キャンプツーリングのすすめ<私の旅>旅と写真が好きなら絶対キャンプ!

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまは泊りや遠出でツーリングする際は宿泊はどうされていますか?

今更ですが多くの方が当ブログを見に来て頂いているので、今回はキャンプツーリングはまだ未経験だ、という方々へぜひキャンプツーリングしようよ!というお話をしてみたいと思います。

写真が好きなら、旅が好きなら、絶対にキャンプがお勧めなんですよ!

2015年5月 千葉県某所

キャンプツーリングと聞くと最近はやっているみたいだけど、何となく気になるが踏み込めない。そんな方も多いと思います。キャンプツーリングと一言でいってもスタイルは様々で、まずは最低限の装備で気軽にキャンプツーリングすることも簡単なのですよ。

最低限の基本的な装備とは・テント ・寝袋 ・マット ・簡易的なチェアー、テーブル ・バーナー ・クッカー(飯盒や調理に使う小さな鍋のような物)・ランタンやヘッドランプなどのライト ・これらの荷物を収納しバイクに積載するバッグ 基本的にこれくらい有ればキャンプツーリングはすぐに始められます。

~キャンプツーリングのメリット~

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L F5.6 1/160 ISO200 檜原湖

・いつでもどこでも自由気ままに

例えばホテルやペンションなどを使うとなると予約して指定時間にチェックインしてと、場所と時間に縛られてしまいます。これがキャンプツーリングであれば、いまいるツーリングエリアのどこか適当なキャンプ場に行けば良いのです。GWやお盆だと予約の必要なキャンプ場やチェックイン時間が厳しいキャンプ場などありますが、そういったキャンプ場が全てではなく場所によっては無人の無料キャンプ場とかもあるんですよ。





・キャンプツーリングは経済的

私が最初にキャンプツーリングを始めた理由が経済的な理由でした。宿泊は例え安いユースホステルやライダーハウスであってもキャンプよりは高くつくものです。キャンプ場なら500~1500円程度が平均でしょうか。地域によって差がありますが北海道では無料や300円なんて今でも多いです。道具を揃えるのに最初だけお金がかかりますが、物欲にのまれてキャンプ道具沼にはまらなければホテル泊より圧倒的に経済的なのがキャンプツーリングです。

・自然と接して日常と距離をおく

キャンプ場は大抵は山、海、河川敷など自然の中にあります。自然の中に身を置いて不便さの中でも日常と距離をおく素晴らしさを体験できます。焼けるような夕日の中、冷えたビールを一杯。満点の星空、流れ星に天の川を眺めながら焚火をかこむ、朝は清々しい空気と光がテントをつつみ鳥の合唱で目覚めます。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F3.5 30SEC ISO1000 星空と森のキャンプサイト

・早朝出発、深夜行動も可能

私の場合、北海道ツーリングの時によくやるのですが、早朝の日の出の景色や夜の天の川の写真が撮りたい、なんて時に深夜や早朝にキャンプ場を出発するのです。他のキャンパーがいれば静かに行動するよう少しの配慮が必要ですが、これと同じことはホテルに泊まっていては難しいですね。去年の夏の北海道ツーリングでは早朝4時にキャンプ場を出て富良野や美瑛を走り、観光客で混雑している日中はキャンプ場に戻ってテントで昼寝。夕方にまた出て夕日や星空の撮影を楽しみました。ほんとキャンプツーリングは自由なんです。

・写真の趣味とも相性抜群

キャンプ場でずっと過ごしていても、キャンプ場自体が絶景であれば夕日、星空、朝焼けと言った具合にキャンプ場での撮影が楽しめちゃいます。愛車と自分のテントサイトを美しく構図にして撮ってみましょう。素晴らしい作品になるとともに素敵な思い出になること間違いありません。

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L IS F4.5 1/125 ISO100 長野県木島平村 カヤの平




・原始的な夜の過ごし方で旅人精神が芽生えてくる

どうしてもホテルやペンションなどオシャレ、贅沢さがあると旅の風情に欠けるものです。もちろんホテルやペンションに泊まるのも素晴らしいですが、バイク乗りで旅人を気取るのであれば、いつも贅沢や快適を追求してはいけません。日常と距離をおき自分の内面と向き合う旅にするのであれば、テントサイトで愛車を眺め焚火を囲んで酒を飲みましょう。きっと自分は旅人であると自覚できるはずです。

・不便や困難も糧にしてサバイバル精神を身に着けよう

もちろん良いことばかりではありません。大雨でテント内に浸水したり、強風でテントが飛ばされそうになったり、想定外に気温が冷え込んで夜が眠れなかったり、食材を焦がしてロクな食事にありつけなかったり、ブヨや蚊に全身を刺されてボコボコになってしまったり、夜中にテントの周りを旧日本兵が行進していたり、トラブルはつきものです。保証された安全が日常なら、非日常を体験するとは時に危険もあるという事です。しかし、もしそんな経験をしても何とか困難を打開する策を打ち出したり、耐え抜く逞しさを身に着ければ本物の旅人と言えるのです。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F2.8 25SEC ISO1600 薄い雲から透ける満点の星空 カヤの平

・焚火は無条件にあなたを癒す

最低限の装備の中に入れませんでしたが焚火台や鉈、ミニのこぎりなど焚火に必要な装備を持っていけば、夜は焚火の炎を見つめてロマンチックな時間が待っています。これはもう詳しくはここで書きませんので、ぜひ体験してみてください。

EOS5D Mark2 + EF24-70mmF2.8L ホウリーウッズ久留里

私の場合、おおまかに2つのパターンでキャンプツーリングを楽しんでいます。1つはキャンプすること自体を目的にしたキャンプツーリング。これは事前に行きたいキャンプ場を決めておいて、ツーリングはほぼキャンプ場に直行。キャンプサイトで快適にのんびり過ごす為の装備を充実させていきます。R1200GS ADVENTUREの積載能力なら例えばダッチオーブンとか大きな荷物でも積んで行けちゃいます。

もう1つは旅を優先させたスタイルのキャンプツーリング。主に北海道ツーリングでやるパターンですがキャンプ道具は必要最小限にとどめます。これによりキャンプサイトの設営、撤収は素早く、バイク積載時は軽量になるため早朝出発や深夜到着でも対応できるのです。

R1200GS ADVENTUREにアルミケース左右、トップケース、オルトリーブの防水ラックパックを積載したキャンプ装備。

ぜひキャンプツーリング!デビューしてくださいね。

お勧めのキャンプ場、キャンプ道具、キャンプツーリングの焚火レシピなどは機会をみて、たまに投稿しますのでお楽しみに!





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