桜とバイクのある風景 簡単3つの法則<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、GWがだいぶ近づいてきましたが、連休のご予定は立てられましたか?

普段は行かないようなロングツーリングとか計画するだけでワクワクしますよね。自分の住んでいる地域ではとっくに桜は終わっていても、岩手や青森など北上すると桜が満開だったりして。

私は今の仕事では暦通りに休めないのでGWとか関係ないのですが、いつかまとまった休みがとれたら、日本で未だいったことのない地域へ旅をしてみたいですね。

もしその時がきらR1200GS ADVENTUREに最小限のキャンプ道具を積んで、撮影機材は多めの装備で、まだ見ぬ感動を追いかけて旅をしてみたいものです。

さて今回の<初級>ツーリング写真では半年くらい前にも同じ内容のことを書きましたが、ブラッシュアップして再投稿したいと思います。なかなか納得の写真が撮れないよ・・・と悩んでいる初級者の方に、簡単な手法でそれっぽい写真が撮れてしまう簡単な3つの法則です。

EOS6D mark2 + EF135mmF2L F4.5 1/400 ISO100

こちらの作例をご覧ください。もう2週間ほど前ですが千葉県市原市の高滝ダムで撮影した1枚です。夕方っぽく見えるかもしれませんが早朝に撮影しています。

この日、桜が満開の季節であることから狙っていた小湊鉄道のポイントでは、撮り鉄さんや観光客で混雑するのが予想されました。それを避けるため始発電車を撮ってやろうと早起きして出かけました。

目的の撮影地に到達する前に高滝湖が無風状態で水鏡になっていて美しかったので撮影しました。この縦構図の写真を使って初心者の方が簡単に良い写真が撮れるポイントを3つご紹介いたします。




1.前景をつくろう

前景とはメインになる被写体よりも手前側、カメラの近くに作る景色のことです。平面である写真に奥行きが生まれ良い作品の礎ができます。この写真の場合は手前にたくさん咲いていた菜の花を使いました。撮影地で前景として使えそうな何かがないか、景色ばかりに気を取られないで足元をよく探してみましょう。

そして前景を作った構図ができたらカメラの絞り値を操作して、前景のボケ具合を調整してみましょう。この写真の場合は少し高度なお話になってしまいますが菜の花の中でも大きくボケているものから少し合焦に近いものまで、ボケ具合のバリエーションが欲しかったので、何度も絞りを設定しなおしてF4.5を選択しました。

2.贅沢な時間帯を選ぼう

当ブログ 究極のツーリング写真では過去に何度も同じことを解説してきましたが、とにかく早朝や夕方などは撮影のゴールデンタイムです。低い位置の太陽から放たれる光源は無条件に美しい景色を作ってくれます。

これを使わない手はないです。私の好きな写真家 ブライアン・ピーターソンは写真家に向かない人とは朝が苦手な人。優秀な写真家はみんなが寝ている時間から行動する、と何かに書いていましたが本当にその通りだと思います。

もしあなたがご自身の写真に何か足りない、マンネリになっていると感じたら、それは天気の良い日だけ出かけて、お昼にだけ撮っているからではありませんか?

3.望遠レンズを使おう

このやり方は私の個人的な考えで、写真に詳しい方が聞いたら「それは邪道だろう」と怒られそうです。なぜなら写真の基本は50㎜(35㎜換算で人の肉眼に近い焦点距離です)であり、50㎜にはじまり50㎜に終わると言われているのです。

しかしツーリング写真では50㎜の良さを生かすのは割と高度なことが要求されます。望遠ならば圧縮効果もありますし、1つの主題を明確にする構図も作りやすいものです。一眼レフをお使いの方でしたら美しいボケも出しやすいです。

何より初心者の方がなかなか出来ない、写真の第一歩「余計なものは写さない!」を実践しやすいのも望遠レンズの利点です。上の写真は135㎜という中望遠レンズですが、実はこの画角の外はほとんど写したくない物ばかりでした。




どうでしたでしょうか?1.前景をつくろう 2.贅沢な時間帯をえらぼう 3.望遠レンズを使おう この3ポイントを押さえるだけで、うまく撮れればとても初心者の方が撮った写真には見えないはずです。

一応、誤解のないよう付け加えておきますが、必ず前景が必要とか、必ず朝夕に撮るのが正しいとか、望遠レンズが絶対に良いよ!という意味ではございません。あくまで初心者の方が最初の一歩として「ああ、良い感じの写真が撮れて嬉しいな、写真って楽しいな」と感じていただける為の簡単な手法をご紹介させていただきました。

ところで上の写真、さらに解説を付け加えますとデザインの要素としてS字曲線が存在します。画面内の視線誘導として理想的な位置になるようS字を配置しました。そしてホワイトバランスは大げさに赤にふらないよう、画質と空気感を失わない程度に調整しました。遠景の桜は満開ですが、この写真ではバイクが主役なのでボカして背景にとどめています。

以上!桜のツーリング写真を使った初心者の方への「簡単3つの法則」でした!ぜひ実践してくださいね

↓↓↓撮影地↓↓↓

高滝湖(高滝ダム)は1990年に完成と割と新しいダムです。





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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICHO GR APS-C

晴海ふ頭から出航する大型客船クリスタルシンフォニー。前景は海面に見立てて公園の池を使っています。美しい船の照明が水面にゆらめく様子を表現しました。この船が出航するにあたり、色々とトラブルがあってヘトヘトに疲れていたのですが、疲れたときこそ写真を撮ろうと思いGRで撮った一枚です。大変だった1日がこの1枚にすくわれました。