低空飛行で光の溜まりこんだ空間を解明せよ

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EOS6D mark2 + SIGMA35mmF1.4ART F13 1/13 ISO100

2018年3月24日 午前7:00 下田市

7年ぶりの伊豆半島は完全にアウェーだった。

ここ4~5年、生活環境の変化で遠出が難しく、走りに行くのはもっぱら地元の房総半島だった。

とにかく良い写真を撮りたかったのでキャンプ道具は最小限に留め、睡眠時間を削って南伊豆をシューティングするつもりだった。

キャンプ場で夜中や早朝にバイクのエンジンをかけて出かけるのも気が進まない。だから野営地を探した。




土地勘もないのに簡単に野営地を探り当てるのは難しいだろう…そう思っていたけど、あっさりと見つけてしまった。

それは誰もいない、車1台も停められない入り江のような海岸だった。キャンプ禁止の表示があったが期間指定であり6月から9月と書いてあった。つまり今は3月なのでキャンプしても問題なしなのだろう。

この写真は野営地から1kmほど国道に戻るための林道で撮った1枚。朝の光が森に差し込んでいて、息をのむほど美しい光景だった。

すぐにイメージが浮かび上がった。昂る感情にブレーキをかけるようSIGMA35㎜F1.4ARTをEOS6D mark2に装着し撮影に挑んだ。

森に溜まりこんだ光を吸い込むように深呼吸した。光学ファインダーからみたこの光景は集まっていた光と空気達の正体を解明した。

なんて美しいんだろう。特にR1200GS ADVENTUREの上あたりに水分を含んだ空気が輝きを放っているのが見える。

これを見つけることが出来るのが光学ファインダーの良さだ。時代はミラーレスなんて世間は騒いでいるけど、私はEVFなんか信用しない。いつまでも光学ファインダーのカメラを使いたいと思っている。

 




 

ところでこういったシーン。ここで撮影をしたからこそ記憶に焼き付くものだと考える。仮にここで「綺麗なところだ」と足をとめて風景を楽しんだが写真を撮らずに行ってしまったとする。果たしてこの光景との出会いを何十年も先まで覚えているだろうか?

いいや、こういった光景との出会いは撮影に挑んだからこそ、記憶に深く刻まれると思う。たとえ良い写真が撮れなかったとしても、人生の大切な財産となる思い出ができるだろう。

だからいつだって低空飛行して、こんなところを探しているんだ。

オートバイの旅と写真はやめられない。

 




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