果たしてレタッチは悪なのか?ツーリング写真のフォトレタッチ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまは撮った写真をソフトウェアーで調整や加工などやられますか?また記録形式をRAWで撮って、PCに取り込んで仕上げてJPEGにする方ってどのくらいおられるのでしょう。

最近のカメラではカメラ内で既にいろんなフィルター機能が入っていたり、カメラ内RAW現像などもありますよね。またカメラからスマホやタブレットにWi-fiで画像を送って、アプリで加工なんて使い方もかなり一般的かもしれませんね。

iphone用のLightroom CCなんて基本であれば無料でインストールできますしね。




さて今回は様々な意見があるフォトレタッチについて、私が去年の夏の北海道で経験したあることを元にお話したいと思います。

 

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F5.6 1/160 ISO100

 

こちらの作例をご覧ください。北海道の美瑛で撮影した1枚です。幹線道路から外れた道を走っていたときに、この立派な木を見つけてUターンして撮影することにしました。

木の堂々とした存在感を表現するのに、下り坂になっているダート道の下から望遠で狙ってみました。

ローアングルで狙う場合、背景の多くは空になります。この撮影時は昼の陽の高い時間であり、なおかつ太陽は薄曇りに隠れてしまい、撮影条件としては決してよくない状況でした。このシーンがもし地元の房総半島であれば「またいつか出直そう」と思い撮影をやめるでしょう。

しかし、ここは北海道の美瑛。またいつ北海道に来れるかも分からない、ましてや北海道へのチャンスが再び訪れたとしても、ここに来るとは限らないし、その時にはもう木が無いなんてことも考えられます。(悲しい運命を辿った哲学の木のように)




条件の悪い中、どうしてもこの木を撮りたかったので、露出の設定を試行錯誤して何とか木のディティールがデータとしてきちんと残るよう撮影をしました。当然、記録はRAWを使いました。

これを帰宅後にLightroomで調整を施したのですが、私個人としては好きではないシャドウを大幅に上げた調整です。なるべく絵のように見えないよう、写真らしさが失われないようレタッチをしましたが、完成した写真は私の中での一線を越えた写真、つまり度の過ぎたレタッチ写真となってしまいました。

しかし、一期一会の風景を何とか作品化できたこと。発表できない作品でも個人の大切な想い出として考えれば非常に価値が高いとも感じます。こういった通常なら諦めねばならない状況であっても、Lightroomのようなレタッチを施すことによって救われる。そう考えると旅写真とレタッチは相性の良い関係と言えるかもしれません。

ここ数年になって、ようやくフォトレタッチ異常否定派も、過度なレタッチで派手派手写真を作る人も、だいぶ見かけなくなりました。レタッチはフィルム時代からプロの間では存在していて、それがデジタル化で一般に普及したものです。

せっかく高度なことが手軽にアマチュアでも出来るようになったのですから、もったいないのでレタッチをされたことの無い方が、ぜひ挑戦してみてくださいね。

あっ今回はこれだけでは寂しいので、きのう職場の近くで撮った写真を1枚。

CASIO エクシリムEX-10

桜の花はほとんど終わっていたので葉を主役にして撮ってみましたよ。ちなみにこの写真はレタッチは一切なしでJPEG撮影の撮って出しですよ。みなさんも是非、毎日スナップを撮ってくださいね。

ではまた!





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