやっていけるのですから凄い人ばかり。ご興味がある方は雑誌で活躍されているプロカメラマンの個展や写真集を見てみると良いと思います。

これはTABING CAMという昭文社のカメラアプリを使って、自分の写真をツーリングマップルの表紙にしたものです。遊びですよ。

この写真は私としては「1枚の作品」として撮ったつもりですが、このようにバッチリ文字が入ってしまう辺りはまだまだ甘いのかもしれませんね。

このように画面の四隅、というか四辺とでも言いましょうか。とにかく画面の隅っこであろうと何処であろうと、たった1画素たりとも無駄にはせず貴方の作品として撮ってください。

念のため少しひいて撮って後でトリミングしよう…。これも基本はダメです。撮影する時点で写真を仕事で使う予定のある場合や、カメラのセンサーフォーマットに合わないプリントサイズ(※)でプリントする予定がある場合、など事情があるなら仕方ありませんが。基本はトリミングはせず撮影の時点でしっかり画面の端っこまで写すことです。

※例えばAPS-C、フルサイズセンサーではアスペクト比3:2なのでケラれが少なくプリントできるのはKG版、はがき版、ワイド6つ、ワイド4つ切、A版などが良い。逆にケラれてしまうのは6つ切りや4つ切り。何か理由があって合わないサイズでプリント予定の時は、ケラれを想定して少しひいて撮りましょう。

こう考えてみましょう。カメラを買うときにセンサーの画素数が何画素であるか?一応は調べてから買いますよね。デジタルカメラの画素数は一般には重要と言われています。では撮った写真に電線やら遠くに飛んでいるカラスやら、後で業者が文字やロゴを入れるスペースやらが有ったら…それは大切な画素が電線に1000画素、カラスに200画素、文字を書かれてしまうスペースに80万画素、もっていかれた事になります。これは勿体ないと感じますよねぇ。

例え1画素でも無駄にしないよう1枚の作品として細部まで入魂してくださいね!

ではまた!





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誰もがやってしまうミス!ローアングルの注意点<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまはどんなカメラをお使いでしょうか?また新しいカメラは欲しいですか?

技術は日進月歩で最新型のカメラは雑誌やネットなどで何かと話題になりますよね。最新のカメラや高級機種は良い写真が撮れるのでしょうか??これって昔からよく議論される部分なのですが、一般的には最新型カメラは綺麗には撮れるが良作が撮れるかは別だと言われます。

最新型や高級なカメラを検討する場合、高画質であることと芸術写真の関係を加味して検討してみると良いかもしれませんね。物欲として欲しい!という理由だけでは、またいつか新型が発売されたら、そちらが欲しくなってしまいキリがありません。

もちろん「こんな写真を撮ってみたい!」という願望を叶える手段が最新の高性能カメラであれば、それを買うことは十分良い選択肢と言えます。

さて、今回の<中級>ツーリング写真解説ですがローアングルのお話です。




バイクをカッコ良く写す代表的なアングルと言えばローアングルですよね。ローアングルにはバイクをカッコよく写す以外にも地面側に魅力的な要素がない場合や、空一面にウロコ雲やプカプカ雲が広がっている場合など。地面側の割合を減らし空側の割合を増やすのもローアングルですね。

今回の解説ではローアングル時に気を付けたいポイントについてです。

中途半端な高さのローアングルはホイールに水平線を貫通させてしまい、不快な串刺し構図が発生します。究極のツーリング写真の熱心な読者の方でしたら、以前に重要な被写体に線が貫通する串刺し構図はやめましょうね!という解説をしたのを覚えてらっしゃると思います。

かつて私の撮った写真に例がないかストレージを探してみたところ、ありました!!低さが甘く線がホイールを貫通している串刺し構図が。

このように黒く潰れた部分との境界線になっている場合は特にタチが悪く、そもそもバイクの下半分くらいが写っていないことになります。

実はこれ、SNSなどに投稿されている多くのツーリング写真でかなり良くみかけるパターンなのです。上手な人でもこの部分に配慮が届かないようで「あぁ~もったいないなぁ!」と思わず口にしてしまいます。

なぜもったいないか?それはもう少し低く撮る、たったソレだけのことで解決してしまう問題だからです。

三脚で限界まで下げてもまだ高い、そんなケースはよくあります。そんな時はカメラを直接地面に置いて角度を調整できるよう小物類を予め用意しておきましょう。

これはホームセンターなどで売っている硬質のスポンジをカットしたものです。アシメトリーな台形にカットしておくと、セットする向きによってカメラの角度を変えることができます。カメラの下に敷いているのはHAKUBA製のカメラざぶとんです。

台形にカットした硬質スポンジ

 




ローアングルのバイク写真に限らず、写真は基本的に重要な被写体に貫通線を通さないというのは基本中のキホンであり、ここに配慮が届かないといつまでも素人っぽい写真になってしまうものです。こういった細かな部分に神経を使うことで全体のクオリティはぐっと上がります。

以前も同様の解説をしましたが、止む得ない理由で被写体に貫通線が入ってしまう場合は、極力不快に入らないようド真ん中は避けて1/3の位置に通したり近似色同士の分断線を選ぶなど、やれるだけのことはやりましょう。1枚目の写真のように真っ黒な地面と海面のましてやハイライト付近などで発生した境界なんかは最悪です。

今回はよく見かける水平線がバイクを貫通している串刺し構図の回避の仕方でした。うわ~俺やっちゃってたよ…という方は次回の撮影からぜひ実践してくださいね。

それではまた!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

さて今回の毎日100ショットスナップはスナップではなくヤフオクやメルカリで品物を売りたいときの写真の撮り方です。かっこいい!素敵!と見た人が商品を欲しくなってしまう撮り方でございます。

商品の撮影をするのは以前はプロ用のライティングが必要でした。しかしデジタルカメラが普及した昨今は光源が蛍光灯でも良くなったので1万円もしない簡易的な照明キットでも個人で使うには十分すぎるほど良く撮れるようになりました。この写真もそんな安い照明キットを使っています。

ポイントは不快な影ができないよう左右、または3方向から光を当てること。時計のような小さな品物ならマクロにしてF11くらいまで絞り込みましょう。当ブログで以前に解説したデザイン要素やスペースの話を思い出して本体や化粧箱を配置してください。時計であればフェイスが円の要素であることが分かります。画面内に円が理想的な位置にくるよう調整してくださいね。

カッコ良く、素敵に撮れればオークションなら高値がつくかもしれませんよ!

 

四隅をチェックし素人っぽさを卒業しよう<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ずいぶん以前に「アホな青春バイクコラム」という投稿をしましたが、覚えておられるでしょうか。あれは前後のブレーキ機能を失ったNSR250Rで国道16号を〇00キロオーバーで走る友人Sが主人公でしたが、また機会をみて少しフィクションを混ぜて書いてみようかと思っております。

その話の主役である友人Sはほんとうに面白いヤツでして、こんな話もあります。ある夜、仲間同士でたまり場になっていたガソリンスタンドにて。Sは愛車シルビアで登場し誰かにもらったカーオーディオを取り付けるのだと意気揚々にダッシュボード周りを分解しはじめました。

しばらくすると暗闇のシルビアの室内から何やら「ウッ」とか「ウオッ」とか変な声が聞こえてきます。様子を見に行くとテスターが無いからと車体からの配線類に直接触れて感電しながら接続する線を探っているのでした。

被覆を剥いた銅線に触れながらキーを回しビリっときたら「こりゃACCだ」とか、ライトを点灯させてビリっときたら「こりゃイルミネーション電源だ」とか言って何だかんだ最終的にカーオーディオを取り付けてしまいました。

まさに人間テスターです。




さてくだらない前置きでしたが今回の初級ツーリング写真解説では、かなり初歩的な内容をいってみたいと思います。いくら練習しても何かイマイチだな…と感じている方は写真の細部まで神経が及んでいないことが多いものです。

特にメインとなる被写体に気をとられすぎて背景、または画面の四隅のクオリティが甘い場合が見受けられます。余計な物が写っていたり、絞りの解放で光量が落ちていたり、レンズの歪みが目だったりといった物が代表例です。

こちらの作例をご覧ください。漁港での一コマを撮ったのですが、主題が明確でなく全体が散漫としています。よく捉えればありのままを撮った自然な1枚ですが、それで作品として通用するとは思えません。ピンクで囲った部分が余計な物が写ってしまった個所です。こういった細部の詰めが甘いと、ぱっと見でシロウトっぽい写真になってしまうのです。

この撮影シーンでは日の高い逆光を生かして、民家の瓦屋根が輝きを放つ様子などに注目し、それを伝えるよう構図を作ると良かったでしょう。もっと足を使って被写体の配置や大きさを工夫し、一番良いと感じたものを明確に、かつそれ以外の部分は綺麗に整理しなくてはいけません。

 




撮影時に上の写真の黄色で囲った部分に、何か問題がないかチェックする癖をつけてみましょう。余計なものが写っていないか?絞りを開きすぎて周辺光量落ちがないか?必ずここをチェックする癖をつければ、それだけで劇的に写真は良くなります。

スポット修正やスタンプツールのような画像ソフトで邪魔な物を消去することは、撮影時には配慮が届かなった不測のミスを仕方なく修復するための手段です。例えば吸い殻が落ちていたら拾いましょう、電線が写っていたら画面外に排除できないかアングルを変えましょう。

ソフトに最初から頼るのは決して関心できることではありません。

センサーやレンズの汚れは日常的に完璧に清掃しているつもりでも、ツーリングでカメラを持ち出していると出先で汚れが付着してしまうものです。その場合は仕方なくソフトで消去しましょう。

本当は四隅のチェックと言うよりは被写体以外のエリアと言うのが適切なのですが、覚えやすいという意味で最初は四隅のチェックとして実践してみてください。

どうしても最初の頃は撮った写真をその場で確認しても、写真のチェックの方法すらよく分からないものです。今回の四隅のチェックは具体的で分かりやす方法です。上達すれば意識しなくとも、四隅や背景は綺麗に整理できるものなのです。

ぜひ次回のツーリングで実践してくださいね。





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~本日の毎日100ショットスナップ~

もう3年くらい前に撮った写真です。実は上の解説に使った1枚目の写真と場所が同じです。こうやってバイクは無しで撮る分には漁港風景もそれほど難しくはありません。使い込まれた様子の船を主題にしたければ、それを撮るのみです。しかし気に入った被写体あるいはシーンにおいてバイクを入れて写すとなると難しくなるんですよね。

北海道ツーリング 絶景ツーリングルート 道東「北太平洋シーサイドラインの場合」

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は北海道ツーリングのネタでございます。題して絶景北海道ツーリングルート道東編「北太平洋シーサイドラインの場合」。

当ブログ 究極のツーリング写真流ですので少しストイックで暗い印象のものかもしれませんが、その分旅情たっぷり孤高感たっぷりのツーリングルートのご紹介です。

北海道ツーリングで道東のエリアといえば屈斜路湖を望む美幌峠、釧路湿原、知床半島、根室の納沙布岬など人気のツーリングスポットが多く存在している、まさに北海道ツーリングでは外せないエリアですよね。

 




今回はおすすめのルートの1つとして、私個人が大好きな道である北太平洋シーサイドラインをご紹介です。

北太平洋シーサイドラインとは十勝の広尾町から根室の納沙布岬までの海岸線の総称ですが、私が個人的にお勧めしたい大好きなルートは上の地図にありますように釧路市より東に向かう昆布森、厚岸湾、浜中、霧多布くらいまでの区間です。

まずは釧路から東に向かう順序でいいますと道道142号 北海道の難読地名の密集地帯(初無敵→そんてき、入境学→にこまない、知方学→ちっぽまない、去来牛→さるきうし…など)を走り寂しい景色に体を慣らしてください。ちなみにこのエリアの昆布森にあるキャンプ場 来臥止(キトウシ)野営場は超ワイルドな絶景キャンプ場でお勧めです(強風、濃霧に注意)。厚岸湾を望むルートを楽しんだら厚岸駅の「かきめし」で昼食も良いと思います。厚岸の牡蠣は絶品ですよ。

キトウシ野営場 この写真は2004年頃に撮影で現在はこのテントを張っている場所に東屋が建っています。強風と濃霧が悩ましいですがこの絶景はなかなか他にないですよ。

北太平洋シーサイドラインをさらに東へ走ると道道123と変わり、厚岸町を後にして琵琶瀬の湿原地帯が見えてきます。そして浜中町に入ると最果ての景色はさらに色濃くなり道東を象徴するような景色が現れます。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F7.1 1/320 ISO100 奔幌人の集落

私のこの奔幌人(ポンポロト)の集落を見下ろす景色が大好きです。誰もここで写真なんか撮っていないし、検索してもここが撮影スポットであるという情報は皆無ですが、私だけの秘密の撮影スポットをここで公開しちゃいますね。




そして霧多布です。

霧多布はその名の通り、濃霧の日が多く霧が立ち込めた風景で有名です。霧多布岬ときりたっぷキャンプ場は素晴らしい所ですが、有名なのでここでは割愛!

浜中湾を通過すると道道は再び142号線に戻り遠方に美しい海岸風景が見えてきます。恵茶人(えさひと)です。

この写真を撮ったとき、どんより曇り空でしたが遠景の丘陵地帯に日が当たっているのが気に入って撮ってみました。前景となる道の中央線を効果的に構図を作ってみました。

道道142号をさらに東へ進みます。直線路からT字にぶつかり142号をすすむには右折するポイントがあるのですが、ここに根室本線の初田牛(はったうし)駅があります。秘境駅がお好きな方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

そして初田牛駅と別当賀(べっとが)駅の中間位に位置する、人知れず存在する湿原地帯「フレシマ」。ここで多くは語りません。行ってみてください…

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F8 1/500 ISO100

道道142号より2.5キロくらいはダート路になります。ごく一部ですが傾斜とカーブもありますのでご注意ください。

北海道ツーリング 道東のツーリングルート 北太平洋シーサイドラインでした!





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