ツーリング写真<初級>小学1年生のための露出解説1

究極のツーリング写真 touring-photography.com を見ている良い子のみんな!いよいよ4月から1年生だね。

1年生になったらオートバイ遠足やオートバイピクニックがあって、写真を撮ることが多くなるよ!カメラのことは学校の先生も教えてくれるけど、きっと難しく感じるから今日は究極のツーリング写真で先にお勉強しちゃおう~。

カメラは電源を入れてシャッターを押せば、誰でも簡単に写真が撮れちゃうけど、芸術的なすごい写真っていうのはそう簡単にはいかない。まずはみんなが最初に難しいと感じる露出のお話だよ。

みんなが目でみている現実の風景は言ってみれば3次元の動画だね。でも写真にしちゃうと2次元の静止画だ。つまり奥行きと時間が失われてしまうのが写真だ。当たり前のようで誰も気にもしていない部分だね。この失われた奥行きと時間を取り戻してあげるのが良い写真を作る1つの方法なんだね。もちろん他にも大事なことはいっぱい有るけど!

露出というのは難しい言葉に聞こえるけど、夜に公園でコート1枚だけ着ている狂ったオジさんの「露出」と意味は同じだよ。なぜならカメラの中は真っ暗な箱になっていて、その中にあるCMOSやCCDといったセンサー、昔のカメラならフィルムに外の光をどれだけ露出させたかってことなんだ。狂ったオジさんは露出させた瞬間におまわりさんに捕まるけどね。





つまり露出ってのは簡単に言ってしまえば写真の明るさだよね。でも写真を撮る場所は明るいところもあれば夜みたいに暗いところもあって色々だ。明るいとこならチョビット露出すれば十分に明るい写真になるよ。でも暗いところはいっぱい露出させてあげないと真っ黒な写真になっちゃうんだ。

カメラの中は真っ暗な箱になっているけど、外の光を入れる場所があるんだ。まずはレンズ、このガラスの丸い玉から外の光が入ってくるんだ。レンズの中には絞り羽といって、中央に穴ポコがあいてるよ。この穴ポコの大きさは君の好きな大きさに調整できるんだよ。

そしてレンズと真っ暗な箱の間にはシャッターがあるんだ。お店屋さんや車庫のシャッターと同じで開いたり閉ったりするんだ。

カメラのシャッターボタンを押すと「カシャ」って音がするよね。あれはシャッターが開いて閉まったときの音。外の光をレンズを通してカメラの中に取り込んだ音ね。シャッターが開いている時間も君が好きなように調整できるよ!

僕たちが目でみている全ての物は光が元になっているんだ。カメラで撮る写真も同じで光を取り入れて写真にするんだよ。

真っ暗なカメラの中にどれだけ外の光を入れてあげるかが露出なのは分かったよね?そして光を取り入れる役割をしているシャッター君と絞り羽君、この2つは大事なので覚えよう!シャッター君を開けている時間も、絞り羽くんの穴ポコの大きさも、君が好きなように調整することができるし、どちらか片方だけをカメラのコンピューターに任せることもできるよ。

でもシャッター君と絞り羽君の両方をカメラのコンピューターに任せるのはやめようね。最初は絞り羽君を君が調整して、シャッター君の開いている時間をカメラにお任せする方法がお勧めだよ。絞り優先モードっていうんだ!覚えてね。

次にシャッター君と絞り羽君のそれぞれの役割を教えてあげるね。

まずはシャッター君だ。シャッター君は開いている時間が長ければ、たくさんの光を入れることができる。一瞬しか開いてなければ少しの光だ。夜に公園にいるコートのオジさんならコートを「バッ」と左右に開いていた時間だね。

シャッター君は最初にお話した2次元の静止画である写真が失ってしまった「時間」を取り戻すことができるんだ。

この写真を見てごらん。電車がぶれてスピード感がある、つまり写真に時間を与えたんだね。ちなみにシャッターが開いていた時間は1/30秒で、これはけっこう長い間シャッターが開いていたことなんだ。シャッター速度と言うので覚えてね。遅いシャッターで撮る時はカメラを持っている手が動いてしまうと、手ぶれといって良い写真にならない。そんな時は三脚を使おうね。

もちろん、この写真とは逆にシャッター速度を早くして「瞬間を表現する」ことも出来るよ!シャッター速度を選ぶことは写真に時間を与えること、カメラの撮影モードでシャッター速度優先モードというのがあるから、これを使うんだ。シャッター速度覚えてね。




次に絞り羽君のお話だよ!絞り羽君は穴ポコを大きくすれば、たくさんの光を入れることができる、小さくすれば光はチョビットだ。だから星空の写真を撮る時なんかは暗いから目いっぱい穴ポコを大きくしようね。これを絞り開放と言うんだ。

絞り羽君は穴ポコの大きさを小さくすると近い所から遠い所まで、ピントが合う範囲が広いんだ。逆に穴ポコを大きくするとピントが合うところは狭い、他の部分はぼやけるんだね。これを被写界深度って言うんだ。テストに出るかもよ!

算数のお勉強をする前でちょっと難しいけど絞り羽君の穴ポコの大きさはF値とも言うんだ。F値はカメラやレンズの種類によって色々だけど数値が小さいほど穴ポコは大きく光はたくさん、数値が大きいほど穴ポコは小さく光はちょびっとだよ。ちなみにヒトの目はF1.0だよ。

この写真を見て。手前に松の木があるでしょ?この写真ではいかにも日本の海の風景という感じにしたかったんだ。だから松がちゃんと見えるのが大事だったので、あまりボヤけないよう絞り羽の穴ポコを小さく、F10にしてみたんだよ。こうやって構図の中に近いものを入れて奥行きをつくるんだ。そんな時にボケ具合を調整するのが絞り羽君だ。

この時、気をつけなきゃいけないのは松をボカし過ぎない為に穴ポコを小さくしたのは良いけど、それだと光がちょっとしか入ってこない。足りない光はシャッター君に頑張ってもらうんだけど、たくさん光を入れるために遅いシャッターになるから、ブレちゃうのに気をつけようね。

この写真の時も、ほんとうはもっと絞ってF22とかにしたかったけど、お空にトビが飛んでいるでしょ?そんなに絞るとシャッター速度君が遅くなっちゃって、飛んでいるトビがぶれちゃうんだ。だから中間をとってF10にしたんだ。

絞りは写真が失ってしまった奥行きを取り戻すのに、近くのものを構図に入れてあげて、それのボケ具合を君の好きなように調整するんだ。だから構図を練習してから挑戦することだからね。

絞り羽君を君が自由に変えられるのはカメラのモードでは絞り優先モードだ。最初にこれがみんなにオススメだよ!と言ったのはツーリング写真を撮るなら、まずは構図をうまくなってボケ具合を調整できるようになろうねって意味なんだ。

今日はもう給食の時間になっちゃったから、続きは明日の授業ね!給食当番のみんなはカッポウ着に着替えて給食室にいってね~

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