ツーリング写真<初級>小学1年生でも分かる露出解説2

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究極のツーリング写真 touring-photography.com を見ている良い子のみんな!宿題やったか?

じゃ出欠をとるぞ!1番 ニールマッケンジー 「はい!」 2番 フランコウンチーニ 「はい!」 3番 コークバリントン 「はい!」 4番 ランディマモラ 「はい!」 こらこらマモラ君、椅子にちゃんと座りなさい、片足がステップから離れているぞ。ったく。5番 新沼賢治 「はい!」ってこらニールじゃねぇ!間違えんなよ。

今日は昨日の続き、小学1年生でも分かる露出解説の続きだよ!

きのうの授業を休んじゃった子は先にここを見てね。

きのうの授業で露出狂のオジさんの話…じゃなかった!露出とは絞り羽君とシャッター速度君で決まるんだ、という話は分かったかな?絞り羽君は写真に奥行きを作って、そのボケ具合を君が調整すること、シャッター速度君は写真にスピード感を出したり、瞬間を写したり写真に時間を与えることなのは分かったよね。

今日はカメラの感度のお話と、カメラのコンピューターが決めてくれた露出のお話だ。




それじゃ、まずは感度のお話からいってみよう。

感度はその言葉のまんま。ちょっと叩いただけで大泣きする子いるよね?本当に痛かったのか泣き虫なのか、どっちか分からんけど前者だった場合はきっと敏感ちゃんなのだろう。むかし先生のお友達で頭にマイナスドライバーが刺さったまま、気が付かないでバイクのタイヤ交換してたヤツがいたけど、そいつはたぶん鈍感ちゃんだ。

カメラの中にある真っ暗な箱、そこにあるCMOSやCCDといったイメージセンサーは暗い場所で撮りたい時に敏感ちゃんにできるんだ。

この写真を見て!真夜中の道路で撮った写真だ。当然、真っ暗でおばけが出そうなんだけど、シャッター速度ちゃんは何と15秒。お風呂の中に顔を付けて15秒、がまんできる??絞り羽ちゃんはこのレンズの開放(つまり一番でかい穴ポコ)F2.8だよ。真っ暗で写真をちゃんと撮るんだからね、これくらいしないと光が足りないんだ。

敏感ちゃんを調整できる感度ってのはISOの付く数字で決めるんだ。普通はISO100。例えば夕方とか少し暗くなったらISO400、お部屋の中でお友達のお誕生日会とかの写真ならISO800とか、そういった具合に暗いほどISO感度の数値をあげて敏感ちゃんにしてやるんだ。

開放でも暗いならシャッター速度ちゃんをゆっくりにすれば?いやいや、動いているものがあったり三脚を持っていなかったりしたら、シャッター速度ちゃん遅くできないでしょ?そんな時にISO感度ちゃんをあげてやるんだよ。

ちなみにこの写真の場合はISO2000だ!

「すげぇ~じゃいつもISO2000で撮ればいいんじゃね?」コラコラ、マモラ君そうではないぞ!ISOはやたら上げてしまうとノイズが出てしまい、ザラザラしたような汚い写真になってしまう。だから普段はなるべく100とか低くしておいて、仕方ないときだけ上げるんだ。分かったな?

次はカメラが決めた露出のお話だ

カメラっていうのはコンピューターが入っていて、評価測光機能というすごく便利なモノがあるんだ。簡単に言ってしまうと、その場所で一番ちょうどいい露出を勝手に計算してくれるんだ。例えば絞り優先モードで君が「よしここはF5.6で撮るぞ」と決めたら、あとの露出(つまり最終的な写真の明るさ)はシャッター速度で決めることになるよね?ではF5.6に対して、その撮影現場での適切な明るさとはシャッター速度でいくつなんだろう???1/125秒?1/100秒?1/80秒?

これを決めてくれるのが評価測光だ。逆にシャッター速度優先モードの時も同じでその時は評価測光で適切な絞り値を決めてくれる。

が…しかしだ!

いくら優秀なコンピューターでも信用してはいけない。君が期待していた通りに露出が決まるのは昼間の単純な景色のときくらいだ。この評価測光野郎はちょくちょくミスってくれやがるんだ。例えば黒色のものは暗いと判断し明るくしやがる、逆に白色のものは明るいと判断し暗くしやがる。評価測光を正確にやらせるために、測り方を全体の平均にしたり、中央を重点に測ったりと色々あるが、基本的に評価測光は100%ではないんだ。

そもそも、君が被写体の魅力に心を打たれ、わざと暗めに撮りたいとか、あるいは明るく撮りたいとなったとき、コンピューターなんぞに君の気持ちや夢なんぞ分かるわけもない!そうだろう?マモラ?




この写真を見てくれ。暗いだろう?暗く撮ったんだ。その方がこの場所の写真として似合っていると思ったし、この写真を見てくれる誰かに、こんなムードで伝えたかったんだ。でもそんなことどうせカメラのコンピューターには分からないから、評価測光は使わなかったよ。絞りもシャッター速度もISO感度もぜんぶ自分で決めた。これがマニュアルモードだ。みんなも上級生になったらやってみてね。

 

次にこの写真を見て。ちょっと明るすぎじゃないかって思うでしょ?でもいいの、こうゆう風に撮りたかったんだ。お花がいっぱい咲いて夢の世界みたいじゃん。この時は絞り優先モードで撮った、つまりカメラに評価測光してもらったよ。でも案の定、期待していたイメージから大外れだったよ。そんなとき大抵のカメラには露出補正といって+-と目盛のあるとこが付いている。みんな、自分のカメラを確認してみて。この露出補正でこの時は+1.0 つまりもっと明るくしやがれバカヤロウと補正してやったんだ。なあマモラよ。

みんな、これから写真の勉強をしていくと「適正露出」なんて言葉を聞くときがくる。でもそんなのはク○くらえだ。適正露出とは商品のカタログの写真や免許証に使う証明写真に使うような言葉だ。

その露出が正しいかどうかは、いつだってみんなの心の中だ。その心の中の露出計を正確に保つには、どんな作品にするか、どんな風に伝えたいかを明確にすることなんだ。難しそうだろう?そう、実はここが一番難しいところなんだ。

順番がおかしいだろう??どんな作品にしたいか、どんな風に伝えるかなんて上級者の話だ。それに絞りの時に話した近くの物を構図に入れて奥行きを出そう、なんて話も1年生にはできっこない。

それなのに多くの写真学校や教科書には、絞りだの露出だのが最初に教わることとして書かれている。順番が変なんだよね。

まずは被写体を見つける目やその魅力を探る目、そしてよく動く足を身につけて構図を作れるようにしようね。それができてから露出を学べばいいんだ。マモラなら分かるよな?

じゃ、今日の授業はおしまい。

 





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2 thoughts on “ツーリング写真<初級>小学1年生でも分かる露出解説2”

  1. いやはや、改めて文章で読んでみますと
    そうだよな~ そうだったんだよな~
    と思いだす事も多いです

    デジタル一眼をお持ちの方も多くいらっしゃいますが
    わりと多くの方はプログラムオートで撮られているのかな?
    とも思います せっかく一眼買ったけど、コンデジと変わらない気もする~ 感じている方もおられるのではないでしょうか、、

    ほんの、ほんのちょっぴりだけでも立澤さんのおっしゃる様に試してみたら、かなり嬉しいツーリング写真が取れるんんだろうな~♪
    と感じます
    ぶっちゃけ、50mm撒き餌レンズを手に入れ、開放で撮るのが
    手っ取り早く幸せになれる方法だとも思いますが(汗)

    そう言えばデジタルを導入して以来 被写体を見て、露出補正を素早く決める技術、、、 失くしちゃったなぁ
    リバーサルの時は「1枚入魂!!」で撮っていたんですが
    ま、いいか(^O^)

    ではまた!

    1. ぼんぼんさん、嬉しいコメントありがとうございます。
      確かに多くの方はプログラムオートで、しかも露出補正すら使っていない人もおられるようです…
      それとは逆に絞りやシャッター速度の理屈を知識として詰めて、それが実際の写真に結び付かないことに
      きっと困っている方がいるのでは…?と思い書いてみました。

      しかし、こういった投稿は実は私自身の為に書いているというのが本当のところでして。
      勝手な持論なのですが、誰かに分かりやすく説明できないと自分も理解していないのと同じ…と考えています。
      事実、この投稿で小学1年生に教えるように説明を作るのに結構苦しみました…

      50mm撒き餌レンズも多くの人が所有はしていても、ちゃんと使えない人は実は多いかもしれませんね。
      コンデジ時代にズームの使い方を間違った意味で慣れてしまい、単レンズであることに不便さを感じてしまう…
      ヤフオクとか見ていると全く使ってなさそうな中古の撒き餌レンズが結構ありますよね(^^;

      フィルムでの1枚入魂!う~ん私は結局挫折しました(^^;
      去年の夏の北海道でEOS7sにプロビアを入れて挑戦したのですが
      良いのは撮れなかったですねぇ… 今でもリバーサルで撮っている方は尊敬に値します。

      またお気軽に遊びにいらしてください~

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