<房総の撮影スポット>柿木台 中間崩落隧道の場合

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究極のツーリング写真 tourin-photography.com 読者の皆さま、突然ですがトンネルはお好きですか??

へっ?トンネル?そう、日本語で言うと隧道。あのトンネルです。いまトンネルが熱いんです!!!トンネルはトンネルでも素掘り隧道または手掘り隧道、呼び方はいろいろですが、とにかく大昔に作られた古い素掘りの隧道が素敵なんです!

 

リコーGR APS-C 月崎林道の素掘り隧道

多くは林道などを走りぬいた山中に突如として姿を現します。軽く100年以上は経過しているものはザラでして、むき出しの岩盤や地層、苔むした雰囲気、不気味とも美しいとも表現しがたい隧道の魅力にとりつかれれば、あなたも隧道探検ライダーの仲間入り。

今回はそんな魅惑の素掘り隧道のフォトジェニックな撮影スポットのご紹介です。もう既に素掘り隧道の魅力にはどっぷり浸かっているよ!というマニアもうならせる、ちょっとした珍スポットですよ!





はい、こちらです。千葉県市原市のクオードの森(旧市民の森)の敷地内にある林道で突如現れる屋根のないトンネル。おそらく、かなりの昔に中間が何らかの原因で崩落してしまい、中央部分のみが空が見え明るいというなんともファンタスティックなトンネルなのです。

場所は千葉県市原市柿木台といって小湊鉄道の月崎駅からほど近い、クオードの森(旧市民の森)の敷地内です。クオードの森の駐車場に入る前の林道を左折。林道は全線舗装ですが交通量が少なく落ち葉や枝、泥などで荒れています。オンロードバイクで行かれる方は特にご注意ください。

ちなみに上のGoogleマップでは「月崎トンネル」と表記されていますが、これが正しい名称なのかは不明です。この近辺にある柿木隧道や永昌寺隧道と違い、トンネルの名称や経緯を記す看板などは見当たりません(もちろん無くて良いのですが)。

EOS6D mark2 + EF14mmF2.8L

この写真は割と最近になって撮影したもので2018年5月2日です。隧道を撮影する場合、意外と手ごわい要素が多いです。既に撮ったことのある方はご経験あると思いますが、イメージ通りに写真にならず難しく感じるでしょう。

まず露出に苦しみます。トンネル内の明るさと外の明るさに差が大きく発生するため、両方に露出を合わせることができません。トンネルの何を撮りたいのか?をはっきりさせないと構図も露出も決まらない中途半端な写真に陥ります。




それとこの中間崩落隧道のように珍スポットには大きな落とし穴があります。それはもの珍しい被写体やシーンでは、それを普通に撮ってしまうだけで満足してしまうという事です。珍しいものを写真に記録できただけで不思議と満足感が発生するのです。分かりやすい例で言うと虹なんかは最たる例です。虹が現れると多くの人は広角側で虹の全体像を画面に収め、それを普通に記録して「やった虹の写真が撮れた」と満足するものです。

優秀な写真家であれば珍しいシーンであっても作品の意図を表現するために、構図やデザインや光の使い方などを試行錯誤するものです。この落とし穴にまんまとハマらなよう、撮影現場では隧道の表情をよく観察して自分が最も気に入った部分に焦点をあてて作品を作りましょう。

隧道の注目ポイントはいろいろです。内部の地層が見える壁、杭口の形状、ポータル(いわゆる出入口の顔となる部分)の雰囲気、あるいは隧道自体ではなく周囲のシダ植物や木々が良い感じだった!なんてこともあります。

この中間崩落隧道では1.バイクをトンネルの中央に停めても暗くならない 2.南側のポータルに存在する上部の木の根 3.シダ植物がジャングルっぽい雰囲気 4.天井の穴の形状 などが挙げられます。自分が最も気に入った部分が魅力的に伝わるよう構図を作ってくださいね。

ちなみに最後の写真はポータルをメインに撮るやり方で、上の木々から差し込む光を大切にポータルの雰囲気が不気味になりすぎないよう丁寧に仕上げました。バイクの大きさは存在の薄い米粒構図になったので、ヘッドライトを点灯させて存在感を主張させました。

ローアングルで撮っているのは単に光を入れたかっただけでなく、舗装された路面に色気を感じなかったので、極力地面側が写らないようローアングルで撮りました。

どうです??いいでしょ?素掘り隧道。あなたもぜひ行って写真を撮ってみてくださいね!





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