絞りを調整して被写体をキャスティングせよ<初級>ツーリング写真

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ゴールデンウィークは良い旅、良い写真を得ることができましたでしょうか?

大型連休は普段は足を延ばすことのできない、遠い場所まで行けるのが魅力ですが、どうしても混雑を避けることができませんよね。

道路の渋滞もそうですが観光スポットなんかは人込みでうんざり…みたいな。写真を撮るにもなかなか快適には撮れませんね。

つい先日、房総の隧道で写真を撮っていたら、どうしてこの場所に来たのか不明なのですがレンタカーで来られた10名くらいの高齢の集団に遭遇してしまいました。こちらが撮影に集中している時に容赦なく話しかけてこられました。

もちろんコミュニケーションという好意なのはよく分かりますが、ジャマしないでねオーラを出していても全く通用せず軽く15分はお喋りに付き合う羽目に…。

例えば絵を描いている人や書道に集中している人に、話かけてはいけないのと同じよう、写真も一般に芸術であると認知されればこのような事もないのでしょうが。





…混雑と遭遇しないよう早朝行動がいいですね。

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F5.6 1/400 ISO100

さて今回の<初級>ツーリング写真解説では被写体と遠景しかない風景のシーンでも絞りの調整で存在感をコントロールしましょう!という初級としては少し高度なお話です。

以前にカメラの絞りを調整するとは、構図内に近景、被写体、遠景など主に3レイヤー以上の奥行方向の階層を作り、それぞれのボケ具合を調整することですよ、という解説をしました。

・過去の解説投稿→世界初100%理解できる被写界深度解説!

今回は構図を組み立てた時点で作品の主題が明確に出来なかった場合、絞りの調整つまりボケ具合で主題を際立たせてあげましょう!というお話です。この作例では望遠レンズを使用して遠景となる山間や小湊鉄道のキハを引き寄せて撮った構成で近景はありません。





風景写真の基本は絞り込むことによって画面全体にピントを合わせるパンフォーカスが一般的です。しかし、この作例のような構図では作品のどの部分が主題なのかがイマイチ明確と言えません。

そこでこの焦点距離(260㎜)での解放値F5.6を選択して遠景や鉄道をボカしてみました。すると中央の大きな木とバイク+ライダーに合焦していることが際立ち、作品の主題がどちら側にあるのかが明らかになりました。

通常、このようなシーンではせっかく鉄道が通るまで待っていたのですから、鉄道をもっと推したいですよね。しかし、そこはあえての脇役にキャスティングするのがポイントです。実際、小湊鉄道は本数が少なく、このシャッターチャンスを得るまで40分くらい待ったのですが…

ちなみに260㎜という望遠で自撮り(つまりカメラまで遠い)、しかも絶妙なタイミングが要求されるシーン!どうやってシャッターを切ったかと言うと、これもEOS6D mark2に内蔵されているインターバル撮影機能なんです。当初、さすがにインターバルではタイミングが合わないな…と思い久しぶりに違〇電波のリモコンをセットしてリモート撮影の準備をしたのですが、テストしたところ遠すぎたのか電池のせいなのか電波が届きませんでした。

そこでEOS6D mark2のインターバル撮影機能を1秒毎の90枚撮影に設定して、時刻表をチェックし時計とにらめっこしながら撮影を開始したのです。いくら1秒毎とはいえ上出来すぎる位置に小湊鉄道を入れることに成功しました。失敗すると次の電車まで軽く1時間以上は待ちますからねぇ~ラッキーでしたよ。

それではまた!





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↓↓↓撮影地↓↓↓

小湊鉄道 養老渓谷駅のすぐ北側 人気の撮影スポット石神花畑よりも駅に近い所に広大な空き地があります。中央に木があり他に遮るものが何も無く小湊鉄道を望むことができます。小湊鉄道の撮影という意味ではかなり穴場です。誰にも内緒ですよ!!!

~本日の毎日100ショットスナップ~

CASIO エクシリム EX-10

職場のすぐ近くの桜を撮ってみました。空に向かって見上げると強い太陽光を透過した葉の折り重なる様子が美しく、それを繊細に表現してみました。毎日写真を撮ることは毎日幸せを感じることです。

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