ズルい方法☆ベストアングルは数打ち戦法で手に入れろ<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、6月といえば梅雨ですが蛍の見れる季節でもありますね。なかなかバイク写真と蛍の撮影は組み合わせるのが難しいかもしれませんが、せっかく良いカメラをお持ちなのですから撮りに出かけてみてはいかがでしょうか?

三脚と虫よけやライトなど有れば、それほどハードルの高い撮影ではないと思いますよ。




さて今回の<中級>ツーリング写真解説ですが、以前にベストアングルは1つしか存在しなくピンポイントである、という解説をしました。今回はそのピンポイントなベストアングルを手に入れるための少しズルい、しかし確実な手段をご紹介いたします。

こちらの2枚の作例をご覧ください。「同じじゃん!」なんて言わないでくださいね。仕上げ方が下の写真の方がソフトですがそこは気にしないでくださいね。あくまでアングルの話なのですが、線路を主題にした構図で右下から左上へカーブを描く曲線の効果がお分かり頂けると思います。

この2枚の写真の違いは高さです。1枚目はR1200GSの下が草に隠れてしまうのを嫌い、EOS6D mark2のチルトモニター機能を使って頭上にカメラをかかげてハイアングルで撮りました。一方、下の写真はR1200GSの下が草で隠れてしまうのは気にせず、線路に寄った写真です。1枚目の写真よりも低い位置で撮りました。

線路に寄ったので2本のレールの幅が下の写真の方が広い、つまり線路が大きく写っています。またまた写真のデザインのお話ですが長方形の画面の中に、デザインとして存在している二本の線(曲線)を、どう配置するのが最も心地よく美しく見えるか?それを考えてみましょう。

寄って引いて、右に左に、高く低く、現場ではどうするべきか?ピンポイントなベストアングルがどこに存在するのか?探り当てようと動いても分からない時はあります。そんな時の少しズルい手段「色々なアングルで何枚も撮っておこう!」はい、これに尽きます。

デザインの観点でどのアングルが美しいかは、帰宅後に何枚も撮った写真の中からじっくり考えて選んでみましょう。被写体の魅力や光は現場でないと分かりません。自分がその風景、その被写体にどう感動したか?これも現場でないと分かりません。しかしデザインは帰宅後に出来上がった写真を見ても分かるのです。





上の作例では2枚目の写真のアングルがベストであったと、私は帰宅してから複数枚撮った写真から見つけ出しました。

これ、偉大なるベテランの方が聞くとデジタル世代のムダ切りとか、1枚に入魂していないとか、怒られるのですが練習なのですからね。私は良いと思います。数打ち戦法。

EOS6D mark2 + EF35mmF2 IS

さらに微妙に違う1枚を選んで最終的にLightroomで仕上げた1枚がこちらです。右上に空が入りましたが、これは画面内のどこかにハイライトが欲しいと思ったからです。地面側に被写体がある多くの場合は、主題を明確化するのに空は入れませんが。この作品では入れてみました。

今回ご紹介した例では本当にごく僅かなアングルの違いです。しかしこの僅かな詰めで作品のクオリティは格段に違ってくるものです。現場でどうしても納得のいくアングルが見つけられない。私もよくあります。そこで妥協するくらいなら、様々なバリエーションで何枚も撮りましょう。きっと後で良いことありますよ!





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↓↓↓撮影地↓↓↓

千葉県市原市 小湊鉄道 上総鶴舞駅のすぐ近く 農道にある遮断器もない踏切です。