バイク写真 直線の効果で立体的に見せるレアテクニック<中級>ツーリング写真

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、突然ですが撮影された写真データってどうされていますか?ちゃんとバックアップをとっておかないと、ある日突然、保存していたPCのハードディスクがクラッシュして大切な写真データを失ってしまった…なんて悪夢は絶対に避けたいですよね。

バックアップとは1か所に集約してしまうと危険で、必ず2か所以上に保存するようにしましょう。私の場合は外付けハードディスクとDVDの両方に、Lightroomカタログと仕上げたJPEG、読み込んだRAWデータを保存しております。

ストレージサービスも悪くないと思いますが、どうも私は疑り深い性格上、信用することができません…。

それとカメラに使用するメモリーカードですが、消耗品ですので2~3年を目安に交換しております。新しいものを購入するときは信頼できるメーカーの正規パッケージ品を選ぶのは鉄則ですね。

なぜ急にこのような事を書いたかと言うと、以前に大切な写真データを失った悲しい経緯があり、急にそのことを思い出したからです。クラッシュしたカードやハードディスクは簡易的なアプリで修復することもできますが、必ず修復できるとは限りませんしね。

バックアップは大切ですよ!

 




さて今回の<中級>ツーリング写真解説はさらっとマニアックな話題でいってみたいと思います。

EOS6D mark2 + EF35mmF2 IS  F11 1/160 ISO100

南房総を海岸沿いにツーリングするルート、房総フラワーラインとも呼ばれている国道410の千倉で撮った1枚です。使われなくなったトラックのコンテナ部が置かれて何ともシュールな空間でした。

天気も曇り空でしたし、爽やかな風景写真が撮れる状況でもなかったので、もの寂しい雰囲気で旅情を表現したいと思い撮影してみました。コンテナは段違いに2つ置かれていて、デザイン要素である直線がジグザグを描いていることに注目しました。

この線をうまく使って構図の中央部に立体感を出してみようと思ったのです。




 

こうやって線をひいてみると、画面という長方形に対して理想的に配置できたとは思えませんね…私もまだまだ甘いです。

ジグザグ線を画面内に理想的にデザインとして取り入れれば、観賞者の視線を楽しませパッとみた写真の印象も良くなるものです。

モデルは右のフレームに見切れでインしています。これを自撮りでやる場合、どの辺に立てば良いのか勘に頼るしかないですよね?しかし良い方法があります。構図を決めたらファインダーを覗いてすぐに両手を前方にV字に広げて画角を指し示してください。その手を向けたV字のライン上がフレーム位置になります。

それが分かれば大体、どの辺りに立てば良いのか大まかな見当がつきますよ。

今回はこの辺で!!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D mark2 + EF35mmF2  IS

この写真は上のトラックコンテナの有った場所のすぐ近くで撮りました。漁港に行くと、こういったペンキの飛び散った跡をよく見かけます。私の大好物な被写体なのですがSNSで発表すると寂しいことに「いいね」は少ないです。でもいいんです。

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