ツーリング写真<中級>最強に光輝くスポットを狙え

Pocket

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまはお医者さんに相手にもされない病気にかかったことありますか?

私は若い頃から割と最近に至るまで酷い病気にかかっていました。それは「いつも腕時計が欲しい病」です。二十歳くらいから発症して最初は機械式のクロノグラフを買うぞ!と当時の給料2カ月分をはたいてBRITERINGのクロノマットを買いました。その後、20年くらいにわたり機械式クロノグラフをメインにいろんな腕時計を買いました。

単に物欲やステイタスで買ったのではなく、機械の虜になってしまったのです。脱振機の音色やローターの回る感触など、クオーツに比べれば精度に劣るはずの機械式なのに、なにかこう肌につけていると高精度な複雑機械のパワー、時計職人のスピリッツをもらっているような感覚に魅了されていました。

しかしそんな「腕時計が欲しい病」もここ数年、どっぷり写真をやっていたら関心が薄れて、気が付くと不治の病と思われた病気が完治したようでした。写真をやるとこんな良いこともあるんですね!ちなみに20年以上前に最初に買ったクロノマットは今でも持っていますよ。




さて前置きが長かったですが今回は中級ツーリング写真の解説として、林道のような緑が生い茂っている場所での光の使い方についてです。

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/125 ISO250

こちらの作品をご覧ください。千葉県鴨川市にある嶺岡中央林道で撮影した1枚です。ここ嶺岡山地は千葉県最高峰である愛宕山(標高408.2m!低っ!)を内包する低山地帯で、そのほぼ稜線を貫く嶺岡林道は、かつてダートでしたが舗装されて久しくライダーの姿もほとんど見かけなくなりました。

この写真の撮影時間はお昼の陽の高い時間帯です。一般に風景写真では陽の高い時間帯は写真撮影に向かないと言われますが、このようなシチュエーションに限っては陽の高い時間帯の方が、真上から強い太陽光が差し込んでスポットライトのような局所的なライティングが可能になります。

特にモデルの肩周辺の輝き具合に注目してください。このように輝かせるには周辺の明るさに対して強く光の当たっている場所を選びます。R1200GSにも同じように強い光が当たっていますが、白色の外装や金属製のパーツなどは反射率が高いため特に強く光り、この場合は白トビしてしまいました(もちろん気にする必要はありません)。

こういった場所で撮影するとき、最初にバイクを停める場所、つまりどこで撮るのか?が非常に重要です。しかし決して難しいことは何もありません。地面をよく見て最も陽が当たっている明るい場所を選ぶのです。




この写真を見て多くの人は第一印象に「光」の存在を挙げると思います。この写真の主役は光です。厳密に言うと光が当たっている空気であり、空気中の微細な塵や水分などに光が当たっている様子です。私はこのようなシチュエーションをよく光が溜まりこんでいる空間と呼んでいます。

このような光の溜まり込んだ空間は標準レンズや広角レンズではあまり表現できず、望遠レンズを使うことによって、このような独特の霞み具合で光を表現できます。望遠レンズは景色を圧縮する効果がありますが、カメラの場所から被写体までの長い距離に存在する空気、光をも圧縮するので、このように効果的になるのです。

ところでこの写真は先日、新たに買い替えたEOS6D mark2で撮った写真なのですが、画質については申し分なく(当たり前ですが)、インターバルタイマーについてもEOS1Dxの時はリモートレリーズTC80-N3をカメラに接続して使用していましたが、EOS6D mark2なら内蔵されているので少しのボタン操作で簡単に行うことができました。

またEOS6D mark2にはGPS機能もあるので、今回のように特に目印になるものが写真にないような場所については重宝する機能です。撮影した直後なら、この写真がドコなのか覚えているものですが、何年か経ってから撮影地がどこなのか?知りたくなってもなかなか分からないものです。しかしGPSのログデーターが残っていればLightroomで簡単に地図上に撮影地を表示することが可能なんです。

この写真のGPSデータをLightroomの地図に表示させたところ。

今回も長くなってしまいましたが…林道のような場所で光が上から差し込んでいたらシャッターチャンスです!地面を良く見て光の当たっている場所にバイクを停めて撮影してみましょう~!というお話でした。

ではまた次回!





にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

↓↓↓撮影地↓↓↓

千葉県鴨川市 嶺岡中央林道

2 thoughts on “ツーリング写真<中級>最強に光輝くスポットを狙え”

  1. 嶺岡中央林道、、 昔は時折行きましたよ
    超々フラットダートだった様に思います
    稀~に砂利を敷きたてな時もあり、その時だけは走りづらくなってずいぶん面白かったです(笑)
    今の房総はショートのゲロ、アタック愛好家がちらほらいらっしゃいますね

    機械式時計は”小宇宙”なんて言ったりしますよね
    永久カレンダーとか萌えます♪ アキュトロンも個人的には好きです♪
    (どちらも持っていませんが、、)

    と、今回はお写真コメではなく、他愛のないコメントで失礼します

    1. ぼんぼんさん、嶺岡中央林道いかれてましたか!?
      私は何となく覚えてはいるのですが、どんな感じだったか記憶に残っていないです…
      フラットダートならビッグオフでも楽しめたでしょうね…ほんと惜しいです。
      房総の今のオフローダーは…ほんと皆さんすごいところ走っていますよねぇ。
      もう林道と言うより獣道!
      アキュトロンは私も大好きな時計でした(^^)買っちゃう一歩手前までいきましたよ~
      今はもうセイコー、オリエント、カシオと日本メーカーで落ち着きましたが(^^;
      またお気軽にコメントくださいませ~!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です